JWプレイヤー、急拡大するデジタルビデオ経済の成長を支援するためにシリーズEで1億ドル (約110億円) を資金調達

この資金により、JWプレイヤーは成長を加速させ、すでに堅固なプラットフォームを拡張し、デジタルビデオ経済において顧客に独立性と制御性を提供


ニューヨーク発, June 25, 2021 (GLOBE NEWSWIRE) -- ビデオソフトウェアおよびデータインサイトプラットフォームの大手企業であるJWプレイヤー (JW Player)は本日、LLRパートナーズ (LLR Partners) からシリーズEの資金1億ドル (約110億円) を調達したと発表した。過去12カ月間の記録的なビデオストリーミングの成長と堅実な収益性によるものである。この資金調達により、JWプレイヤーは、今日のデジタルビデオ環境で急速に変化する顧客の要求に対応するための製品イノベーションを加速させ、販売、マーケティング、チャネルのパートナーシップ全体でグローバルな市場参入を拡大し、世界クラスのチームを構築するための成長と投資を継続する。

この資金調達ラウンドは、JWプレイヤーが最近買収した、ライブおよびオンデマンドのビデオストリーミングおよびデジタル著作権管理 (DRM) ソリューションの大手プロバイダー VUALTO が世界中の放送局への提供を拡大したことを受けたものである。 買収後の数日間でJWプレイヤーは、特にLATAMおよびAPAC地域において、売上とパイプラインの大幅な増加と拡充を記録した。

JWプレイヤーのAPI駆動型ビデオプラットフォームは、非常に人気のあるオープンソースビデオプレーヤーとしてスタートした。現在では、数十万の顧客が、モバイル、OTT、Webビデオアプリケーションを世界規模で独自に制御し運用できる。重要な点は、JWプレイヤーにはデータに基づいた独自のサービスと情報が含まれているため、顧客はより効果的に視聴者を増やし、エンゲージメントを高めることができ、ビデオへの投資からより多くの収益を得ることができることだ。昨年だけでも、同社のビデオストリーミングはほぼ200%増加し、ライブストリーミング配信は400%以上増加した。

この資金調達は、デジタルビデオの視聴が主流へと継続的にシフトする中で成立した。ビデオは現在、インターネットの全トラフィックの80%以上を占めており、JWプレイヤーのデータによると、1日のデジタルビデオ視聴時間は2時間以上と、2020年初頭から40%増となっている。そのため、メディア企業だけでなく、フィットネス、Eコマース、スポーツ、Eラーニング事業など、あらゆる種類の組織でデジタルビデオ戦略は「必須」となっている。このような組織にはさまざまなニーズがあり、ユーザーが選択した画面で視聴者と関わり、ビデオへの投資から定量化可能なROIを求めることができる柔軟なビデオプラットフォームが必要である。以上の動向を考慮すると、対象となる市場は現在の140億ドル (約1兆5,000億円) から2027年までには500億ドル (約5兆5,000億円) と、年平均20%の成長が見込まれる。

JWプレイヤーのCEO兼共同設立者、デーブ・オッテン (Dave Otten) は次のように述べている。「ビデオは黄金時代に入りました。現在、私たちはデジタルビデオ経済のただ中にいます。JWプレイヤーは、使いやすいビデオプラットフォーム技術と独自の消費とコンテキストに関するデータインサイトを組み合わせることで、視聴者の増加を支援し、あらゆる画面での世界クラスのビデオ体験の作成を顧客に提供しています。最も重要なこととして、収益の増加を支援するという点で、明白な利点があります。次の段階に入るにあたり、LLRと提携できることを大変嬉しく思っています。LLRのチームは、業界を変革して成長を続けるソフトウェア企業に数十年にも及ぶ比類のないサポートと専門知識を提供してきました。この巨大な市場機会を共に追求することで、確実に当社の成功が加速します。」

LLRパートナーズのパートナーであるデービッド・ロイター (David Reuter) は次のように語っている。「JWプレイヤーは、創立者のイェルーン・ワイエリン (Jeroen Wijering) が2008年にYouTubeのオリジナルビデオプレーヤーを作成して以来、デジタルビデオイノベーションの最前線に立ってきました。現在ではデジタルビデオエコシステムで最も包括的なテクノロジー、広告、データ分析プラットフォームを提供しています。プラットフォームを拡張して、ブランドがビデオのホスティング、ストリーミング、収益化を行う方法を引き続き向上させていく中、そのJWプレイヤーチームと提携するのを楽しみにしています」

JWプレイヤーについて
JWプレイヤー (JW Player) は、今日のデジタルビデオ経済において顧客に独立性と制御性を提供する、先進的なビデオソフトウェアとデータインサイトのプラットフォームである。JWプレイヤーのテクノロジープラットフォームは、2008年に極めて人気の高いオープンソースビデオプレーヤーとして立ち上げられ、現在では米国のコムスコア (comScore) トップ50サイトの半分をはじめ、EMEA、APAC、中南米の大手放送事業者など、数十万もの企業にデジタルビデオを提供している。毎月10億人の視聴者 (インターネット全利用者の3分の1) が、27億台のデバイスでJWプレイヤーのテクノロジーを利用してビデオを視聴しており、他にはない強力な視聴とコンテキストのデータグラフを生み出すことで、顧客が視聴者を増加させて、デジタルビデオからビデオを次々と生成できるように支援している。本社はニューヨークにあり、ロンドンとアイントホーフェンに事業所を置く。詳しくは、http://www.jwplayer.comを閲覧されたい。

LLRパートナーズについて
LLRパートナーズ (LLR Partners) は、テクノロジーとヘルスケアの事業に投資するミドルマーケットのプライベートエクイティ企業である。ポートフォリオ企業と協力して、主要な成長戦略を策定し実行するほか、長期的な価値創造に貢献している。1999年に設立され、6ファンドで50億ドル (約5,500億円) 以上を調達したLLRは、成長、資本再編成、バイアウトのために株式資本を柔軟に提供している。詳しくは、https://www.llrpartners.com/を閲覧されたい。

報道関係者向けの問い合わせ先:
ファティマ・ヌイラーティ (Fatimah Nouilati)
JWプライヤーのスクラッチマーケティングとメディア担当
fatimah@scratchmm.com

クリスティ・デル・ムトゥ (Kristy DelMuto)
LLRパートナー
kdelmuto@llrpartners.com