日機装クライオジェニック・サービシーズ、重要な酸素供給を実現するためインドの空気分離工場を再稼働


カリフォルニア州テメクラ発, July 29, 2021 (GLOBE NEWSWIRE) -- 日機装株式会社 (Nikkiso Co., Ltd.) 子会社である日機装クライオジェニック・インダストリーズ (Nikkiso Cryogenic Industries) のクリーンエネルギー&産業ガスグループ (Clean Energy & Industrial Gases Group) (以下「グループ」) は、インドのハイデラバード、パタンチェルーにある空気分離工場の再稼働を完了したことを発表した。このプロジェクトは、テランガーナ州政府 (以下「TEL」) とグリーンコ財団 (Greenko Foundation、以下「GKO」) と連携して実施された。

インドではパンデミック危機が継続しており、インド政府は医療用酸素の緊急需要に対応するため、操業とLOX生産再開の指令を出した。GKOは、エア・ウォーター・インディア (Air Water India Private Limited、以下「AWI」) が所有する閉鎖中の酸素工場を2年間のレンタルベースで取得した。

2021年5月、グループは工場の再稼働に向け、GKOと提携した。日機装クライオジェニック・サービシーズ (Nikkiso Cryogenic Services) は、ノズルアクチュエータや振動部品などの重要な技術サポートやスペアパーツを提供し、日機装コスモダイン・インディア (Nikkiso Cosmodyne India Pvt. Ltd.) はフィールドサービスサポートを提供した。この緊急要請に対応するため、通常12~14週間かかるところ、重要な部品を3日で提供した。工場は、6月22日までに本格的に再稼働した。

日機装クライオジェニック・サービシーズ社長のジム・エステス (Jim Estes) は次のように述べている。「新型コロナウイルスとの闘いで役割を果たせたことを誇りに思います。このような短期間で、工場を再稼働に漕ぎつけた技術とチームワークを高く評価しています。」

同グループは、新型コロナウイルス流行期間にわたって、世界各地への重要な酸素供給を継続的に支援し、貢献してきた。

クライオジェニック・インダストリーズについて

日機装株式会社傘下のクライオジェニック・インダストリーズ (Cryogenic Industries, Inc.) は、液化天然ガス (LNG)、坑井サービス、産業ガス業界向けに、工業用クライオジェニックガス処理装置や小型プロセスプラントを製造している。クライオジェニック・インダストリーズは50年以上前に設立され、ACD、コスモダイン (Cosmodyne)、クライオキップ (Cryoquip) のほか、約20の事業会社からなる被支配グループの親会社である。

詳細については、www.nikkisoCEIG.comおよびwww.nikkiso.comを閲覧されたい。

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アンナ・キグリー (Anna Quigley)
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