ニュージャージー州イーストウィンザー発, Aug. 24, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- フォードズ･ファーマ (ForDoz Pharma) はルピン (Lupin) と契約を締結し、米国とその領土において先行開発段階にある2つの複合注射製剤を市場で販売開始する。これらの製品はがん領域と抗感染療法領域のもので、承認されると、従来製品に代わる手頃な価格の製品が、患者と医療関係者に提供されるようになる。
この2つのライセンス製品は、フォードズ･ファーマの複合注射製剤パイプラインポートフォリオのフラグシップ技術資産である。このポートフォリオには、リポソーム、ミクロスフェア、エマルション、ナノ結晶、徐放性ナノサスペンション、ミセルなどがある。フォードズ･ファーマは、開発と規制当局からの必要な承認取得を担当する。これらの製品は、米国内のフォードズ･ファーマの生産施設で製造される。ルピンは製品の商品化を担当する。契約条件は機密である。
この開発について、フォードズ･ファーマ創設者でCEOのジェームズ･ヘ (James He) は次のように述べている。「フォードズ･ファーマがフラグシップ製品でルピンと提携できるのは、大変うれしいことです。ルピンは米国で存在感を発揮しており、フォードズ･ファーマの科学的能力を補完して、患者に手頃な価格の医薬品を効率的に提供できるでしょう。」
この開発について、ルピンの米国ジェネリクスCEOで、ジェネリクスR&Dおよびバイオシミラーのグローバルヘッドであるアロック･ソニグ (Alok Sonig) は次のように述べている。「提携する資産は大きな戦略となる製品で、当社の複合注射製剤パイプラインに加われば、法人向け業務の強化につながります。これらの資産は、吸入剤、長時間作用型注射剤およびバイオシミラーなど、ルピンが続けている複合資産に対するオーガニックなR&Dの取り組みを補うものです。」
フォードズについて
フォードズ･ファーマ (ForDoz Pharma Corporation) は、非上場の特殊製薬会社で、リポソーム、ミクロスフェア、ミセル、ナノサスペンション、微結晶懸濁液など、付加価値のある滅菌複合注射製剤の開発、製造、商業化に集中的に取り組んでいる。
フォードズ･ファーマは、ニュージャージー州プリンストン広域圏の27エーカーの敷地にある。この地区は、米国でも有名な製薬拠点である。フォードズ･ファーマはこの27エーカーの構内に、R&Dラボ、cGMP QC、微生物学ラボのほか、認可を受けて有効性が認められている滅菌複合注射製剤の生産施設 (米国およびEUのcGMP基準に準拠) を擁している。フォードズ･ファーマは、独自の粒子設計による薬物送達技術プラットフォーム (粒径10nm～数µm) を通じて、従来の創薬プロセスを促進し強化している。フォードズ･ファーマでは、R&D、分析試験、プロセス拡張から商業生産にいたるまで、CDMOパートナーとして閉ループシステムによる製品の商業化が、1か所の施設で可能である。
詳細は、www.fordozpharma.comを閲覧されたい。
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ルピンについて
ルピン (Lupin) は、イノベーション主導の多国籍製薬会社で、インドのムンバイに本社を置く。同社は幅広いブランドのジェネリック処方、バイオテクノロジー製品、APIを米国、インド、南アフリカ、アジア太平洋地域 (APAC)、中南米 (LATAM)、ヨーロッパ、中東地域の100を超える市場で開発、商業化している。
さらに心血管、抗糖尿病、呼吸器セグメントでリーダー的地位を獲得しており、抗感染、消化管 (GI)、中枢神経系 (CNS)、女性の健康促進などの分野でも、大きな存在感を示している。ルピンは、米国 (処方箋数) およびインド (グローバル収益) において、第3位の製薬会社である。同社は収益の9.6%を研究開発に投資している。
ルピンは世界15か所に生産施設、7か所に研究センターを置き、世界各地に20,000人を超える専門家を擁する。また、バイオテクノロジーおよび製薬部門の「働きがいのある会社 (Great Place to Work)」として常にランクインしている。
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