カリフォルニア州カールスバッド発 , Jan. 10, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- SMACムービングコイルアクチュエーターズ (SMAC Moving Coil Actuators) は、同社製品LCA6の詳細を発表した。SMACムービングコイルアクチュエーターズでは、幅6mmのLCA6が世界で最も薄型のムービングコイルであるとしている。
LCA6はクロスローラー・ガイドを装備することで精度を向上させている。また、クロスローラーの間の中心にフラットコイルを配置することでたわみ荷重が軽減し、剛性が向上。さらに、LCA6は小型で積み重ね可能なため、スペースの節約にもなる。
LCA6の仕様
- リニアストローク:10 mm
- エンコーダ解像度:0.1~5ミクロン
- コイル抵抗:18.9オーム (24V)
- 移動質量:38g
- 合計重量:210g (ケーブル別)
- ピークフォース:3.5N (24V)
LCA6は、電子ピックアンドプレイス、生体医学用のディスペンサリー、QC測定などに理想的である。
LCA6の長所には、小型でスリムなパッケージ、優れたクロスルーラー・ガイド、超低摩擦性、超スムーズで剛性の高いガイド、プログラマブル位置、力、速度、ソフトランディング機能、そして位置と力、速度のフィードバックなどが含まれる。
SAMCのムービングコイルアクチュエーターは、SMACの内蔵センサーフィードバックシステムにより、「作業をしながらその達成を同時に確認」するための独特なメカトロニクス能力を備えている。これにより、このアクチュエーターでは、100%リアルタイムで主要プロセスの品質確認を行い、結果をフィードバックすることが可能となる。
SMACムービングコイルアクチュエーターズは、真の「メカトロニクスソリューション」であると主張している。つまり、同社のアクチュエーターは、コントロール可能でプログラマブルな位置、速度、力、優れた加速、1億回を余裕で超えたライフサイクル、特許出願中の「ソフトランディング」能力などの独自の機能を備えている。壊れやすい部品アセンブリ、測定、移動中の機器などでは、ソフトランディング機能が極めて有用である。
SMACの低摩擦ガイドシステムにより、アクチュエーターの反復性が極めて高くなり、動作を1ミリ秒以内で反復できる。SMACの製品開発グループは、リニア/ロータリーアクチュエーター、世界初のダイレクトドライブ式ロボットフィンガーである2つの独立した軸グリッパー、同じ寸法の機械的パッケージと比較して2倍の力を出すことのできる高度な磁力回路設計などの機種を生み出している。
詳しくは、www.smac-mca.comを参照のこと。
SMACについて:1990年に米国カリフォルニア州カールスバッドで設立されたSMACは、ムービングコイルテクノロジーの世界的リーダー地位を確立し、世界最大のムービングコイルアクチュエーター・メーカーとなっている。
SMAC
5807 Van Allen Way
Carlsbad, California 92008
電話番号:+(1) 760 929 7575
ウェブサイト:www.smac-mca.com