DR世界最大手EnerNOC、日本におけるデマンドレスポンス事業の商業化を牽引

高度制御型ディマンドリスポンス実証のアグリゲータ事業者として採択


アメリカマサチューセッツ州ボストン, Aug. 22, 2016 (GLOBE NEWSWIRE) -- エネルギーインテリジェンスソフトウェア(EIS)及びデマンドレスポンスソリューションの大手プロバイダーであるEnerNOC, Inc.(以下、EnerNOC)は、経済産業省の「バーチャルパワープラント構築実証事業」公募(執行団体は一般財団法人エネルギー総合工学研究所)による「高度制御型ディマンドリスポンス実証事業」(以下本DR実証という)の事業者として、エナノック・ジャパン株式会社(以下、エナノック・ジャパン)が採択されましたことをここに発表いたします。エナノック・ジャパンは2013年度から政府補助事業であるDR実証及び制度設計に関わるネガワット取引ワーキンググループ等のメンバーとして参加しており、これまで日本政府によるネガワット市場創設と設計を支援してきました。

本DR実証は、送配電事業者が電力需給の安定化にデマンドレスポンスを実際に活用可能であることを示すようデザインされています。突然の供給減少や予期せぬ需要増加による停電や電圧低下を防ぐために緊急時に発動される「予備力」としてのデマンドレスポンスに加えて、より小規模且つ短期間で発生する需給間のインバランスを解消する「調整力」としてのデマンドレスポンスの実効性を検証します。 EnerNOCの共同創設者・社長のDavid Brewsterは「この新たな実証プロジェクトは、日本で現在進行している前例のない電力システム改革をさらに一歩前進させ、日本のみならず世界の電力市場においてデマンドサイドマネージメントの重要性を確立するのに大きく寄与するでしょう」とコメントしました。

EnerNOCは、今夏から新たにネガワットポートフォリオを構築・管理し、昨年度の実績と同様、本年度も最大規模のネガワット容量と最も高い供給信頼度の実現を目指します。

EnerNOCについて

エナノック・ジャパン株式会社は、2013年に設立したEnerNOC Inc.と丸紅株式会社による合弁会社です。EnerNOCは、エネルギーインテリジェンスソフトウェア(EIS)及びデマンドレスポンスソリューションの大手プロバイダーです。予算編成・調達・光熱費管理・施設管理及び最適化・環境報告書作成・プロジェクト管理・デマンドマネジメント等の機能を備えたEnerNOCのSaaSプラットフォームは、法人のエネルギーコスト削減、リスク管理、省エネ法準拠レポート作成の簡素化を支援します。また、EnerNOCは世界最大数のデマンドレスポンスプログラムへのアクセスを提供し、大口需要家である企業には新たな収入源を、小売事業者・系統運用者には供給信頼度・費用対効果の高い需要側電源をもたらします。詳しくはホームページをご覧ください。http://www.enernoc.co.jp


            

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