コースト・オートノマス、「ビッグフット」自律型配送車で最高の安全性を達成するための最も信頼性の高いソリューションとして、レダーテックのソリッドステートLiDAR技術を選択


ケベックシティおよびカリフォルニア州パサデナ発, July 28, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- 自律走行型車両と先進運転支援システム用の環境センシングシステムの業界リーダーであるレダーテック (LeddarTech)®は、コースト・オートノマス (COAST Autonomous) がテキサス州ブラケットヴィル近郊のキニー・カウンティー・レールポート (KCRP) で自律型配送車 (ADV) に初めてレダー・ピクセル (Leddar™ Pixell) を導入したことを祝している。KCRPは、ハーバー・レール・サービス・カンパニー・オブ・カリフォルニア (Harbor Rail Services Company of California) が営んでいる数カ所の鉄道操車場の一つである。コースト・オートノマスは、このプロジェクトのために、車両周囲を360度カバーできるレダーテックのレダー・ピクセル (Leddar Pixell) コクーン (Cocoon) LiDARを採用した。

自律型運転業界のベテランによって設立されたコースト・オートノマスは、同社の安全性を高めることができるレダーテックのテクノロジーを採用した。レダーテックのソリッドステートフラッシュLiDAR技術の堅牢性と信頼性は、今日の厳しいモビリティ要件に応え、特に歩行者と車両の管理が都市部の環境よりも行き届かない産業環境で衝突事故を防ぐためのテクノロジーとして適している。

コースト・オートノマスの電動ADVは、CO2を排出せずに稼働し、ハーバー・レールの産業環境において24時間無休で安全かつ効率的に機器や資材を運転・移動させることができる。これらの電動車両は、レダーテックが提供するソリッドステートフラッシュLiDAR技術により、自律運転を可能にする技術を搭載している。コースト・オートノマスは、LiDAR、カメラなど複数の検出技術を組み込んだ自律型運転車両を開発してきた。レダーテックのレダー・ピクセルは、デッドゾーン無しに車両の全周囲をカバーする。「コクーン」とも呼ばれているこの技術は、ストップアンドゴーの状況でADV付近に来る可能性のある歩行者やその他の車両など、産業現場におけるすべての従業員を保護する。

コースト・オートノマスの最高技術責任者であるピエール・ルフェーヴル (Pierre Lefevre) は次のように述べている。「KCRPに車両を配備する絶好の機会でした。鉄道操車場は、特に産業環境において自律型運転車両がどのように機能するかを示すのに最適な環境であり、従業員の安全を守り、従業員がより高度なスキルが必要とされる作業に集中できるようにすることで、効率を向上させます。安全は当社の最優先事項であり、そのためにレダー・ピクセルを採用しています。LiDARセンサーの構築で10年以上の経験を持つレダーテックは、弊社にとって理想的なパートナーであり、一貫して弊社の期待を超える実績を示してくれています。」

レダーテックのグローバル・セールス & ビジネス開発担当副社長を務めるエイドリアン・ピアース (Adrian Pierce) は次のように述べている。「コースト・オートノマスが、同社の『ビッグフット (Bigfoot)』自律型配送車に組み入れるために、弊社のコクーンLiDARソリューションをお選び頂き、信頼してくださったことを光栄に思います。素晴らしい実績を持つコーストが、鉄道操車場で配送作業を開始することに胸を躍らせています。コーストの事業の最優先事項は安全性であり、レダーテックのコクーンLiDARの 提供により、その優先事項と同社のお客さまへのコミットメントをサポートします。」ピアース氏は次のような結論を述べた。「モビリティ・アプリケーションの安全性を向上させることは、当社のDNAの核心です。弊社のテクノロジーは、パフォーマンスとコスト効率性の適切なバランスを提供し、今すぐにでも提供が可能です。」

コースト・オートノマスについて

コースト・オートノマス (COAST Autonomous) は、都市部、キャンパス、産業環境で人や物を適切な速度で移動させるためのモビリティソリューションを提供する自律型運転技術を専門にする企業である。コーストは、歩行者を最優先にして人々が都市を取り戻せるようにするモビリティ・ソリューションにより、人と人を繋げることでコミュニティを構築するために設立された。一方で、コーストの技術は民間の施設にも最適である。コーストは、マッピングと定位、ロボティクス、人工知能 (Ai)、フリート管理、監督を含む6段階の自律運転車 (AV) システムを独自に開発した。コーストは、都市部、テーマパーク、キャンパス、空港、鉄道操車場などの民間の施設でMaaS (サービス型モビリティ) ソリューションを提供するために、様々なAVを提供することができる。コーストはまた、自律型車両のフリートを顧客に提供したいと考えている自動車メーカーにSaaS (サービス型ソフトウェア) ソリューションを提供することもできる。コーストのエンジニアは、メーカーと協力して車両を「電気的運転」に換え、知覚センサーとAVソフトをインストールし、その後、厳格なテストプログラムを実施する。コーストのチームはカリフォルニア、フロリダ、フランス、英国、フィリピンに拠点を持ち、安全性とユーザー・エクスペリエンスを優先しながら、AVフリートの実装と運用のあらゆる面での経験と専門知識で認められている。コースト・オートノマスが貴社の環境内での自律型輸送の促進にどのように役立つかについて、詳しくは、www.coastautonomous.comを閲覧されたい。

問い合わせ先
コースト・オートノマス (COAST Autonomous)  プログラム開発担当ディレクター
エイミー・ナイム (Aimie Nghiem)
TEL:+ 1-626-838-2469 anghiem@coastautonomous.com

レダーテック (LeddarTech®) について

レダーテック (LeddarTech) は、自律走行型車両と先進運転支援システム用の環境センシング・ソリューションのリーダーである。2007年に設立されたレダーテックは、レダービジョン (LeddarVision™) センサー・フュージョンおよび知覚プラットフォームにより、自動車およびモビリティ市場セグメントのバリューチェーン全体で挑戦課題となっている、センシングおよび知覚の問題を解決することを可能にし、包括的なエンドツーエンドの環境センシング企業へと進化した。

レダーテックは、レダーエンジン (LeddarEngine™) の基盤に基づいて、車載用のソリッドステートLiDARを開発することを可能にする、費用対効果が高く、拡張性が高く、汎用性の高いLiDAR開発ソリューションをティア1~2の自動車システム・インテグレーターに提供している。

レダーテックは、過酷な環境で24時間、365日稼働する、レダーエンジン (LeddarEngine™) プラットフォームをベースにした14世代のソリッドステートLiDARを有している。このプラットフォームは、自律型シャトル、トラック、バス、配送車、スマートシティ/工場、ロボットタクシーの用途のために積極的に採用されている。

同社は最先端の自動車およびモビリティリモートセンシングのアプリケーションでいくつかの技術革新に寄与しており、80件以上の特許 (取得済みまたは出願中) で保護されている技術を駆使して、ADASおよび自律運転能力を強化している。

レダーテックについての詳細情報は以下から入手可能である。 www.leddartech.comLinkedInTwitterFacebookYouTube

問い合わせ先:
レダーテック (LeddarTech Inc.)
グローバルマーケティング&コミュニケーション担当副社長
ダニエル・アイトケン (Daniel Aitken)
TEL:+ 1-418-653-9000 (内線232番)
daniel.aitken@leddartech.com

LeddarLeddarTechLeddarEngineLeddarVisionLeddarSPLeddarCoreVAYADriveVayaVision および関連するロゴは、 LeddarTech Inc.およびその子会社の商標または登録商標である。その他のブランド、商品名や商標は、各所有者の製品やサービスを識別する目的で使用される商標または登録商標の場合がある。

この発表に関する写真はこちらで入手可能:
https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/cce3d3eb-b49c-4c38-a271-3175e4e2fdd9/ja

この発表に関するビデオはこちらで入手可能:
https://coastautonomous.com/videos/kcrp-autonomous-delivery-vehicle


コースト・オートノマス、自律型配送車 (ADV) を導入