ElasticがElastic Cause Awardsの初代受賞者を発表; Elasticコミュニティとその未来に向けた進化を実現するプロジェクトへの 情熱と献身を称えて


サンフランシスコ, March 08, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- ElasticはElastic{ON}17 の基調講演において、Elastic Cause Awardsの初代受賞者を発表しました。Cause Awardsは、Elasticコミュニティでの情熱と献身を称えるもので、Elastic Stackを利用してより良い未来に向けた進化への貢献が認められた3つのプロジェクトが初の栄誉に輝きました。 受賞者は、エボラ熱に対応するコールセンターと健康状態監視アプリケーションを開発したeHealth Africa、人身売買と奴隷取引にテクノロジで立ち向かったIST Research、そして、National School Security Databaseで校内暴力の低減に貢献した NoSchoolViolence.orgです。

Elastic Cause Awardsは、Elasticの人道支援・慈善活動に向けた使命の一環であり、非営利団体の活動にElasticのソフトウェアを利用してもらうことで、今後のプロジェクトの実現を推進することを目的としています。初回となる今年は、人々の生活や環境の改善、特に支援を必要とする人々の手助けを行ってきた12の組織が候補として選ばれました。Elasticの共同創立者、CEOであるSteven Schuurman、同じく共同創立者、CEOのShay Banon、人事担当部長 Leah Suttonを含む審査員会は、影響と達成度を基準として候補者を評価しました。選ばれたプロジェクトチームから、2名がElastic{ON}17へ招待され、Elastic{ON}17でのさまざまなスペシャルイベントで紹介されることになっています。

「Elastic Stackで実現される革新的なユースケースにはいつも驚かされています。このCause Awardsの受賞者の例からも分かるように、世界をより良くするために人々がElasticのテクノロジを利用してできることに限界はないのです。候補者や受賞者が達成したプロジェクトには本当に感動させられました。この感動をみなさんとも共有することで、Elasticコミュニティの中から世界を変えるようなアイデアがまた生まれるきっかけになれば、と思っています。」(Elasticの共同創立者兼CEO、Steven Schuurman)

eHealth Africa
eHealth Africa (eHA) は、エボラ熱が疑われる患者や死亡例を報告したり、医療情報にアクセスできるように、ソフトウェアベースのコールセンターを立ち上げました。これでエボラ熱に対応するコールセンターを短時間で拡充することができました。このシステムはElastic Stack(ElasticsearchとKibana)を使用して開発され、eHAはリアルタイムで疾病の流行傾向を分析できるようになりました。

「Elastic Stackを利用して、コールセンターではコール数、発信元やアラートタイプの地理的分布、アラートの日次サマリーを含む日次レポートを生成できるようになりました。Elastic Stackを利用することで、電話を受けた医療関係者が感染患者を特定して隔離し、その患者と接触があった人々を追跡することが可能になりました。コールセンターのソフトウェアとそれを中心とするインフラストラクチャは、西アフリカでの感染拡大を食い止め、人命を救う上で重要な役割を果たしたのです。」(eHealth Africa専務取締役、Adam Thompson)

IST Research
IST Researchは、人身売買や奴隷取引、未成年兵士の育成、その他の世界で発生している同様の活動を阻止するための技術を構築しています。Pulseは、ネットワークに接続されていない世界の2/3の地域で危険に晒されている人々を特定し、意思疎通することを可能にするElasticベースのテクノロジプラットフォームです。

「Elastic Stackのおかげで、世界のどこにでも瀬戸際の意思決定を支援することで、人々の安全を守るという我々の使命を達成することができます。Elastic Stackを使用すれば、大規模でデータストリームを収集・解釈できるため、世界の関心を高め、人の安全に関わる問題の全体的な性質に対する反応を形成することが可能になり、危険な状態にある人々が世界中で悪用・搾取されていることを世界に知らしめることができるのです。」(IST Research創始者兼CEO、Ryan Paterson)

NoSchoolViolence.org
NoSchoolViolence.orgは、学校でのいじめ、けんか、ドラッグの使用、セクシャルハラスメント、破壊行為、ギャング絡みの活動、窃盗、武器の使用、恐喝、脅迫、疎外、ネットいじめなど、米国内で毎年何百万件も発生している事件を低減させることを使命としています。Webベースのアプリ、The LanternTMは、Elasticsearchを利用するデータベースで、親や学生、教職員、調査員、カウンセラーが特定の暴力の形にどのように挙動パターンが関連するかを理解して、新しい介入プログラムに活かせるように設計されました。

「重要なデータの視覚化機能を提供しながら、多様なデータ形式に対応でき、より複雑な検索条件や分析にも適応させることができるような検索ソリューションが必要であることは、初日から痛感していました。Elasticsearchは、The Lantern校内セキュリティデータベースを支え、ユーザーが何百万ものデータベースや警察の記録、学術論文、学業成績、マスコミ報道、医療データ、学内誌、ソーシャルメディア、その他の1955年以降の情報を検索して、隠れた挙動と学生によるほとんどの暴力の形の間のつながりを明らかにする、分かりやすい方法を提供してくれます。」(NoSchoolViolence.orgの創設者、Dr. Paul Privateer)

受賞者以外のElastic Cause Awardファイナリスト:

Elasticについて
Elasticは、構造化・非構造化データをリアルタイムで検索やロギング、セキュリティ、解析など幅広いユースケースに利用可能な、世界をリードするソフトウェアプロバイダです。Elasticsearch、Kibana、Beats、Logstashといったオープンソースプロジェクトの開発メンバーにより2012年に設立。Elastic Stack、X-Pack、そして Elastic Cloudは、累積ダウンロード件数1億件上を達成しています。Benchmark Capital、Index Ventures、NEAなどから資金提供を受けています。本社はオランダのアムステルダムと、米国カリフォルニア州マウンテンビューにあり、全世界に展開しています。詳細については、www.elastic.coをご覧ください。


            

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