TELUS Corporation、TELUS Internationalを介するCompetence Call Centerの買収に合意したと発表


この合併により、TELUS Internationalの規模は一段と大きくなり、同社の企業価値は約50億カナダドルに増大する

TELUS Internationalにはさらなる成長が見込まれ、新規株式公開が今後12~24ヶ月を目途に実施される可能性浮上

バンクーバー、ブリティッシュ・コロンビア, Dec. 06, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- 本日、TELUS Corporation (T-TSX; NYSE-TU) は、グローバル・ブランドのために、次世代のデジタル・ソリューションを設計、構築、提供するカスタマー・エクスペリエンス・イノベーターのTELUS Internationalを介して、同社が、顧客関係管理とコンテンツ・モデレーションに特化した、より高い付加価値のビジネス・サービスを提供する大手プロバイダー・非公開企業のCompetence Call Center (CCC) を、慣習的な買収完了条件の下、負債・純資産込みの約9億1500万ユーロ (約13億カナダドル) で買収することに合意したと発表した。

「 Competence Call Center の従業員と顧客をTELUSファミリーに迎え入れることができて光栄です」とTELUSの社長兼CEOのダレン・エントウィッスル (Darren Entwistle) は述べている。「本日の発表では、TELUSにとって重要かつ差別化成長の原動力であるTELUS International  に多大なスケールと多様性が加えられ、組織の推定企業価値は約50億カナダドルへと大幅に増加しました。合併会社の機能拡張により、TELUS Internationalブランドの代名詞ともいえる、世界的な賞賛を受けるカスタマー・エクスペリエンスと革新的なデジタル・ソリューションがさらに向上します。重要なのは、この合併が世界をリードするブロードバンド・ネットワークのカナダにおける発展と、優れたカスタマーサービスのグローバル・リーダーシップをサポートして、TELUSの財務力と運用力にプラスの影響が生じることです。さらに、Competence Call Centerの買収は、今後12~24ヶ月をターゲットとする将来の新規株式公開の可能性を生み出し、また、組織の長期にわたる継続的な成長の位置づけを確定して、TELUS Internationalの成長戦略の継続的な成功への前進をさらに強化します。」

「本日の発表は、当社の戦略的成長の過程における、明確なマイルストーンであり、これは、市場における当社の大きなモメンタムをさらに強め、また、差別化されたカスタマー・エクスペリエンスを提供し、世界中で提携している重要なブランドの新たな市場開拓機会を創出する当社の能力をさらにサポートします」とTELUS International代表取締役社長のジェフ・ピューリット (Jeff Puritt) は述べている。「合併後、TELUS Internationalの規模、業務範囲、到達範囲は、インスピレーションに溢れたチームメンバー約5万人を擁して拡大し、カスタマー・エクスペリエンス、デジタル・トランスフォーメーション、コンテンツ・モデレーション、ITライフサイクル、アドバイザリー&デジタル・コンサルティング、リスク・マネージメント、バックオフィス・サポートを、北米、中米、ヨーロッパ、アジアの20カ国の50以上のデリバリー・センターから、50以上の言語で提供します。」

1998年にオーストリアで設立されたCCCは、現在ドイツのベルリンに本社を置き、8500人を超える従業員を擁し、ヨーロッパ11カ国で受賞歴のあるサービスを提供している。CCCは、 急成長するテクノロジー、メディア、通信、小売、旅行およびホスピタリティなど、TELUS Internationalにとって主要な垂直的成長分野を中心に、業界をリードするグローバルブランドと提携している。CCCの買収により、欧州におけるTELUS Internationalの事業とクライアント拠点の大幅な多様化が生じる。CCCの機能は、TELUSとカナダの主要なワイヤレスおよび有線ブロードバンド・ネットワークを含めて、特徴的ともいえる卓越した顧客サービスを提供するTELUS Internationalの能力を強化する。

この買収により、TELUSにとって重要かつ差別化された成長の原動力であるTELUS Internationalが一段と大きくなる見込みで、収益、EBITDA (利払い・税引き・償却前利益)、フリーキャッシュフローの成長を含めて、TELUSの連結財務および営業成績をサポートする。2019年度、CCCは約4億5000万カナダドルの売上高を計上する見込みである。プロフォルマ・ベースでは、TELUS Internationalの2019年の連結年間売上高は17億5000万カナダドルを超え、EBITDAは約4億カナダドルに増加する。CCCの買収によって、直ちにTELUSおよびTELUS Internationalに売上高とEBITDAが向上し、TELUS Internationalに対するEBITDAマージンも増加する。また、合併事業の資本集約度が低いことを考慮に入れると、この取引によってフリーキャッシュフロー拡大も即時にサポートされることが期待される。

「顧客サービスの卓越性を促進するチームメンバーの育成と関与に焦点を当てた、目的を共有する2社が、それぞれの思慮深い社風を一つに合わせて前進する今日という日は、当社Competence Call Centerにとって素晴らしい日です」と、CCCのCEO、クリスチャン・レガット (Christian Legat) は述べている。「当社は、顧客を第一に考えるTELUS Internationalチームの情熱的な取り組みを共有し、顧客と当社チームの利益のために、当社の一致結束した能力のパワー、到達範囲、パフォーマンスを増幅することを目的として、1つの組織として共に前進することを楽しみにしています。」

CCCの買収は、TELUS Internationalのノンリコースクレジット機関とTELUS Corporation およびBaring Private Equity Asia (BPEA) の追加資本から融資される。この取引の一環として、CCCの上級管理職は、CCCの保有株式の大半をTELUS Internationalに再投資する。TELUS CorporationとBPEAの資本金は、それぞれ約1億6500万カナダドルと約9,000万カナダドルになる見込みである。買収終了後、TELUS Corporationは、TELUS Internationalに約62%の権益を保有する。買収には、慣習的な買収完了条件と規制当局の承認が必要となる。買収完了は、2020年第1四半期の初めとなる見込みである。

TELUSについて
TELUS (TSX:T、NYSE:TU) は、年間売上高が146億カナダドルの、ワイヤレス、データ、IP、音声、テレビ、エンターテインメント、ビデオ、およびセキュリティの諸分野で、1450万人の顧客を有する、世界をリードするダイナミックな通信および情報技術企業である。当社は世界をリードする技術を活用して、人類の優れた成果を実現している。顧客を第一に考えるという当社の長年の取り組みは、当社のビジネスのあらゆる側面の原動力となっており、カスタマーサービスの卓越性と忠誠心で、当社は際立ったリーダーとなっている。TELUS Healthは、カナダ最大のヘルスケアITプロバイダーであり、TELUS Internationalは、世界で最も確立された複数のブランドに最も革新的なビジネスプロセス・ソリューションを提供している。

「全カナダ人を永続的に接続する」という意義深く永続的な哲学を掲げ、当社の情熱的かつ社会的な目的を共有して、2000年以来、当社チームメンバーと退職者は、7億カナダドルと130万日以上の奉仕を以って当社の居住国カナダに寄与してきた。この前例のない寛大さと比類のないボランティア活動に支援されてTELUSは世界で最も社会に寄与する会社となっている。TELUSの詳細については、 telus.comをご覧ください。

将来の見通しに関する声明:

本ニュースリリースには、TELUS International,によるCompetence Call Center (CCC) の買収計画に関する説明、取引の予想タイミング、取引の予想されるメリット、統合のための計画 (CCCの予想売上高とTELUS Internationalの2019年の連結売上高、およびEBITDAに関する声明を含む)、TELUS InternationalによるIPO (株式公開) の潜在的な計画と時期、さらに、買収後のTELUS Internationalの予想企業価値など、将来の出来事に関する説明が含まれている。その性質上、将来の見通しに関する説明では、TELUSが仮定と予測を行う必要があり、固有のリスクや不確実性の影響を受ける。この買収が期待どおりに、また、このニュースリリースに記載されている契約条件に基づいて完了するかどうかは保証されない。これには、必要な規制当局の承認が得られること、予想される財務実績、または期待される取引の利益 (TELUS Internationalの企業価値の予想される増加を含む) が実現すること、または、TELUS InternationalによるIPO (株式公開) がターゲットとされる期間内に完了することなどは、保証されない。将来の見通しに関する記述が正確であると証明されないということには重大なリスクがある。このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する説明は、このニュースリリースの日付における当社の期待を説明しており、したがって、その日以降に変更される可能性がある。多くの要因により、将来の実際の出来事が、将来の見通しに関する説明と大きく異なる可能性があるため、読者は、将来の見通しに関する説明に過度に依存しないように注意する必要がある。したがって、このニュースリリースは免責事項の対象となり、TELUSの2019年第3四半期の経営陣の議論と分析、2018年の年次報告書、および、カナダ(sedar.comのSEDAR)と米国 (sec.govのEDGAR) の証券委員会に提出された、その他の、TELUSが一般に公開した文書、書類で言及されている、仮定、資格認定、リスク要因によって、制限される。法律で義務付けられている場合を除き、TELUSは将来の見通しに関する説明を更新または改訂する意図または義務を否認する。

さらに詳しい情報については、以下にお問い合わせください:

TELUS Media Relations (TELUSメディア対応)
François Gaboury
(438) 862-5136
francois.gaboury@telus.com 

TELUS Investor Relations (TELUS投資家対応)
Robert Mitchell
(647) 837-1606
ir@telus.com

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1 オーストリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、フランス、ドイツ、ラトビア、ポーランド、ルーマニア(TELUS Internationalが既存のサイト (複数)を有する)、スロバキア、スペイン、スイス、トルコ。