「ブラック・ハット・アジア2019」、コミュニティプログラムを拡大し、プログラムを地元のシンガポールの情報セキュリティコミュニティに拡張

同イベントでは、最新のコミュニティの動向やトピックについての講演、さまざまな奨学金の機会、専門的ネットワーキングイベントなどが提供される。


サンフランシスコ発, March 13, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- 情報セキュリティイベントにおける世界的なリーディングプロデューサーであるブラック・ハット (Black Hat) は本日、地元シンガポールの情報セキュリティコミュニティだけでなく、広範囲な情報セキュリティ業界へのサービスを継続するために開発された「ブラック・ハット・アジア (Black Hat Asia) 」の新しいプログラムを発表した。ブラック・ハットは多様な専門家を迎え入れ、コミュニティに影響を与える問題について話し合うためのプラットフォームを提供するという戦略的な手段を講じた。今年のブラック・ハット・アジアのプログラムでは、業界に影響を与える問題に対処し、ローカルリサーチのためのプラットフォームを提供し、あらゆる経歴の人々を招待し、教育を提供する機会などを提供する。

ブラック・ハット・アジアは、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ (Marina Bay Sands) 201932629日に開催される。詳細情報および参加登録料の200シンガポールドル (16,000) の割引 (322日まで有効) については、以下を閲覧されたい。blackhat.com/asia-19/registration.html

「ブラック・ハット・アジア2019と並行して開催されるH.A.S.H.イベント: 3月28日 (木)
ブラック・ハット・アジア開催中の木曜日に開催される「ハッカー・アプリシエーション & ソーシャル・アワー (Hackers Appreciation & Social Hour: H.A.S.H.) 」は、政府のバグ発見報奨金制度 (Government Bug Bounty Programme) の参加者のために、政府技術庁 (Government Technology Agency: GovTech) とサイバーセキュリティ庁 (Cyber Security Agency: CSA) が主催するネットワーキングと感謝のためのセッションである。

コミュニティトーク: 3月28日 (木)
ブラック・ハットのコミュニティトークは、現在の情報セキュリティコミュニティに影響を与えている関連問題に焦点を当てるためのものである。これらの講演がブラック・ハット・アジアの参加者に提供されるのは今回初めてであり、情報セキュリティの初心者・熟練者のいずれにも役立つ洞察を提供する。

ローカル・アーセナル・ツール
「ブラック・ハット・アーセナル (Black Hat Arsenal) 」はオープンソースコミュニティにおける最先端の進展を紹介し、地元の研究者たちをブラック・ハット・アジアに迎えて現地でそのツールの実演が行われる。これらのローカルツールの中には、シンガポールの情報セキュリティツール開発を促進することを目的とするブラック・ハット・アジアとディビジョン・ゼロ (Division Zero) が共同で企画するハッカソンである「ハックスミス (HackSmith) v2.0」に参加し、受賞した研究者も含まれる。

奨学金
ブラック・ハット奨学金 (Black Hat Scholarship) プログラムは4年目を迎え、75個の無料アカデミック・ブリーフィング・パスを限定数の学生応募者に授与し、次世代のセキュリティ専門家の育成に努める。ブラック・ハットは、情報セキュリティに情熱を傾けていてキャリアのスタートに成功しようとしている女性たちに、20個の無料ブリーフィング・パスを女性に提供したINセキュリティ・ムーブメントと新しいパートナーシップを結んだことを喜んで発表する。今年は、地元の教育者に対する需要に応え、トレーニングと教育に誰もがアクセスできるようにするための取り組みとして、地元の教育者10人に無料のブリーフィング・パスが提供される教育者奨学金 (Educator Scholarship) プログラムも復活する。

セキュリティの女性従事者の会合 (Women in Security Meetup): 3月29日 (金)
レビュー委員会のメンバー、地元の協会、およびブラック・ハット・アジアの参加者が、女性セキュリティ従事者の会合で連絡を取り合い、ネットワーキングを行うよう招待される。ブラック・ハット・アジアのレビュー委員会メンバーであるファイアーアイ (FireEye) のセキュリティ研究者であるアシュリー・チェン (Ashley Chen) と、NTTセキュアプラットフォーム研究所 (NTT Secure Platform Laboratories) の研究者である中島明日香 (Asuka Nakajima) が、情報セキュリティの女性従事者のイベントを立ち上げ、その参加経験について語り、参加者が地元コミュニティで同様の取り組みを行う方法について話し合う。

アソシエイトパートナー
AISP、ディビジョン・ゼロ (Division Zero: Div0)、ICE71、情報セキュリティ開発協会 (Information Security Development Association: ISDA)、ISACAシンガポール支部 (ISACA Singapore Chapter)、日本ネットワーク・セキュリティ協会 (Japan Network Security Association: JNSA)、OWASP、シンガポール・サイバーセキュリティ・コンソーシアム (Singapore Cybersecurity Consortium)、台湾サイバーセキュリティ・アライアンス (Taiwan Cyber Security Alliance)、テックトークタイ (TechTalkThai)、およびコンピュータ監査協会 (Computer Audit Association)。

ブラック・ハット・アジアのスポンサー
ブラック・ハット・アジア2019のトップスポンサーは、以下のような企業である。ダイアモンドスポンサー: インフォブロックス (Infoblox)、テナブル (Tenable)。プラチナスポンサー: ポリスウォーム (PolySwarm)、クオリス (Qualys)。ゴールドスポンサー: アノマリ (Anomali)、ダークトレース (Darktrace)。スポンサーシップの機会についての詳細および全参加企業リストについては、以下を閲覧されたい。blackhat.com/asia-19/event-sponsors.html

ブラック・ハットのソーシャルメディア (#BlackHat)

ブラック・ハットの今後の日程・イベント

  • ブラック・ハットUSA 2019 (Black Hat USA 2019)、ネバダ州ラスベガス、2019年8月3~9日
  • ブラック・ハット・ヨーロッパ2019 (Black Hat Europe 2019)、英国ロンドン、2019年12月3~6日

ブラック・ハットについて
ブラック・ハット (Black Hat) は、20年以上にわたり情報セキュリティに関するリサーチ、展開、トレンドについての最新の情報を参加者に提供している。これらの名高いグローバルイベントやトレーニングは、セキュリティコミュニティのニーズを主体として開催され、業界の一流人材を結集させている。ブラック・ハットは学術界、世界一流の研究者、官民セクターのリーダーの間における協力と成長を促し、キャリアレベルを問わず専門家を奨励している。ブラック・ハット・ブリーフィングおよびトレーニングは、米国、欧州、およびアジアで毎年開催されている。詳しい情報については、ウェブサイト (blackhat.com) を閲覧されたい。ブラック・ハットは、UBMによって企画されている。UBMは、2018年6月にインフォーマPLC (Informa PLC) と合併し、業界をリードするB2B情報サービスグループおよび世界最大のB2Bイベントオーガナイザーとなった。

詳細情報および最新のニュースや情報については、www.ubm.comおよびwww.informa.com を閲覧されたい。

報道関係者向け問い合わせ先
キンバリー・サムラ (Kimberly Samra)
ブラック・ハット広報担当 (Black Hat PR)
415-947-6362
BlackHatPR@ubm.com