プロリンクス、眼中薬物送達システムの評価における第一三共との協力を発表


サンフランシスコ発, June 19, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- プロリンクス (ProLynx LLC) は本日、同社の眼中での薬物送達リンカー技術を評価するために、第一三共株式会社 (Daiichi Sankyo Company, Limited) と協力することを発表した。

プロリンクスの半減期延長プラットフォーム技術では、既定の速度で薬剤を放出するように事前にプログラミングされた自己開裂・ベータ脱離型リンカーで薬剤をキャリヤにつないでいる。注射後に、薬剤がキャリヤ・デポからゆっくりと放出される。プロリンクスと第一三共の協力では、硝子体内注射後の小分子薬剤の半減期延長に対する放出可能リンカー技術の有用性を評価する。

プロリンクスの共同創設者・社長、ダニエル・サンティ (Daniel Santi) は「局所的薬剤デリバリーでは、当社の半減期延長技術を活用する機会が多数あります。眼のような小さい局所では、薬剤が全身に分散する前に、放出後の薬剤の治療濃度を長時間にわたり維持できるはずです」と述べている。

プロリンクスについて プロリンクス (ProLynx LLC) は、タンパク質、ペプチド、小分子の半減期を延長するための独自の薬剤送達システムの開発を行っている株式非公開のバイオテクノロジー企業である。同社はその技術を応用して製薬会社の候補薬の半減期を延長し、特許期限切れの医薬品の特性を改善することに取り組んでいる。月1回投与型GLP-1受容体アゴニストおよび長期作用型皮下オクトレオチドがプロリンクスの前臨床ポートフォリオに含まれ、PEG~SN-38は第1相臨床試験中である。同社は、カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を持っている。同社およびその技能についての詳細情報は、www.ProLynxllc.comに記載されている。

第一三共について 第一三共グループ (Daiichi Sankyo Group) は、先進市場および新興市場の患者の多様な医療上アンメットニーズに対応する画期的な医薬品の創薬・供給を専門にしている。100年以上にわたる科学的ノウハウを備え、20ヶ国以上に拠点を持つ第一三共と世界中で1万6千人にのぼる社員は、革新における豊かな歴史を駆使して、人々のために役立つ有望な新薬の開発を続けている。第一三共では、高血圧と血栓性疾患用の強力な医薬品ポートフォリオに加え、「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業を目指す」という2025年ビジョンのもとで、がん免疫療法を含めたオンコロジーの新治療実現および、疼痛管理、神経変性疾患、心臓病、腎臓病、その他の希少疾患などの新境地における研究開発に主に注目している。詳しくは、www.daiichisankyo.comを参照のこと。


            

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