コア・アビオニクス・アンド・インダストリアル、セーフティクリティカルなグラフィック処理ソリューションの開発でアーム社との提携を発表


カリフォルニア州サンノゼ発, Oct. 08, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- Arm TechCon: コア・アビオニクス・アンド・インダストリアル (Core Avionics & Industrial Inc.) (以下、「CoreAVI」) は本日、次世代の自動車システム向けのセーフティクリティカルなグラフィック処理ソリューション開発における協力のためアーム (Arm) 社との技術提携を発表した。

この提携は、自動車システムメーカーが最も厳しい安全性認定基準を達成する上での手順の簡素化とリスクの低減につながる。CoreAVIは、航空宇宙分野においてデジタルコックピットの安全性に関するユースケースから得た知見を自動車のセーフティ市場に活かすことができる独自の立場にあり、今後は、デジタルクラスター、ヘッドアップディスプレイ、拡張ビジョンシステム、デジタルミラー、先進運転支援システム (ADAS) などのセーフティクリティカルなコックピットアプリケーションを自動車メーカーとサプライヤーが効率的に展開できるようになる。

「次世代の車両が進化し、ドライバーエクスペリエンスの改善と向上が進むにつれて、これらのシステム全体で安全性が重要視されるようになります」と、アーム社の自動車およびIoT事業部門担当副社長、チェット・バブラ (Chet Babla) 氏は述べている。「CoreAVIとの今回の提携により、航空電子機器の安全設計とGPUコンピューティングのユースケースへの対応で培われた豊富な実績と専門知識が、自動車のデジタルコックピット分野にもたらされることになります」

「CoreAVIには、信頼性の高い認定アプリケーションにおける主要な製品や顧客と連携して、セーフティクリティカルなグラフィックおよびコンピューティングソフトウェアを開発してきた長い実績があります。私達はアーム社のビジョンに共鳴し、安全認証を設計における主要な基準に据えることが自動車および航空電子機器の両市場にとってメリットになると考えています」と、CoreAVIのCEO、ダミアン・フォザード (Damian Fozard) は述べている。「アーム社との提携により、導入が容易で、航空電子機器基準の安全性を備えた統合プラットフォームを実現できると考えており、それは、航空電子機器以外にも急速な広がりを見せるセーフティクリティカルなアプリケーションにとって最適なプラットフォームとなるでしょう」

詳細については、コア・アビオニクス・アンド・インダストリアルまでメールで問い合わせされたい:  Sales@coreavi.com

コア・アビオニクス・アンド・インダストリアルについて
コア・アビオニクス・アンド・インダストリアル (Core Avionics & Industrial Inc.) (以下、「CoreAVI」) は、軍事および航空宇宙分野の先駆企業であり、セーフティクリティカルなアプリケーションを実現するソフトウェアおよびハードウェアIPプラットフォームソリューション全般の提供において実績を持つ。リアルタイムかつセーフティクリティカルなグラフィック処理、コンピューティング、ビデオドライバー、「プログラム対応」の組み込みグラフィックプロセッサ、DO-254/ED-80認定COTSハードウェアIPの設計、供給の世界的リーダーであるCoreAVIの製品スイートは、航空宇宙、自動車、産業用アプリケーション向けの総合的なセーフティクリティカル組み込みソリューションの設計および実装を可能とし、RTCA DO-254/DO-178C、EUROCAE ED-80/ED-12C、ISO 26262をはじめとする最高水準の安全性認定基準への準拠と長期サポートを提供している。www.coreavi.com