エンスター・グループ・リミテッドは、アリアンツの米国レガシー事業に関する11億ドルの再保険を発表


バミューダ、ハミルトン, Feb. 19, 2016 (GLOBE NEWSWIRE) -- エンスター・グループ・リミテッド (Enstar Group Limited) (Nasdaq:ESGR) は本日、同社の完全子会社の1つが、Allianz Re (アリアンツ再保険) の米国ランオフ事業ポートフォリオの再保険契約を締結したと発表した。

エンスターの子会社は、一部労災補償、欠陥工事、およびファイヤマンズ・ファンド保険会社 (Fireman’s Fund Insurance Company) が当初保有していたアスベスト、汚染並びに有害物資不法行為事業の50%に再保険をかけて、およそ11億ドル (純額) (約1,320億円) の再保険責任準備金を負担する予定である。エンスターは、アリアンツ再保険が保有する50%を含む総額22億ドルのポートフォリオについて、コンサルティング・サービスも提供する。 

この再保険取引 (規制当局の最終承認が必要) では、エンスターはおよそ1億1,100万ドル (約126億円) を再保険担保信託に移し、制限付き親会社保証も提供する予定である。エンスターが提供する支援の合計金額は、当初は2億7,000万ドル (約324億円) を上限とする。

今回の取引について、エンスターの最高経営責任者 (CEO) であるドミニク・シルベスター (Dominic Silvester) は、以下のようにコメントしている。

「業界のグローバルリーダーであるアリアンツのためにこのように複雑で大規模な再保険取引を実行できるという事実は、エンスターが提供可能なソリューションの範囲や規模を明確に証明するもので

アリアンツと引き続き協力する機会を得られたことを歓迎すると共に、この大規模な取引の構築、管理そして助言に関してアリアンツからエンスターに寄せられた信頼を大変うれしく思っています」

エンスターについて

エンスター・グループ・リミテッドとその子会社は、バミューダ、米国、英国、欧州大陸、オーストラリア、その他の海外拠点にあるサービス会社のネットワークを通じて、多角的な保険事業を買収、再保険、および経営している。エンスターは、2001年の創立以来70以上の会社やポートフォリオを買収してきた実績を持つ、レガシー買収のマーケットリーダーである。エンスターの現行のアンダーライティング事業には、スターストーン (StarStone) 会社グループ、A格付けを持ち、複数のグローバル引受プラットフォームを有するグローバルな特殊保険グループ、ロイズ (Lloyd's) の「シンジケート609」のための特殊保険および再保険業務の運営と引受を行っているアトリウム (Atrium) 会社グループが含まれる。エンスターに関する詳細については、www.enstargroup.comを参照のこと。

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