安全で持続可能な食糧供給の未来を形成するというミッションを、新しい企業理念に反映
Biotalys, Inc.の設立で意欲的な海外展開戦略を支援
ベルギー、ヘント発, Dec. 11, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- 新世代型のタンパク質ベースの生物防除を開発し、急成長している革新的な農作物保護企業、AgroSavfe NVは本日、社名を「Biotalys」に変更すると発表した。これに伴い、AgroSavfe NVはBiotalys NVという名称に即日変更される。加えて、海外展開のさらなる強化と、同社初の微生物殺菌剤を2022年に米国で発売するための準備として、Biotalys, Inc.を設立。ベルギーのヘントにあるバイオテクノロジーの拠点を引き続き本社とする、としている。
BiotalysのCEOであるパトリス･セレス (Patrice Sellès) は、次のようにコメントしている。「独自の効果的かつ安全なたんぱく質ベースの生物防除ソリューションを活用し、より持続可能な食糧供給チェーンの実現というミッションと、農作物保護を変革するという大志を反映した、Biotalysの新しい企業理念を発表できることを大変嬉しく思います。2022年に米国市場への初参入を予定している当社初の微生物殺菌剤、BioFun-1の開発が最終段階に差しかかったこのタイミングで、新しいブランド戦略を発表できる運びとなりました。BioFun-1は果物や野菜のセグメントを最初のターゲットとしており、さらにその独自の作用機序と製品特徴によって主要な寄生虫と病原体から農作物を保護することが可能であり、地球規模の大きな課題である食品廃棄物の削減に向け、消費期限の延長を実現します。」さらに、次のように述べている。「Biotalys, Inc.の設立は、当社が意欲的に行っている成長戦略に則ったもので、米国での商品化を通じて長期的な価値創造を支援します。チームをさらに拡大し、国際的なブランド構築を図り、さまざまな状況における画期的な生物防除のソリューション開発を加速できると期待しています。」
同社はAgroSavfeという社名で2013年に創業して以来、さまざまな状況下で新しいターゲット型のタンパク質ベースの生物防除ソリューションを特定、開発する独自の強力なテクノロジープラットフォームとして、投資会社や業界の評価を得ている。
科学的な専門知識およびプラットフォームの検証とリスク回避の実績を踏まえ、Biotalysの新しい企業理念には、食品バリューチェーン全体と相互作用し、生物学的な安全特性を持った化学薬品のような安定した実績を持つ農作物保護の代替ソリューションを提供する、成熟しつつある農作物保護事業の自然な進化が反映されている。
Biotalysについて
Biotalysは、新世代型のタンパク質ベースの生物防除ソリューションの開発と、安全で持続可能な食糧供給の未来を形作る、成長著しい革新的な農作物保護企業である。
その画期的な技術プラットフォームに基づき、斬新な作用機序を備えた効果的かつ安全な製品の広範なパイプラインを開発し、土壌からプレートまで、バリューチェーン全体を対象として深刻な害虫や病気被害に対処する。
Biotalys独自のタンパク質ベースの生物防除は、高性能の化学的特質と清潔で安全な生物学的特性を併せ持っており、収穫前と収穫後のどちらの用途にも対応する、理想的な作物保護剤である。同社は、2022年に米国で最初の微生物殺菌剤の発売を控えている。その後は世界市場でも発売される予定だ。
Biotalysは、VIB (フランドルを拠点としたバイオテクノロジー企業) のスピンオフ企業として、2013年に設立された。現在までに国際投資グループなどから5,100万ユーロ (約61億2,000万円) の資金を調達している。また、ベルギーのヘントにあるバイオテクノロジーグループをベースにしている。詳細については、www.biotalys.comを閲覧されたい。