Yes (イールド・エンジニアリング・システムズ)、アイコニックスおよびプロテックとパートナーシップを締結。顧客開発およびデモセンターを韓国で新たに開設

アジア太平洋地域での存在感を強めている企業が、顧客へより迅速な学習サイクルを提供


カリフォルニア州リバモア発, Nov. 08, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- 半導体アドバンストパッケージング、ライフサイエンス、および「more-than-Moore」の各市場をリードするプロセス用機器メーカー、YES (イールド・エンジニアリング・システムズ、Yield Engineering Systems, Inc.) は本日、アイコニックス (ICONNICS, Inc.) ならびにプロテック (Protec Co., Ltd.) とのパートナーシップを締結し、韓国の仁川に顧客開発およびデモセンターを新たに開設すると発表した。このパートナーシップによって、YESは自社のクリーン製品、コート製品、キュア製品をダイレクトに顧客に届けるとともに、顧客がより迅速な学習サイクルを習得して新しいプロセスをよりスピーディーに開発し、大量生産にむけてリリースできるようにすることで、アジア太平洋地域での存在感をさらに高めていく狙いだ。

「YESは、韓国のアドバンストパッケージング、化合物半導体、ライフサイエンス、光学コーティング市場においてその勢いを継続して高めています。アイコニックスおよびプロテックとのパートナーシップによってアジアでの我々の存在感を高め、当社の製品によって双方のお客様へと利益をもたらすことができるようになることを嬉しく思っています」と、YESのCEOであるケン・マックウィリアムズ (Ken MacWilliams) は述べている。「現地に創設する最先端の開発およびデモセンターでは、最前線を行くロードマップをサポートするYESの技術およびサービスに触れることができます。こうした施設に投資することで、韓国のお客様とのより緊密な関係を構築していけることを大変楽しみにしています。」

アイコニックスとプロテックは、ともに韓国における半導体製造装置の大手サプライヤーである。このパートナーシップによってYESは顧客ベースを広げ、主要な顧客との関係を緊密化し、現地での処理機能を提供していく。アイコニックスとプロテックも、クリーン製品、コート製品、キュア製品ならびに関連サービスを拡大し、自社の顧客に提供できるようになる。

アイコニックスの社長であるショーン・リー (Sean Lee) は、次のように述べている。「YESのような業界トップの企業と提携し、韓国市場に画期的な製品をお届けできることは大変光栄です。これによってお客様の所有コストやプロセスの効率改善につながることを確信しています。」

YESの主力製品であるVertaCureシステムは、次世代のアドバンストパッケージングにおいて多大な利益をもたらしている。これらの利益とは、硬化時間の改善 (~50%)、所有コストの低減、フィルム品質と信頼性の向上 (各~30%) などを意味する。一般的に、ポリイミド、BCB、またはPBOのキュアリング、ウエハー同士の焼結接合、真空焼結、プリメタルまたはプリPVDのベークとデガスに適用される。

「アドバンストパッケージングビジネスにおいては、今後も継続して安定した成長を遂げていきます。YESとのパートナーシップ締結で韓国に顧客開発およびデモセンターを開設したことで、我々は主要なお客様に最先端のクリーン、コート、キュア技術をお届けできるようになります。これにより、ビジネスの成長だけでなく、お客様への新しいプロセスの開発や提供も迅速に行えるようになるのです」と、プロテックのシニアディレクターであるJS・パク (JS Park) は述べている。

YESについて

YES (イールド・エンジニアリング・システムズ、Yield Engineering Systems, Inc.) は、サーフェス、マテリアル、インターフェイスの変換を行うハイテクでコスト効率の高い機器を製造する一流メーカーである。  同社が取り扱う製品には、高温真空硬化炉、化学蒸着 (CVD) システム、精密な表面の補正や半導体ウエハーの薄膜コーティングに使用するプラズマエッチングツール、半導体素子ならびにMEMSデバイス、バイオセンサー、医療機器の基板などが挙げられる。新興企業からFortune 100にランクインする企業まで、多くの顧客がYESとともにアドバンストパッケージング、MEMS、拡張現実 (AR)・仮想現実 (VR)、ライフサイエンスといったさまざまな市場で製品を生み出し、大量生産を行っている。YESはサンフランシスコ・ベイエリアに本社を置き、リバモアとフリーモントにオフィスを構えて、世界的にその存在感を増している。YESについて詳しくは、www.yieldengineering.comを閲覧されたい。

問い合わせ先

yes@bocacommunications.com