インターナショナルアクションセンター、国連に対するカーボベルデの対応について声明を発表


プライア (カーボベルデ) 発, July 02, 2021 (GLOBE NEWSWIRE) -- 6月8日付で暫定措置を決定した国連人権委員会は、カーボベルデに対し「アレックス・サーブ (Alex Saab) の米国への身柄引き渡しを停止し」、「サーブが選んだ独立系の専門医師による適切な医療 […] を受けられるよう必要なあらゆる措置を講じる」よう要請した。この裁決による暫定措置は、国連人権委員会の決定に先立ってアレックス・サーブから提出された訴状の手続きに伴う最初の緊急措置である。

2021年6月29日のインタビューの中で、カーボベルデの検事総長であるホセ・ルイス・ランディム (Jose Luis Landim) は、国連に対して正面攻撃をかけ、国連人権委員会は、カーボベルデから米国へのアレックス・サーブの身柄引き渡し停止を強要する権限を有していないと主張している。

このような見解は憂慮すべきものであり、法的、戦略的、倫理的な誤りである。

第一に、この見解は法律的な観点から完全な誤りである。ランディムには、カーボベルデが1993年8月6日以降、市民的及び政治的権利に関する国際規約 (International Covenant on Civil and Political Rights) を批准し、2000年5月19日以降、同規約の選択議定書の批准を選択したことを再認識していただきたい。すなわち、カーボベルデは国際的な義務を誠実に遵守し、市民的及び政治的権利に関する国際規約の解釈に責任を負う専門機関である人権委員会の決定を完全に尊重しなければならない。同委員会には身柄引き渡しの停止を要求する権限がないと主張することは、回復不能な被害をもたらす危険性や生命および身の安全を保証する権利を侵害するリスクに他者が晒される恐れがあり、法規範と完全に矛盾した、許されない法的誤りである。

第二に、このような見解は国連、ひいては同機関が最も重要な価値観として擁護する人権に対する正面攻撃である。このことは、カーボベルデが自ら同意した国際人権法の規範ならびに国際的な取り決めを無視して、主権を行使し、人権を侵害できるという明確なメッセージを世界に発信するものである。そうすることで、カーボベルデは、恣意的に拘留されたアレックス・サーブを釈放するよう命じた西アフリカ諸国経済共同体 (ECOWAS) 司法裁判所の決定を無視し、アフリカ連合の特使兼大使としてのアレックス・サーブの外交特権を侵害することで、国連に対して敵対的な立場を取り、国際社会の一員から自ら逸脱することになる。

第三に、このような見解は、基本的な倫理観という観点でも誤りである。人権委員会は訴訟の審理待ちであるアレックス・サーブの身柄引き渡し停止を要求することで、身柄引き渡しがアレックス・サーブの身の安全と生命を脅かすことを考慮し、人道的配慮と良識を示すようカーボベルデに要請した。同委員会は、政治的立場からではなく、純粋に人道的な立場からこうした要請を行った。

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