プライベート5Gのイノベーターであるセローナ、NTTVCおよびクァルコム・ベンチャーズが主導するシリーズB資金調達を完了。プライベートモバイルネットワークのさらなる成長を促進

米国でのCBRS帯の活用など、企業による市場需要の爆発的な増加が、継続的な成長および投資の原動力となる


カリフォルニア州クパチーノ発, Oct. 27, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- LTE/5GセルラーワイヤレスとエンタープライズITインフラストラクチャ間のギャップを埋めた初のエンタープライズネットワーキング企業であるセローナ (Celona) は本日、 3,000万ドル (31億4,813万円) のシリーズB資金調達の完了を発表した。このラウンドは、NTTVCおよびクァルコム・ベンチャーズLLC (Qualcomm Ventures LLC) が主導し、次に示すセローナの初期投資家も参加している: ライトスピード・ベンチャー・パートナーズ (Lightspeed Venture Partners)、ノーウェスト・ベンチャー・パートナーズ (Norwest Venture Partners)、サーヴィン・ベンチャーズ (Cervin Ventures)。この資金調達の新規ラウンドにより、現時点でのセローナの総設備投資額は4,000万ドル (41億9,426万円) に達した。

セローナCEOで創設者のラジーヴ・シャー (Rajeev Shah) は次のように述べている。「セローナの目標は、5Gを利用した新時代のエンタープライズサービスおよびアプリケーションを先導し、エンタープライズに独自のプライベートモバイルネットワークを提供することです。NTTVCおよびクァルコム・ベンチャーズとの提携は、エンタープライズにとって5Gテクノロジーをより身近な存在することが、ネットワークの未来に革命的なインパクトをもたらすという当社の見解の正しさを証明することになるでしょう。」

セローナは、エンタープライズ内のプライベートLTE/5Gワイヤレスネットワークの配備および運用を完全自動化する市場で唯一のソリューションを開発している。同社のAIOps対応アーキテクチャにより、既存エンタープライズITおよびクラウドインフラストラクチャをオーバーレイとして備えたセルラーワイヤレス機能の統合が実現する。エンタープライズだけでなく、サービスプロバイダーやクラウドプロバイダーもセローナのプラットフォームを利用することで、エンタープライズ市場内のリーチを拡張でき、さらにコネクティビティに留まらない、デジタルイニシアティブを支援する新しい選択肢によってビジネスの成長を促進することができる。

NTTVCの共同設立者ヴァブ・ゲール (Vab Goel) は次のように述べている。「プライベートモバイルネットワークに対する新たな帯域が世界中で次々に利用可能となっています。セローナの資金調達チームと提携することで、エンタープライズや事業者に向けた5Gの採用を加速できると期待しています。セローナによって、エンタープライズはモバイル優先のネットワークを配備し、次世代のエンタープライズのコネクティビティを強化する新たなリアルタイムアプリケーションを手に入れることができます。」

クァルコム・テクノロジーズ (Qualcomm Technologies, Inc.) のシニアディレクター兼クァルコム・ベンチャーズ中南米地区担当マネージングディレクターのアレクサンダー・ヴィレーラ (Alexandre Villela) はこう語る。「デジタルトランスフォーメーションのイニシアティブを実現するワイヤレスコネクティビティへの信頼性の増大により、幅広いカバレッジやワイヤレス性能の制御能力は組織にとって必要不可欠になっています。この度、セローナとの提携によって、5G対応のイノベーションを加速して、エンタープライズの変革を支援できることはとても光栄です。」

今回の資金調達ラウンドで得られた資金は、セローナの戦略的成長イニシアティブの実現のために利用され、世界中のローカルかつ共有された帯域によって生み出される、エンタープライズ市場内の根本的変化を利用する。具体的な帯域の例としては、米国のCBRS (Citizens Broadband Radio Service) が挙げられる。これは、エンタープライズワイヤレスにおける、Wi-Fi以来最も重要な進歩と広く認識されている。

5Gの世界的なロールアウトにより、高速かつ低遅延な能力を活用するアプリケーションが次々に登場し、あらゆる業界でデジタルトランスフォーメーションはスピードアップされるだろう。しかし、現時点では、この新たなテクノロジーと既存のITプラットフォームおよびアーキテクチャとのギャップを埋めることを望む企業を完璧に満足させるソリューションは存在していない。そうした変化はセローナによってもたらされるだろう。

NTTVCについて
NTTVCは、NTTとのコレボレーションによって設立された独立系ベンチャーキャピタルである。独自のパートナーシップ中心モデルと強力な業界ネットワークを活用することで、NTTVCは、スタートアップ企業がグローバルなリーチを得るための関係構築を支援する。5億ドル (524億円) の資金からスタートした同社は、AI、機械学習、およびデータを活用する次世代のエンタープライズ、デジタル健全性、そしてイノベーションに注目し、あらゆるステージ、あらゆる業界のテクノロジースタートアップ企業に幅広く投資を行っている。NTTVCはシリコンバレーに本社を構えている。詳しくは、nttvc.comを参照のこと。

クァルコム・ベンチャーズについて
次世代のワイヤレステクノロジーの世界的リーダーであるクァルコム・インコーポレイテッド (Qualcomm Incorporated) のベンチャーキャピタル投資グループ、クァルコム・ベンチャーズ (Qualcomm Ventures) は、2000年以来、世界を劇的に変革する可能性を秘めたテクノロジー企業に対して戦略的な投資を行ってきた。グローバルな投資企業として、次世代のモバイルを生み出す関係の構築に取り組んでいる。詳しくは、qualcommventures.comを参照するか、またはTwitterのクァルコム・ベンチャーズのアカウント、@QualcommVentureをフォローのこと。

セローナについて
エンタープライズ5G企業であるセローナ (Celona) は、エンタ―プライズワイヤレス関連のビジネスに不可欠なアプリの普及促進と、新世代デジタルビジネスイニシアティブの実現に取り組む組織の支援に取り組んでいる。CBRS (Citizens Broadband Radio Service) のような新たなプライベートスペクトラムモデルを利用するセローナのソリューションアーキテクチャは、エンタープライズ組織やそのテクノロジーパートナーによるセルラーワイヤレステクノロジーの利用を可能にする目的で開発されている。詳しくはcelona.ioを参照するか、Twitterのセローナのアカウント、@celonaioをフォローのこと。

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