日ワシントン発, Jan. 25, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 18,000人以上の企業取締役会メンバーを代表する、取締役会実務の権威である全米取締役協会 (National Association of Corporate Directors、NACD) は本日、スイスのジュネーブで4月17日、18日に開催される「グローバル・サイバー・フォーラム2018 (Global Cyber Forum 2018) 」について発表した。同イベントは、サイバー脅威が世界的な問題であることを認識し、取締役会メンバーによるサイバー脅威の監視およびその役割についての理解を深めるNACDの取り組みに、より国際的な観点を与えることになる。
多国籍企業の非常勤取締役 (NED)、経営幹部・マネージングディレクターレベルの役員、サイバーセキュリティのエキスパート、グローバルサイバーセキュリティ・ポリシーや法執行機関の官吏、およびその他のオピニオンリーダーがこのフォーラムに参加する。参加者は、取締役会レベルのサイバーリスク監視の実務について考察し、クロスボーダー法執行、グローバルな規制環境の推移、サイバーセキュリティに対する新技術のインパクト、サイバー衛生についての最先端の実務などをはじめとした主要なテーマについて探索する。このフォーラムでは、インタラクティブ学習のためにサイバー侵害のシミュレーションも行われる。
NACDのCEO、ピーター・グリーソン (Peter Gleason) は次のように述べている。「グローバルなインテグレーションとコネクティビティが進み、新しい脅威が生まれる中で、企業の取締役会ではその脆弱性について十分に理解し、サイバー侵害があった場合の対策を講じておく必要があります。私たちの主な目標は、NEDや企業リーダーに実用性の高い情報を提供し、取締役会で活用していただくことです。」
以下のような講演者が名を連ねている。
- 英国の外交官、デイビッド・キャメロン (David Cameron) 首相のアドバイザー、イングランド銀行 (Bank of England) のサイバーセキュリティパネルの会長、リッジ=シュミット・サイバー (Ridge-Schmidt Cyber) のシニアアドバイザー、英国リサーチ・カウンシル (Research Council) のカウンシル・メンバーを務めたポーリーン・ネヴィル=ジョーンズ女男爵 (The Right Honorable Baroness Pauline Neville-Jones)
- EVERTEC Inc.のディレクターであり、テクノロジーおよびサイバーセキュリティ委員会会長、およびグルーポ・バンコロンビア (Grupo Bancolombia) の元最高情報責任者、オルガ・ボテロ (Olga Botero)
- KPMG LLPのアドバイザリー・サービスのプリンシパル、グレッグ・ベル (Greg Bell)
- ダンアンドブラッドストリート (Dun & Bradstreet) の取締役であり、テクノロジー・イノベーション委員会会長、アナスタシア・ラウターバック (Anastassia Lauterbach)
- サン・ライフ・ファイナンシャル (Sun Life Financial)、ウェアハウザー (Weyerhaeuser Co.)、PSビジネスパークス (PS Business Parks) の監査委員長、米国商工会議所キャピタルマーケッツ競争力センターのリーダーシップ委員会理事、ブルッキングス・インスティチューション (Brookings Institution) のトラスティー、セーラ・グルートワシンク・ルイス (Sara Grootwassink Lewis)
- ボーダフォン・グループ (Vodafone Group PLC) グループ企業セキュリティ担当ディレクター、リチャード・スピアマン (Richard Spearman)
- KPMG LLPのインド地域担当グローバル実践共同リーダー、アキーレシュ・トゥテヤ (Akhilesh Tuteja)
- レイセオン (Raytheon Co.) バイスプレジデント兼最高情報セキュリティ責任者、ジェフ・ブラウン (Jeff Brown)
- スイス・リインシュアランス (Swiss Reinsurance Co. Ltd.) サイバー、デジタルソリューション担当責任者、マイヤ・バント (Maya Bundt)
- E*トレード・ファイナンシャル (E*TRADE Financial) 取締役、世界銀行 (World Bank) の元グループ情報最高責任者、シェリー・レイボヴィッツ (Shelley Leibowitz)
- インターネット・セキュリティ・アライアンス (Internet Security Alliance) 社長兼CEO、ラリー・クリントン (Larry Clinton)
- KPMG LLPのアジア地域リーダー、ダニー・ミショー (Dani Michaux)
- ネットワーク中心産業実務業界コンソーシアムのシニアアドバイザー、NATO情報通信システム機関の元ゼネラルマネージャ、オランダ国防省の元CIO、コーエン・ジスバース少将 (元) (Major General Koen Gijsbers (Ret.))
- KPMG LLPのEMA地域リーダー、ジョン・ハーマンズ (John Hermans)
- MDUリソース・グループ (MDU Resources Group Inc.) およびNACDの取締役およびCAテクノロジーズ (CA Technologies) の元会長・CEO、ウィリアム・マクラッケン (William McCracken)
NACDは、このイベントでKPMGと提携できることを嬉しく思っている。他のパートナーは、取締役協会グローバル・ネットワーク (GNDI)、インターネット・セキュリティ・アライアンス (Internet Security Alliance、ISA) などである。
フォーラムについて詳しくは、www.NACDonline.org/CyberForumを参照のこと。
NACDについて
米国取締役協会 (NACD) は、取締役会において自信を持ってリードできるよう18,000人以上の取締役のエンパワーメントを行っている。取締役会における優れた実務の権威と認められている同協会は、今日の取締役たちが明日の挑戦に応えられるに準備することで、取締役会が投資家の信用と一般社会の信頼を強化できるよう支援している。世界一流の取締役会がNACDに加入して業績を向上させ、将来を見極める能力を取得し、自信感を高めている。NACDは、取締役と投資家、コーポレートガバナンスの利害関係者における協力を促すことにより、取締役会の責任あるリーダーシップの基準を40年以上にわたり打ち立ててきた。NACDについて詳しくは、www.NACDonline.orgを参照のこと。
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