シグマ・デザインズ、「Z-Waveスマートスタート」でセキュアな相互運用性を容易に実現

スマートスタートは、即時にデバイスのインストールを成功させるために、Z-Waveネットワークを自動的に作成・設定する新しい方法である


カリフォルニア州フリーモント発, Sept. 27, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- コネクテッドスマートテレビプラットフォームやスマートホームIoT用のインテリジェントなシステムオンチップ (SoC) ソリューションのリーディングプロバイダ、シグマ・デザインズ (Sigma Designs®、NASDAQ:SIGM) は本日、新しいZ-WaveプロトコルとZ-Waveゲートウェイ・ソフトウェアレイヤーで構成される「Z-Waveスマートスタート (Z-Wave SmartStart) 」を発表した。Z-Waveスマートスタートは、インストールを大きく改善し、Z-Waveスマートホームデバイスを箱から取り出すだけで一貫して簡単にセットアップできるようになる。Z-Waveスマートスタートは家庭に届く前にネットワークでデバイスを事前設定し、インストールの所要時間を劇的に削減することでコスト節減を実現し、設置業者の投資対効果 (ROI) を改善し、住宅オーナーが自分で設置する際の困難さも解消する。

スマートスタートはZ-Waveデバイスのインストールを簡素化し、ユーザーのミス、組み込みの複雑性、設置上の問題による返品などを含めた採用上の障壁を取り除く。サービスプロバイダでは、スマートスタートを利用することで各住宅における技術者の作業時間が削減でき、ROIを向上させ、より多くの顧客に対応できるようになる。一般的に、スマートホームのインストールでは、デバイスをセットアップする前に、まず部品の機能性検証、製品の組み込み、シーン、ルール、スクリプトの設定を行う必要がある。Z-Waveスマートスタートでは事前設定が可能であるため、以下のような効果を得ることができる。

  • インストールの所要時間を短縮。インストール担当者が住宅でデバイスを物理的に取り付けて電源を入れるだけで自動的にネットワークが作成される。
  • ブランドや用途、製品タイプに関わらず、統一されたデバイスセットアップを実現。
  • インストールミスが無くなり、毎回直ちに正常に完了できる。

シグマ・デザインズのZ-Waveビジネス・ユニット担当バイスプレジデント、ラウル・ウィーガガングス (Raoul Wijgergangs) は次のように述べている。「調査により、消費者がスマートホームデバイスを返品する主な理由は、セットアップの問題であることが分かっています。Z-Waveスマートスタートでは採用上のそのような問題を解決し、Z-Waveエコシステムのデバイスやブランドならばどのような組合せであっても統一されたインストールが行えるようにしました。自分で作業をする場合でも、サービスプロバイダのノウハウを利用する場合であっても、事前設定により直ちに統一された組み込みが可能です」

Z-WaveスマートスタートはZ-Waveのベストインクラスの「セキュリティ2 (Security 2、S2)」フレームワークを使用している。「S2」はスマートホームデバイス、コントローラー、ゲートウェイ、およびハブに、最も高度なセキュリティを提供し、サービスプロバイダが市場で現在最もセキュアなスマートホームパッケージを提供し、スマートホームの安全性について消費者に安心感を与えることができる。Z-WaveのS2フレームワークは、Z-Waveデバイスに新水準の攻撃防止機能を実装するために、サイバーセキュリティの専門家と協力して開発された。S2では、ホームベースのデバイス間でのローカル通信とクラウド機能のためのハブやゲートウェイの通信の両方のセキュリティを確保することにより、ネットワークに接続されているデバイスがハッキングされるリスクを完全に取り除いた。この機能はプロトコルに組み込まれているため、メーカーでは他のデバイスメーカーと協力しなくても、スマートスタートとS2を相互運用性のある方法で製品に組み込むことができる。

ウィーガガングスは次のように述べている。「S2が実現する強固なセキュリティを備え、他社ブランドでも相互運用性のある製品エコシステムが利用可能な上、インストールがここまで簡単でスピーディーなスマートホームテクノロジーは、他にはありません。リテールでもスマートホームの人気が高まっている中、自分でインストールする場合でも、サービスプロバイダ経路であっても、この組合せは大きな改革をもたらします。サービスプロバイダには、生産性を高めてコストを削減する独特な価値提案を提供できます。メーカーがこぞってスマートスタートとS2を導入して採用を促進することで、このエコシステムでより多様なデバイスが生まれ、消費者やサービスプロバイダが相互運用性やネットワークの安全性について心配せずに多様なデバイスを利用できるようになります」

詳しくは、www.sigmadesigns.comを参照のこと。

Z-Waveについて

Z-Wave®テクノロジーは、国際的に認められているオープンITU基準 (G.9959) である。現在利用可能なワイヤレスホームコントロール・テクノロジーをリードし、対応認定製品数は全世界で1,700件以上にのぼる。Z-Waveアライアンスが代表し、世界各国450社以上からサポートを受けている同基準は、ホームセーフティ、セキュリティ、エネルギー、ホスピタリティ、オフィス、軽工業用途のためのスマートリビングソリューションの主要イネーブラーである。

Z-Wave®は、米国およびその他諸国におけるシグマ・デザインズ (Sigma Designs、NASDAQ SIGM) およびその子会社の登録商標である。

シグマ・デザインズについて

シグマ・デザインズ (Sigma Designs, Inc.、NASDAQ:SIGM) は、スマートホームのインテグレーション実現における世界的リーダーである。同社は世界中の主要コネクテッド・スマートテレビプラットフォームおよびスマートホームデバイス用のモノのインターネット (IoT) の基盤として機能し、根幹的となる半導体技術の設計・構築に従事している。シグマ・デザインズについて詳しくは、www.sigmadesigns.comを参照のこと。

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、1933年米国証券法セクション27Aの定義および1934年証券取引所法セクション21Eの定義における将来の見通しに関する記述が含まれており、そこにはZ-Waveを製品で使用することの効果 (Z-Waveデバイスの特定の強化機能の利点を含む) についての記述も含まれる。当該地域における消費者や顧客によるZ-Waveのテクノロジーに更新された新規・強化テクノロジーの受け入れ、市場に他のテクノロジーや関連製品が存在する場合には、Z-Waveがそれらと競争する能力、Z-Waveテクノロジーのアップデートの相対的成功、フォーム10-Qの報告書を含めた証券取引委員会に提出される当組織の報告書に随時詳細が記載されるその他のリスクが含まれるがそれだけとは限らない要因のために、実際の結果には重大な差異が生じる可能性がある。本プレスリリースの読者は、本書作成時点の状況のみを述べているこれらの将来の見通しについての記述に過度に重きを置くべきではない。当組織は、本書の日付以降に生じる出来事や状況または予想外の出来事を反映させるためにこれらの将来の見通しの見直しをしたその結果について公開またはその他の方法で開示する義務を負わない。

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