インスティテューショナル・インベスター・リサーチ、2021年アジアエグゼクティブチーム・ランキングを発表


各賞出揃う - 中国本土の14社と、その他アジア地域の12社が各セクターの少なくとも4つのカテゴリーで1位を獲得 
優れたIRプログラム、ESG、エグゼクティブリーダーシップ、新型コロナ対応において各社が1位を獲得

香港発, July 01, 2021 (GLOBE NEWSWIRE) -- 本日、インスティテューショナル・インベスター・リサーチ (Institutional Investor Research、II Research) は、コーポレートガバナンスの遵守と企業への投資の促進に優れた、アジアの主要なCEO、CFO、IR担当者、IRプログラムを評価する、第11回アジアエグゼクティブチーム調査の結果を発表した。上記の各カテゴリーにおいて計116社が優秀企業に選ばれ、その中からさらに46社が最優秀企業に選ばれた。

今回の調査には、投資家や、投票権を有する1,285社のポートフォリオマネージャーとアナリストが総勢4,084人参加し、18のセクター全体で計1,438社の企業と2,690名の個人がノミネートされた。推定で18億6,300万ドル (約204兆9,300億円) のアジア (日本を除く) 関連株の運用にあたるバイサイド企業1,178社から3,503名の担当者と、セルサイド企業107社から581名のアナリストが投票に参加している。

各社は、財務情報の開示、サービスおよびコミュニケーション、 新型コロナウイルスへの対応、ESGなど主要分野において高い評価を受ける。CEOとCFOの属性が追加されたことで、これら役職への票数が増加した一方で、より厳密な審査となった。

調査結果の注目点

2021年は、アジア太平洋地域全体の結果とは別に、中国本土、その他アジア地域 (中国本土を除く)、中小型株セクターを対象とした結果が個別に発表された初めての年となった。時価総額が100億ドル (約1兆1,000億円) 以下の企業は、中小型株に分類される。

各賞を受賞した企業を以下にご紹介する。各社は、2021年アジアエグゼクティブチーム調査の各セクターにおいて、ベストCEO、ベストCFO、ベストIRプロフェッショナル、ベストIRプログラム、ベストESGの5つのカテゴリーのうち、4つのカテゴリーの総合ランキングで1位を獲得している。

総合結果

招商銀行 (China Merchants Bank Co.)(中国) (銀行)、チャイナ・リソーシズ・ビール ​(ホールディングス) (China Resources Beer (Holdings) Co.)(中国) (消費者向け/必需品)、中国聯合通信 (China Unicom)、(香港) (通信)、チャイナ・ヨンダー・オートモービル・サービシズ・ホールディングス (China Yongda Automobiles Services Holdings) (中国) (自動車・自動車部品)、エバー・サンシャイン・ライフスタイル・サービシズ (Ever Sunshine Lifestyle Services) (中国) (不動産)、インフォシス (Infosys) (インド) (テクノロジー/ITサービス&ソフトウェア)、クンルン・エナジー (Kunlun Energy Co.)(中国) (電力)、サニー・オプティカル・テクノロジー (グループ) (Sunny Optical Technology (Group) Co.)(中国) (テクノロジー/ハードウェア)、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング (Taiwan Semiconductor Manufacturing Co.)(台湾) (テクノロジー/半導体)、テンセント・ホールディングス (Tencent Holdings)、(中国) (インターネット)、トップスポーツ・インターナショナル・ホールディングス (Topsports International Holdings) (中国) (消費者向け/販売)、ウーシー・バイオロジクス (WuXi Biologics) (ケイマン) (中国) (ヘルスケア・医薬品)、シンイー・ソーラー・ホールディングス (Xinyi Solar Holdings) (中国) (産業)、ZTOエクスプレス (ZTO Express) (ケイマン) (中国) (運輸)

このうち、5つのカテゴリーすべてで1位を獲得した企業は次のとおりである:

エバー・サンシャイン・ライフスタイル・サービシーズ (中国)、クンルン・エナジー(中国)、サニー・オプティカル・テクノロジー (グループ)(中国)、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(台湾)、ウーシー・バイオロジクス (ケイマン) (中国)、シンイー・ソーラー・ホールディングス (中国)、ZTOエクスプレス (ケイマン) (中国)

中国本土

招商銀行(銀行)、チャイナ・リソーシズ・ビール( ホールディングス)(消費者向け/必需品)、中国聯合通信 (香港) (通信)、チャイナ・ヨンダー・オートモービル・サービシズ・ホールディングス (自動車・自動車部品)、エバー・サンシャイン・ライフスタイル・サービシズ (不動産)、ホワ・ホン・セミコンダクタ (Hua Hong Semiconductor) (テクノロジー/半導体)、ホワズー・グループ (Huazhu Group) (娯楽・宿泊)、クンルン・エナジー(電力)、サニー・オプティカル・テクノロジー (グループ)(テクノロジー/ハードウェア)、テンセント・ホールディングス (インターネット)、トップスポーツ・インターナショナル・ホールディングス (消費者向け/販売)、ウーシー・バイオロジクス (ケイマン) (ヘルスケア・医薬品)、シンイー・ソーラー・ホールディングス (産業)、ZTOエクスプレス (ケイマン) (運輸)

このうち、5つのカテゴリーすべてで1位を獲得したのは次の企業である: エバー・サンシャイン・ライフスタイル・サービシーズ、ホワズー・グループ、クンルン・エナジー、サニー・オプティカル・テクノロジー (グループ)、ウーシー・バイオロジクス (ケイマン)、シンイー・ソーラー・ホールディングス、ZTOエクスプレス (ケイマン)

その他アジア地域

AIAグループ (AIA Group) (香港) (保険)、バンコク・ドゥシット・メディカル・サービシーズ (Bangkok Dusit Medical Services) (タイ) (ヘルスケア・医薬品)、バーティ・エアテル (Bharti Airtel) (インド) (通信)、BOCアビエーション (BOC Aviation) (シンガポール) (運輸)、DBSグループ・ホールディングス (DBS Group Holdings) (シンガポール) (銀行)、ヒーロー・モトコープ (Hero MotoCorp) (インド) (自動車・自動車部品)、インフォシス (インド) (テクノロジー/ITサービス&ソフトウェア)、JSグローバル・ライフスタイル (JS Global Lifestyle Co.)(香港) (消費者向け/必需品)、リンク不動産投資信託基金 (Link Real Estate Investment Trust) (香港) (不動産)、ネイバー (NAVER Corp.)(韓国) (インターネット)、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(台湾) (テクノロジー/半導体)、タタ・パワー (Tata Power Co.)(インド) (電力)

このうち、5つのカテゴリーすべてで1位を獲得したのは次の企業である: AIAグループ (香港)、バンコク・ドゥシット・メディカル・サービシーズ (タイ)、BOCアビエーション (シンガポール)、ヒーロー・モトコープ (インド)、JSグローバル・ライフスタイル(香港)、リンク不動産投資信託基金 (香港)、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(台湾)

中小型株

アケソ (Akeso) (中国) (ヘルスケア・医薬品)、BOCアビエーション (シンガポール) (運輸)、チャイナソフト・インターナショナル (ChinaSoft International) (中国) (テクノロジー/ITサービス&ソフトウェア)、チャイナ・ヨンダー・オートモービル・サービシズ・ホールディングス (中国) (自動車・自動車部品)、エバー・サンシャイン・ライフスタイル・サービシズ (中国) (不動産)、ファー・イーストーン・テレコミュニケーションズ (Far EasTone Telecommunications Co.)(台湾) (通信)、恒安国際グループ (Hengan International Group Co.)(中国) (消費者向け/必需品)、JOYY (中国) (インターネット)、クンルン・エナジー(中国) (電力)、サンシティ・グループ・ホールディングス (Suncity Group Holdings) (マカオ) (娯楽・宿泊)、トップスポーツ・インターナショナル・ホールディングス (中国) (消費者/販売)、ジョンアン・オンライン (ZhongAn Online) (中国) (保険)

このうち、5つのカテゴリーすべてで1位を獲得した企業は次のとおりである: アケソ (中国)、BOCアビエーション (シンガポール)、エバー・サンシャイン・ライフスタイル・サービシズ (中国)、ファー・イーストーン・テレコミュニケーションズ(台湾)、JOYY (中国)、クンルン・エナジー(中国)、サンシティ・グループ・ホールディングス (マカオ)、ジョンアン・オンライン (中国)

明らかになった新たな動向

  1. バイサイド票の急増 

    今年は、調査に参加した投資家とアナリストの数が増加している。バイサイドの投票者数は、前年比で80%以上増加している。
  2. アジアで現在注目を集めるセクター 

    今年は、消費者向け/販売、不動産、消費者向け/必需品の各セクターが最も注目を集めた。
  3. 地球の反対側や東南アジア全域からの関心の高まり 

    米国を拠点とする投票者の数が前年比で250%増加し、24州からの投票があった。米国以外では、オーストラリア、インド、ASEAN諸国を拠点とする投資家の参加が大幅に増加している。一方、今年の調査では、中国のバイサイドの投票者の割合が前年の36%から24%に減少している。
  4. バイサイドとセルサイドとの見解の違い 

    今年は、投資家とセルサイドのアナリストが幅広くエグゼクティブと企業を選出している。

アジア (日本を除く) 担当コマーシャル・リードのカービン・リー (Carvin Lee) は次のように述べている。「今年の参加者の増加にほっとしています。このことは、競争の激しい資本市場において、投資家の関与がいかに重要かを証明するものです。今年の結果を通じて、パンデミック下において投資家を支援するための効果的なリーダーシップを発揮し、卓越したIRを実践した経営陣が評価され表彰されています。」

注: 総合、中国本土、その他アジア地域の最優秀企業の名誉を獲得するには、総合、バイサイド、セルサイドの各ランキングにおいて5つのカテゴリー全体で15ポイント以上の加重スコアを獲得する必要がある。各カテゴリーの1位には3ポイントが、2位と3位にはそれぞれ2ポイントと1ポイントが付与される。

中小型株 (SMID) に関しては、最優秀企業となるには9ポイント以上の加重スコアを獲得する必要がある。

受賞者の一覧については、こちらを参照されたい: www.institutionalinvestor.com/research/11071/The-All-Asia-Executive-Team.

マーケティングライセンス

インスティテューショナル・インベスターは、調査および表彰に関するすべてのロゴの著作権を保有する。インスティテューショナル・インベスター・アワードまたはアワードロゴの活用や、2021年アジアエグゼクティブチーム・ランキングでの自社の獲得順位のウェブサイトコンテンツや広告、通知文、マーケティング資料などでの公表に関しては、当社までお問い合わせされたい。詳しくは、 marketing@iiresearch.comまで。

@Institutional Investor Researchのタグを使用すれば、ソーシャルメディア全般で順位をご公表いただける。

ベンチマークデータおよびIRの認知に関する分析

内外へのマーケティングにおける調査データの活用法や、調査データのより詳細な分析については、インスティテューショナル・インベスター・リサーチのアジア (日本を除く) 責任者カービン・リーまでお問い合わせされたい。電話: +852 2912 8035、メール: carvin.lee@institutionalinvestor.com.

報道関係者向けの問い合わせ先

サリー・サヴェリー (Sally Savery)、 インスティテューショナル・インベスター・リサーチ、マーケティングディレクターSally.savery@iiresearch.com

インスティテューショナル・インベスターについて

インスティテューショナル・インベスターは、50年以上にわたって、革新的なジャーナリズムと鋭敏な文章により、世界中の読者に向けて必要不可欠な情報を提供し、世界有数のメディア企業の中でも突出した地位を確立してきた。1972年以降、当社では、独自のベンチマーク調査とランキングを世に送り出すことで高い評価を受けるとともに、セルサイドと企業の業績に関する独自のフィードバックを提供している。当社は、投資コミュニティの3つの側面すべてに関する定性的な市場情報の独自の検証ソースとして、最初の選択肢となることを目指すと同時に、ヨーロッパ、アジア太平洋、米国、ラテンアメリカにまたがるグローバルな存在感を維持している。