サンフランシスコとアバディーン, Dec. 06, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- 石油化学業界およびエネルギー業界向けのディスラプティブ･プロセステクノロジーの開発におけるリーダー企業、シルリア･テクノロジーズ (Siluria Technologies) および、エネルギー市場や工業市場向けのプロジェクト、エンジニアリング、テクニカルサービスのデリバリーにおけるグローバルリーダーであるウッド (Wood、WG.L) は、製油所向けの「モーダス (ModusTM)」プロセステクノロジーが利用可能になったことを発表した。
本発表の写真は、http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/f391f93c-e417-4616-81b9-029299cc6eafから入手可能である。
シルリアとウッドによって共同開発された「モーダス」は、現在熱源として燃焼されている低価値の製油所オフガスを高価値の代替可能精製品にアップグレードする、対費用効果に優れた実証済みのワンステッププロセスを提供する。モーダスは収入源を拡大し、最終的には収益性を向上させる。
モーダス･プロセスは、製油所のオフガスストリームに含まれていることが多いエチレンやプロピレンなどの軽オレフィンを、90+オクタンで超低硫黄の高品質ガソリンブレンドストックに転化する、商業規模で実証済みの触媒システムに基づくものである。
シルリアの社長兼CEO、ロバート･トラウト (Robert Trout) は次のように述べている。「多くの製油所オフガスや燃料ストリームには様々な量のオレフィンが含まれ、その回収には複雑かつ高価なソリューションが必要です。その結果、これらの価値あるストリームが燃料または熱源としてだけに使用されることがよくあります。モーダスでは、これらの燃料･価値ストリームを精製品のスレートに簡単に組み込むことが可能な、より価値の高い燃料にアップグレードでして、簡素で信頼性の高いオルタナティブを提供します。」
ウッドの最高経営責任者、ロビン･ワトソン (Robin Watson) は次のように述べている。「モーダスは、製油所の継続稼働を阻害せずに、より優れた稼働柔軟性と排出物削減の可能性を含めた、複数の効果を製油所にもたらすことができます。このテクノロジーは、独自の化学転化によって製油所に価値の高い製品ストリームを提供することで、お客様にとっての価値を高めます。」
モーダスでは設備投資がほとんど不要で稼働にもほとんど影響せずに、既存の製油所の作業に組み込むことができる。標準的モジュール式設計と構造に基づくモーダスは、定期保守作業中や製品更新時に独立したアップグレードとして導入することも可能である。
モーダスは、業界標準ライセンス契約下で世界中の顧客に発売される。詳しくは、シルリア (sales@siluriatech.com) またはウッド (press.office@woodplc.com) まで問い合わせのこと。
シルリアについて
シルリア･テクノロジーズ (Siluria Technologies) は、豊富な天然ガスや低価値副産物から作られる燃料や化学薬品の商業的生産を開拓している。シルリア独自のテクノロジーは、不安定なコモディティ価格、需要供給パターンの変動、環境規制の引き締め、資本の負担の大きい転化テクノロジーなど、世界の石油化学業界の複雑な課題に応えている。シルリアの革命的な触媒とプロセステクノロジーは、ナノ素材、触媒開発、化学工学を独自の方法で組み合わせ、既存の業界インフラにシームレスに統合できる効率の良いプロセスを通じて、天然ガスをより価値の高い製品に転化させている。シルリアについて詳しくは、www.siluria.comを参照のこと。
ウッドについて
ウッド (Wood) は、エネルギー市場や工業市場にプロジェクト、エンジニアリング、技術サービスのデリバリーを行うグローバルリーダーである。60以上の国で事業を展開し、約5万5千人を雇用し、収入は110億ドル (約1兆2,400億円) 以上にのぼる。アップストリーム、ミッドストリーム、ダウンストリームの石油･ガス、化学薬品、環境、インフラ、発電およびプロセス、クリーンエネルギー、採鉱、一般工業セクターなどの多様な工業市場において、発案から廃止までのアセットライフサイクル全体でパフォーマンス主体のソリューションを提供している。技術サービスで最高の取引相手、最高の雇用主、最高の投資先になるよう努力を続けている。www.woodplc.com
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シルリア･テクノロジーズ
ベバリー･ジャーニガン (Beverly Jernigan)
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