Triller Inc.、今後の上場に関連してGlobal Emerging Markets (GEM)から3億1,000万ドル(約448億1063万円)の株式調達を予定

同社は第4四半期初めに「ILLR」というシンボルで上場する予定


ロサンゼルス, Oct. 01, 2022 (GLOBE NEWSWIRE) -- Triller Inc.(以下「Triller」)とGEM Global Yield LLC SCS(「GGY」)は本日、GEM(本社ルクセンブルクのプライベート・オルタナティブ投資グループ)から、株式引受ファシリティ形式で、3億1,000万ドル(約448億1063万円)にのぼるバインディング投資を受けたと発表した。今回の契約に基づきGEMは、Trillerに対し、Trillerが普通株式の上場をおこなった後、36ヶ月間、最大3億1,000万ドルの自己資本を提供する。

Triller側は、3億1,000万ドルの全額を振出す義務を負わないが、同社の裁量によって、その一部または全部を振出すことが可能である。Trillerは、すべてのドローダウンする時機と金額の両方を制御し、ファシリティから引き下ろされた毎回のドローダウンについて、GEMに対して株式の発行をおこなう。Trillerはまた、双方企業間の利益をさらに一致させるようGEMに対してワラントを発行する。

Trillerは先月、米国証券取引委員会にプライベートS-1を提出して、今回のファシリティ終了と同時に最終的なS-1になると予想されるものを提出している。見込みとしては、取引は2022年第4四半期初頭に開始される。

「Trillerは多大な成長を遂げています」とTrillerCEO兼会長であるマヒ・デ・シルバ(Mahi de Silva)氏は述べている。「当社が創業した2019年当初は、収益ゼロの会社でした。しかし現在、今年の売上については、収益1億ドル(約144億5295万円)を上回る方向に進んでいます。Trillerアプリはダウンロード3億5000万回超えであり、数十におよぶ世界最大のブランドや、クリエーターコミュニティ全体を騒がす数千のトップアーティストと協働しています」

Trillerには10にのぼる事業ラインがあるが、そのうちの8事業は、損益分岐点または収益性があり、四半期あたり7億5,000万件のインタラクションを実現しており、それぞれの事業が同社にとって、将来的に収益につながる取引をおこなっている。

GEMから受ける資本注入により、Trillerはクリエーターコミュニティ向けのツールボックスを強化し、短期的には損益分岐点または収益性を達成するために追加の買収を行うことが可能になる。3億1,000万ドルの株式ファシリティを全額活用した場合を仮定すると、Trillerは6億ドル(約866億6762万円)以上を調達することになり、IPO時には事実上負債がない状態になる。

「Trillerは閉鎖的なガーデンシステムの決まり事すべてを打ち破っている最中です。自社のためにシステム内にあるお金の99%を保持することによって、従来型のシステムがクリエーターとユーザーに恩恵を与えるような方向で、挑戦している最中なのです」とデ・シルバ氏は述べている。「業界がMAU、DAUなどにこれほど注力する理由は、ある企業が特定の閉鎖的なガーデンにおいて、誰かがどれくらい時間を費やすかであり、ソーシャルネットワークがユーザー、収益、ブランド、情報を「所有」していることを意味しています」

「Trillerは、そのシステムを広く開放的にしています。開放的なガーデンとして当社の目標は、クリエーターとユーザーの手に実権を取り戻し、クリエーターとブランドが直接つながることができるようにすることです。当社は、こういったコネクションを最大化するためのツールと、それぞれをうまく収益化できる方法を提供します。さらに、当社が促進するインタラクションの回数をみることは、これらの要素それぞれが、当社にとっては潜在的な取引手数料なので、当社が将来の収益を予測する上で役立つのです」

Triller Inc.について

Trillerは、クリエーター向けのAI搭載のオープンガーデン型テクノロジープラットフォームである。Trillerは、コンテンツとテクノロジーを360度ビューを使って音楽文化とスポーツ、ファッション、エンターテイメント、インフルエンサーを組み合わせることで、インフルエンサーがアプリで作成したコンテンツをさまざまなソーシャルメディアのプラットフォームに投稿することを奨励し、独自のAIテクノロジーを使ってコンテンツを提携サイトや非提携サイト、ネットワークにウイルス的にプッシュおよび追跡し、何百万人もの追加ユーザーにリーチ可能にする。それに加えてTrillerは、VERZUZ(ライブストリーム音楽プラットフォーム)、戦闘スポーツブランドであるTriller Fright ClubやTriad Combat and BKFC、Amplify.ai(主要な顧客エンゲージメントプラットフォーム)、FITE.tv(世界有数のPPV、AVOD、SVODストリーミングサービス)、Thuzio(B2Bプレミアムインフルエンサーイベントと体験のリーダー)、Fangage(クリエイターがファンを惹きつけ、コンテンツを収益化するプラットフォーム)、Julius(ソーシャルエンゲージメントやソーシャルコマースを目的としてブランドやエージェンシーをクリエイターと結びつけるプラットフォーム)を所有している。

GEMについて
Global Emerging Markets (「GEM」)(本社ルクセンブルク)は、34億ドル規模のプライベート・オルタナティブ投資グループで、パリ、ニューヨーク、バハマに事務所がある。GEMは、新興市場に焦点を当てた多様な投資手段を管理し、70カ国以上で530件以上の取引を完了している。各投資ビークルには、程度が異なる運用管理、リスク調整後リターン、流動性プロフィールがある。ファンドと投資ビークルの系列は、GEMとそのパートナーに、スモール・ミッドキャップMBO、PIPE、厳選されたベンチャー投資などへのエクスポージャーを提供する。詳細についてはこちらから。http://www.gemny.com

 

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