ボブ・クリシアク、GTアドバンスト・テクノロジーズの取締役に就任

業界との固い絆がSiC市場におけるGTATの成長を加速する


ニューハンプシャー州ハドソン発, June 06, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- GTアドバンスト・テクノロジーズ (GT Advanced Technologies Inc.、GTAT) は、ボブ・クリシアク (Bob Krysiak) を同社の取締役に指名し、すでに就任済みであることを発表した。

同氏は、世界屈指の半導体メーカーでシリコンカーバイド (SiC) デバイスの主要サプライヤーであるSTマイクロエレクトロニクス (STMicroelectronics、ST) で30年の勤務経験がある。直近では、数十億ドル規模の売上を誇るST米州地区のエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めていた。また同社の戦略委員会のメンバーとして、世界規模のデジタルマーケティングも担当していた。STは2018年末に退社している。同氏は長年、半導体業界で幅広い経験を積み、市場および製品に関する膨大な知識を有している。ST在籍中、同社のSiC半導体関連ビジネスの開発・販売において重要な役割を担っており、その経験は、SiC分野の主要プレイヤーであるGTATの戦略のさらなる強化に貢献するだろう。

GTAT会長のジーン・デイヴィス (Gene Davis) は次のように述べている。「GTATはこの数年、目覚ましい変貌を遂げ、世界有数の結晶素材のサプライヤーへと成長しました。ボブの取締役への就任は、当取締役会がさらに効果的なビジネスの運営およびサポートを実現し、当社がシリコンカーバイド分野でより確固たる地位を築くうえで必要な経験と知識をもたらしてくれるでしょう。当社にはどこにも負けないリーダーシップチームがあり、この領域におけるボブの専門性を活用できれば、ビジネスの成長をさらに加速することも可能です。」

GTAT社長兼CEO、グレッグ・ナイト (Greg Knight) は次のように語った。「ボブの取締役会への参加を心より歓迎します。彼のSiC半導体分野での実績は素晴らしく、基板製造メーカーに対して高品質かつ価格面でも魅力的なSiC結晶素材を提供するという当社の目標達成においても確実に貢献してくれることでしょう。」

ボブ・クリシアクは、1983年から2019年の間、STで多くの役職を担ってきたが、いずれもSTが今日の地位を築くうえで不可欠な成果を残してきた。同氏は次のように述べている。「GTATの取締役会の一員となったことを光栄に思います。ST時代から、シリコンカーバイドデバイスは、EVなどの成長市場におけるゲームチェンジャーになりうる製品であると考えていました。GTATのトップレベルの品質と、結晶製品の大量生産とコスト面でのリーダーシップに注力したビジネスモデルを組み合わせることで、シリコンカーバイドウェハーの大規模供給が可能となり、パワーエレクトロニクス分野でのシリコンカーバイドの利用はさらに加速されることでしょう。」

同氏はイギリスのカーディフ大学卒で、電子工学の学位を持ち、さらにバース大学でMBAを取得している。 彼の前任者は、2016年以来、GTAT取締役会に所属し、最近辞任したマシュー・アーロンスキー (Matthew Aronsky) であった。

GTATコーポレーションについて

GTアドバンスト・テクノロジーズ (GT Advanced Technologies Inc.) の全額出資子会社であるGTATコーポレーション (GTAT Corporation) は、ニューハンプシャー州ハドソンに本社を置き、急速に拡大する市場に向けて、シリコンカーバイドおよびサファイア素材を製造している。これらの素材は、電気自動車、高出力な産業用モーター、電気通信インフラストラクチャー、航空宇宙および防衛システムなど、次世代製品の採用促進の土台となる。シリコンカーバイドおよびサファイアは、上記のアプリケーションにとって実証済みの技術的メリットを実現する。GTATは、そうした多様な市場におけるリーダー企業にとって、重要なサプライチェーンパートナーである。同社について詳しくは、www.gtat.comを閲覧されたい。

GTATコーポレーションの問い合わせ先

クリストファー・ヴァン・ヴィーン (Christopher Van Veen)
マーケティングコミュニケーションマネージャー
Chris.vanveen@gtat.com
603.417.2230

問い合わせ先/販売部門: sicinfo@gtat.com