ニューハンプシャー州ハドソン発, March 19, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- GTアドバンスト･テクノロジーズ (GT Advanced Technologies、GTAT) とオン･セミコンダクター (ON Semiconductor、NASDAQ: ON) は本日、5,000万ドル (約53億円) 相当の価値が見込まれる5年契約を締結したことを発表した。この契約に基づき、GTATは、エネルギー効率に優れたイノベーションをけん引するグローバルリーダーであるオン･セミコンダクターに対して、成長著しい市場およびアプリケーションでの利用に向け、同社のCrystX™シリコンカーバイド (SiC) 素材を製造、供給する予定である。
GTATの社長兼CEOであるグレッグ･ナイト (Greg Knight) は次のように述べた。「私たちは、パワーエレクトロニクス向けの最先端半導体分野の世界的なリーダーであるオン･セミコンダクターと提携できることを光栄に思います。本日の契約締結は、パワーエレクトロニクス向け推奨半導体基板素材としてのSiCへの急速な需要増大に対応するものです。」
オン･セミコンダクターのグローバルサプライチェーン担当の上級バイスプレジデント、ブレント･ウイルソン (Brent Wilson) は付け加えてこう語った。「オン･セミコンダクターの40年に及ぶ大規模ウエハー製造の経験と、GTATのSiC結晶成長技術の専門性および先端知識とを組み合わせることで、ダイナミックかつ高性能なワイドバンドギャップ市場に向けた堅牢かつスケーラブルなサプライチェーンが生まれます。 GTATとの提携によって、SiCワイドバンドギャップ素材技術の開発を促進し、この急速に発展する分野における私たちのリーダーシップを強化できることがとても楽しみです。」
電気自動車 (EV) のトラクションシステム、ハイブリッドおよびプラグインEV、太陽光発電およびエネルギー貯蔵、EVの充電などの急成長しているアプリケーションは、高品質で価格競争力のあるSiC素材の確実な供給を必要とし、大きく依存している。オン･セミコンダクターは、同社のSiCウエハーの製造にGTATが独占する150mm SiC水晶を利用することで、SiCサプライチェーン内で垂直統合されたサプライヤーとしての役割を加速し、同社の世界レベルの供給能力の維持を目指す。この契約は、業界最先端のSiCの入手可能性を促進して、現時点でエンジニアが抱える設計固有の課題の解決に役立つことが期待される。
GTATコーポレーションについて
GTATコーポレーション (GTAT Corporation) は、米国ニューハンプシャー州ハドソンに本社を置き、急速に拡大する市場に向けて、シリコンカーバイドおよびサファイア素材を製造している。これらの素材は、電気自動車、高出力な産業用モーター、電気通信インフラストラクチャー、航空宇宙および防衛システムなど、次世代製品の採用促進の土台となる。シリコンカーバイドおよびサファイアは、上記のアプリケーションにとって実証済みの技術的メリットを実現する。GTATは、そうした多様な市場におけるリーダー企業にとって、重要なサプライチェーンパートナーである。同社について詳しくは、www.gtat.comを閲覧されたい。
オン･セミコンダクターについて
オン･セミコンダクター (ON Semiconductor、Nasdaq: ON) は、エネルギー効率に優れたイノベーションを促進し、グローバルなエネルギー消費の削減を目指す顧客を支援している。同社は、半導体ベースのソリューションの世界的なサプライヤーであり、エネルギー効率に優れた電力管理、アナログ、センサー、ロジック、タイミング、接続、ディスクリート、SoC、およびカスタムデバイスなど、包括的なポートフォリオを提供している。同社の製品は、自動車、通信、コンピューティング、一般消費者向け、産業向け、医療向け、航空宇宙、防衛などのアプリケーションに固有な設計上の課題の解決を目指すエンジニアに役立っている。オン･セミコンダクターは、迅速かつ信頼性の高い世界レベルのサプライチェーンおよび品質プログラム、確実なコンプライアンスおよび倫理プログラム、さらには北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域の主要市場において製造施設、営業所、デザインセンターを運営している。詳しくは、http://www.onsemi.comを閲覧されたい。
本リリースには、1933年証券法第27A条および改正後の1934年証券取引法第21E条に規定される意味における「将来の見通しに関する記述」が含まれている。本リリースに含まれる、または組み込まれている歴史的事実以外の記述はすべて、将来の見通しに関する記述とみなされる。とりわけ、2020年12月31日に終わる年度の財務ガイダンスなど、オン･セミコンダクターの将来的な財務業績についての記述は不確実性を伴う。将来の見通しに関する記述は、「信じる」、「推測する」、「期待する」、「予期する」、「だろう」、「予定である」、「意図する」、「計画する」、「予想する」といった単語が使用されていること、または戦略、計画、意図について言及されていることによってしばしば判断される。本リリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、当社の現在の期待、予測、見積、想定に基づくものであり、関連リスクや不確実性、その他の要因により、この将来の見通しに関する記述で表明された内容とは異なる結果やイベントが発生する可能性がある。
GTATコーポレーションの問い合わせ先
クリストファー･ヴァン･ヴィーン (Christopher Van Veen)
マーケティングコミュニケーションマネージャー
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