プロリンクス、眼中薬物送達システムの評価を行うための第一三共との協力を発表


サンフランシスコ, May 02, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- プロリンクス (ProLynx LLC) は本日、第一三共株式会社 (Daiichi Sankyo Company, Limited) の候補薬の硝子体内での半減期を延長する薬物送達リンカー技術を活用するために、第一三共と2回目の提携を行うことを発表した。

プロリンクスの半減期延長技術は、所定の速度で薬物を放出するようにプログラムされた自己切断性の消去性リンカーによって薬物をキャリアに繋ぎ留め、注射後に、薬剤がキャリア・デポからゆっくりと放出される。プロリンクスと第一三共は、これまでにもこの技術を使用して小分子薬の眼内滞留時間を大幅に延長できることを示していた。

プロリンクスの共同創設者・社長、ダニエル・サンティ (Daniel Santi) は次のように述べている。「プロリンクスと第一三共は最近、小分子薬の硝子体内の半減期延長のための新しい技術を発表しました。眼中での半減期が通常ほんの数時間の薬を、月に1回の注射だけで済む処方に変換することができます。」サンティは次のように付け加えている。「現在、重要な眼疾患の治療用の第一三共の候補薬の長時間作用型を作るために、当社の技術を適用するよう協力しています。」

プロリンクスについて  プロリンクス (ProLynx LLC) は、タンパク質、ペプチド、小分子の半減期を延長するための独自の薬物送達システムの開発を行っている、株式非公開のバイオテクノロジー企業である。同社はその技術を応用して製薬会社の候補薬の半減期を延長し、特許期限切れの医薬品の特性を改善することに取り組んでいる。同社は、カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を持っている。詳しくは、以下を閲覧されたい。www.ProLynxllc.com

第一三共について  第一三共株式会社 (Daiichi Sankyo Company, Limited) は、先進国市場および新興国市場の患者の多様な医療上アンメットニーズに対応する画期的な医薬品の創薬・供給を専門にしている。100年以上にわたる科学的ノウハウを備え、20ヶ国以上に拠点を持つ第一三共と全世界1万5千人にのぼる同社の社員は、革新における豊かな経歴を駆使して、人々のために役立つ有望な新薬の開発を続けている。第一三共では、高血圧と血栓性疾患用の強力な医薬品ポートフォリオに加え、「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」になるという2025年ビジョンのもとで、がん免疫療法を含めたオンコロジーの新規治療の実現、および疼痛管理、神経変性疾患、心臓病、腎臓病、その他の希少疾患などの新境地における研究開発に主に注力している。
詳しくは、以下を閲覧されたい。www.daiichisankyo.com.

問い合わせ先: エリック・シュナイダー (Eric Schneider): Eric@ProLynxllc.com
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