スパークラブズ、アルゴン・グループとの協力により、初のスタートアップアクセラレータ・セキュリティトークンの提供を開始

アジア最大のアクセラレータ・ネットワークが、デジタルファイナンスアドバイザリーのリーディング企業であるアルゴン・グループおよび初のセキュリティトークン企業であるスワーム・ファンドと協力し、ベンチャーキャピタルのアクセスの民主化に取り組む


カリフォルニア州パロアルト発 , May 14, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- アジア最大のアクセラレータ・ネットワークであり、グローバルなベンチャーキャピタルファンドを運営しているスパークラブズ・グループ (SparkLabs Group) は、デジタルファイナンスアドバイザリーのリーディング企業であるアルゴングループ (Argon Group) と協力し、スマート・シティ & スマート・プラネット・ファンド (Smart City & Smart Planet Fund、sparklabs.tokenhub.com) を通じて初のスタートアップアクセラレータ・セキュリティトークンの提供を開始する。

スパークラブズのトークンはユーティリティトークンではなく、韓国のソンドーにあるスパークラブズIoT & スマート・シティ・アクセラレータ (SparkLabs IoT & Smart City Accelerator) およびオーストラリアのオレンジにあるスパークラブズ・カルティブエイト・アクセラレータ (SparkLabs Cultiv8 Accelerator) に関連するスタートアップ企業と同一数の株を保有しているファンドビークルの投資家 (「リミテッド・パートナー」) のエクイティを表す単なるスマート契約である。

韓国最大のオンラインゲーミング会社であるネクソン (Nexon) の元CFOであり、スパークラブズ・グループの共同創業者であるジミー・キム (Jimmy Kim) は次のように述べている。「スパークラブズでは、クリプトカレンシースペースとトークンの提供に対して、極めて慎重なアプローチと観点で取り組んできました。多くのユーティリティトークンが実際には有価証券であるという懸念があり、この点において幾らか不安を感じてきました。  細心の注意を払って対応した後、保守的であると考えているセキュリティトークンの提供を開始することを決定し、このことが今後数年間にこの業界にどのような影響を与えていくかについて、ベンチャーキャピタリストがより良く理解できるようにしています。」さらに、キム氏の最新のスタートアップ企業であるN3Nは、シスコ (Cisco) の初のIoT投資であった。

スパークラブズ・アクセラレータを利用した企業の平均資金調達規模は350万ドル (約3億8,000万円) を超えており、スタートアップ企業の80%はプログラムの後に資金を獲得している。スパークラブズのスタートアップ企業は、アクセラレータ・プログラムに参加する前に、平均で50万ドル (約5,500万円) を調達している。

スパークラブズ・グループの共同創業者であるフランク・ミーハン (Frank Meehan) は次のように述べている。「スマート・シティ & スマート・プラネット・ファンドにより、世界中の人々が都市の革新、農業の革新、地球との交流の面で、世界を真に変えることができる2つのアクセラレータ・ファンドに投資可能と考えています。この2つのアクセラレータには優れたパートナーがおり、例えば、スタートアップ企業が実験台として使用できる3万エーカー以上の農地を提供しているオーストラリアのニューサウスウェールズ州政府の協力を得ています。」  同氏はオーストラリアで生まれ育ち、現在ロンドン在住である。スパークラブズ創業前には、ディープマインド (DeepMind) のシリーズA (グーグル (Google) が買収) を率いたことで最もよく知られており、アップル (Apple) による買収までシリ (Siri) の取締役会メンバーを務めた。

アルゴン・グループのマネージングディレクターであるエリオット・ハン (Elliot Han) は次のように述べている。「アルゴン・グループは、ベンチャーキャピタルの新しく創造的な開発において、スパークラブズとの協力することについてうれしく思っています。スパークラブズが想像力豊かなアクセラレータであると考えており、パイオニア的な都市部や環境計画と、資本調達についての画期的なアプローチを組み合わせるという取り組みをリードしているのも、納得できることだと思っています。」

スパークラブズ・グループについて
スパークラブズ・グループ (SparkLabs Group、www.sparklabsgroup.com) は、アジアにおける一流のスタートアップアクセラレータであるスパークラブズ・アクセラレータ・ネットワーク、グローバルなシード段階のファンドのリーダーであるスパークラブズ・グローバル・ベンチャーズ (SparkLabs Global Ventures)、韓国のローカル早期段階ファンド (シリーズA & B) であるスパークラブズ・ベンチャーズ (SparkLabs Ventures)、後期投資ビークルであるスパークラブズ・キャピタル (SparkLabs Capital) で構成されている。スパークラブズのアクセラレータ・ネットワークは、スパークラブズ韓国 (SparkLabs Korea)(ソウル)、スパークラブズ中国 (SparkLabs China)(北京、また上海、成都、深センでもローンチ中)、スパークラブズ IoT & スマート・シティーズ (SparkLabs IoT & Smart Cities)(ソンドー、韓国)、スパークラブズ台北 (SparkLabs Taipei)、スパークラブズ・カルティブエイト (SparkLabs Cultiv8)(シドニー)、ピン・アン・フィンテック・アクセラレータ・パワード・バイ・スパークラブズ (Powered by SparkLabs)(深セン、香港) で構成されている。

アルゴン・グループについて

アルゴン・グループ (Argon Group) は、デジタルファイナンスおよびトークンベースの資本市場に特化している主要なブティック投資銀行である。アルゴン・グループは、エンド・ツー・エンドの提供を展開し、デジタル資本市場における資本調達の完全なプロセスおよびアフターマーケットの取引およびサポートを行っている。主要顧客には、ブロックチェーン・キャピタル (Blockchain Capital)、シビック (Civic)、ストージュ (Storj)、サイエンス・ブロックチェーン (Science Blockchain)、プロトス (Protos)、ザキー (TheKey) などが含まれる。

スワーム・ファンドについて

スワーム・ファンド (Swarm Fund) は、プライベートエクイティのブロックチェーンベースのリソースである。ブロックチェーンの力を利用して投資を民主化する完全に分散化した資本市場であり、クリプトカレンシートークンを使用したファンドを通じて投資家に代替投資クラスを提供している。少額投資を集めて大規模な機関投資家サイズのブロックにまとめ、未開発ともいえるキャピタルスタックにファンドマネージャがアクセスできるようにすることで、従来は排他的な投資機会であったプライベートエクイティやヘッジファンドなどの投資機会に、スワーム (一般) でもアクセスできるようにしている。

スワームのブロックチェーンは、セキュリティトークンの暗号化規格であるSRC20プロトコルを使用して、実世界の投資機会の「トークン化」を可能にしている。

問い合わせ先
スパークラブズ・グループ共同創業者、バーナード・ムーン (Bernard Moon)
+1-650-454-5244、bernard@sparklabsglobal.com