アムステルダム発 , June 23, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- マネージドインターネット、クラウドアクセス、およびSD-WANソリューションの世界的プロバイダーであるエクスペリオ (Expereo) は、コネクティビティ･インテリジェンスプラットフォームのコムセーブ (Comsave) 買収を発表した。これに伴い、エクスペリオのグローバルなインターネットアクセスサービスのソーシングとプロビジョニングの自動化が加速される。
コムセーブは、業界の破壊的なEコマースプラットフォームを他社に先駆けて開発し、複数のサービスプロバイダー間でインターネットおよびラストマイルアクセスサービスのソーシングとプロビジョニングを自動化している。
今回の買収には、多国籍企業とサービスプロバイダーのグローバルネットワーキングの簡素化を図るエクスペリオの取り組みが反映されている。さらにこの買収により、グローバルなインターネット、クラウドアクセス、SD-WANソリューションのソーシングと管理に最適のプラットフォームとして、エクスペリオのデジタルプラットフォームexpereo.oneの構築が加速され、コネクティビティとアプリケーションのパフォーマンスに関する詳細情報の管理がユーザーとパートナーに委ねられる。
「コムセーブは、インターネットアクセスサービスのソーシングとプロビジョニングを他社に先駆けて自動化し、多数のサービスプロバイダー間で業界トップのプラットフォームとAPIエコシステムを構築しています。」と、コムセーブCEOのマテイス･ファン･セヴェンター (Matthijs van Seventer) は述べている。「コムセーブとパートナーは、この技術プラットフォームと共通のビジョンのシナジーをもとに、エクスペリオと共にグローバルに拡張することを次のステップとして目指しています。」と、彼は付け加えている。
エクスペリオの投資は、断片化された「ラストマイル」サプライヤーの状況をデジタルを通じて変革し、ユーザーとパートナーにグローバルなコネクティビティパズルの最後のピースの管理を委ねるという2社共通のビジョンが推進力となった。
「2社の能力を結集して、複雑でコストのかかるアクセスコンポーネントを簡易にして、パートナーおよびユーザーに対してグローバルなコネクティビティソリューションを開発して、提供していきます。コムセーブの人材、技術、ノウハウを活用して、多数のアクセスサプライヤーの管理を大幅に簡素化して、コストを削減し、パートナーとユーザーのデジタル変革を加速していきます。」と、エクスペリオCEOのアーウィン･フォーウェル (Irwin Fouwels) は説明する。
「マテイスのチームが当社の取り組みに参画したことをうれしく思っています。とりわけ、多くの企業が困難に直面している時期に、買収を完了したことを誇りに思っています。これを通じて、2社の事業の安定性ならびにアパックスパートナーズ (Apax Partners) のコミットメントと成長戦略の実行能力が示されました。」と、フォーウェルはコメントを締めくくった。
コムセーブ (Comsave) は、ヨーロッパで急成長を遂げている独立系ネットワークインテリジェンスおよび接続プラットフォームで、統合ソリューションパートナーとして信頼され、通信業者、卸売業者、サービスプロバイダーに効率に優れたソーシングと接続を提供している。
エクスペリオ (Expereo) は、グローバルインターネットコネクティビティ、SD-WAN、クラウドアクセラレーションサービスなど、マネージドネットワークソリューションの大手プロバイダーである。エクスペリオは、フォーチュン500に名を連ねる企業の30%にパートナーとして信頼されており、世界各地の企業および政府のサイトを運営し、柔軟で最適なインターネットパフォーマンスを通じて、各企業の生産性向上に貢献している。
アパックスパートナーズについて
エクスペリオ (Expereo) は、2018年にアパックスパートナーズ (Apax Partners) に買収された。
アパックスパートナーズは、ヨーロッパの大手プライベートエクイティ企業である。45年以上蓄積した経験をもとに、アパックスパートナーズは長期株式ファンドを提供して、世界最高クラスの企業を育成、強化している。アパックスパートナーズが管理し、アドバイスを提供するファンド額は40億ユーロ (約4,830億円) を超える。これらのファンドは、以下の4業界の成長著しい中堅企業に投資されている。技術および通信、消費財、ヘルスケア、サービス。
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