フェニックス・ソフトウェアがJES3plus® V1R1をリリース、6年間で初めてJES3テクノロジーを拡張

フェニックス・ソフトウェアが2021年9月に製品ラインを大幅に更新


カリフォルニア州エル・セグンド発, Sept. 30, 2021 (GLOBE NEWSWIRE) -- フェニックス・ソフトウェア・インターナショナル (Phoenix Software International, Inc.) は本日、IBMのz/OS® JES3をベースとした派生著作物であるJES3plus V1R1の一般提供を発表した。このリリースには強化されたスプールI/O性能が統合されており、今年に入って継続的なデリバリーを通じて、JES3plusを入手した顧客が利用できるようになる。これはJES3テクノロジー初のリリースであり、2015年初め以来の機能強化が含まれる。また、z/OS 2.5 (JES3を取り込んだz/OSの最新リリース) と同時期に提供される。JES3plusに移行して、このテクノロジーを今後も利用することを検討している組織は、将来の開発ロードマップで強化された製品のメリットを享受できる。

JES3plus V1R1

JES3plus V1R1は、2つの新しいチャネル・プログラミング技法に対応し、性能がさらに改善されている。

  • ACKD – 短いプレフィックスのチャネルプログラムにより、一度に1レコードではなく、トラック全体を処理できる。この拡張機能では、MIDAWサポートが活用されている。
  • zHPF – チャネルプログラムは検出時にCCWを転送するのではなく、z/Architectureファイバチャネル拡張 (FCX) ファシリティを活用して、チャネルプログラム全体をデバイスに転送して、処理を実行する。

フェニックス・ソフトウェアのJES3plus顧客諮問委員会 (Customer Advisory Council) は、製品の拡張ロードマップを優先するよう積極的に支援しているため、継続的なデリバリーを通じて、2022年にも追加の拡張を期待できる。

フェニックス・ソフトウェア・インターナショナル最高技術責任者のエド・ジャッフェ (Ed Jaffe) は次のように述べている。「JES3plusの拡張では、最新のI/O技術の採用を優先すべきことを早くから認識していました。ミッションクリティカルなJES3の世界的再始動を待っている間、永遠のように感じ、ひどく心配していたと思います。zHPFは、当社環境の待ち時間を80%以上も短縮し、お客様にも同様のメリットを享受していただけます。この新たな拡張のJES3plusのリリースをスムーズに展開できたのは、ひとえにISVパートナーと早期テストの参加者の功績です。参加者の皆さんは、熱心な取り組みと多大な忍耐により、このリリースの成功に大きく貢献しました。」

(E)JES V6R1

(E)JES V6R1は、フェニックス・ソフトウェア最新のJESplex管理ツールの最新リリースで、MVSサブシステムの管理、アドレス空間メモリ使用率の把握、重要なシステム連結の検索などの機能が拡張されている。

フェニックス・ソフトウェアの製品リリース: 2021年9月

フェニックス・ソフトウェアは今月、製品ラインを刷新した。各製品は、フェニックス・ソフトウェアのインターナショナル・サポート・ポータルからダウンロードできる。https://phoenixsoftware.com/support.htm#downloadsにアクセスされたい。新たにリリースされた製品は以下のとおり。

  • (E)JES® V6R1
  • CONDOR® z/OS 26.0 z/VSE 32.0
  • CYGNET® z/OS 26.0 z/VSE 32.0
  • Entrypoint® 16.2
  • FALCON® z/OS 26.0 z/VSE 32.0
  • Falcon64® 11.1
  • ImagEntry® 4.73
  • JES3plus V1R1
  • Key/101® 9.1
  • PHX-Adders®/PHX-Guest® 7.3
  • PHX-KeyPlus® 5.3
  • PHX-ODE® 7.3
  • Viking Data Entry (VDE) ® 4.73

フェニックス・ソフトウェア・インターナショナルについて

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