日機装クリーンエネルギー&産業ガスグループ (Nikkiso Clean Energy & Industrial Gases Group)、韓国・釜山の海上施設にて初のオンサイトFAT試験を実施


カリフォルニア州テメキュラ発, Jan. 12, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 日機装株式会社 (日本) のグループ企業である日機装クリーンエネルギー&産業ガスグループ (Nikkiso Clean Energy & Industrial Gases Group) (以下「同グループ」) は、韓国・釜山にある新しい海洋施設で、初のオンサイトFATテストを実施したことを発表した。これは、韓国市場の成長へのコミットメントとサポートを示すものである。

2022年7月以来、同社は4,000平方メートルの施設で高圧ポンプスキッドを製造している。ハパック・ロイドAG (Hapag Lloyd AG)向けのこのFAT試験 (最大級の燃料ガス供給システムが対象) が成功裏に完了したことで、同社の工場とLN2 (液体窒素) 試験設備の能力を実証した。同施設では、これまで提供してきた試運転やメンテナンスのサポートも継続する。高圧ポンプスキッド製作と試験能力により、同社は現在、顧客にフルシステムの海洋ソリューションを提供している。

FAT試験はスキッド納入前に義務づけられており、総合的な性能 (ポンプ最大流量、気化器性能、潤滑油 (LO) システム、窒素パージシステム、クライオジェニックバルブなど) がテストされる。この試験は、製品が要求性能を満たしていることを検証するために、船主、船級協会、顧客の立会いが必要となる。

韓国担当ゼネラルマネージャーのジェイ・リー (Jay Lee) は次のように述べている。「日機装ACDでは、20年以上にわたって韓国の造船業界に燃料ガス用スキッドを供給してきました。韓国の造船所付近に新しいスキッドパッケージングとテスト施設を開設することで、現地でサポートを提供する能力がさらに高まり、世界の海洋業界での大きな需要に応えることができるようになりました」

クライオジェニック・インダストリーズ (Cryogenic Industries) のCEOおよび同グループの社長であるペーター・ワグナー (Peter Wagner) は次のように述べている。「これは、弊社グループとLNGを燃料として使用する船舶市場にとって重要な次のステップであり、当社の海洋業界のお客様にとってもメリットが拡大するものです。日機装CE&IGは、今後、フルシステムの提供とテストを行い、ターンキーシステムソリューションでお客様をサポートして参ります」

問い合わせ先:
日機装クリーンエネルギー&インダストリアルガス - 韓国
本社、工場:83, Nosansanupjung-ro, Gangseo-gu, Busan, 46752, Korea (韓国・釜山)
支社事務所:#1912, 170, Gwanggyojungang-ro, Yeongtong-gu, Suwon, Gyeonggi-do, 16614, Korea (韓国、京畿道)
info@NikkisoCEIG-Korea.com

CRYOGENIC INDUSTRIESについて
現在は日機装株式会社のグループ会社であるクライオジェニック・インダストリーズ (Cryogenic Industries, Inc.) は、極低温ガス処理装置 (ポンプ、ターボエキスパンダー、熱交換器など)、産業ガス、液化天然ガス (LNG)、液体水素 (LH2)、廃熱回収用有機ランキンサイクルのプロセスプラントの製造およびサービスに従事している。50年以上前に設立されたクライオジェニック・インダストリーズは、ACD、日機装クライオ (Nikkiso Cryo)、日機装インテグレーテッド・クライオジェニック・ソリューションズ (Nikkiso Integrated Cryogenic Solutions)、コスモダイン (Cosmodyne)、クライオキップ(Cryoquip) の親会社であり、20の事業体からなる共同支配企業グループである。

詳細については、www.nikkisoCEIG.comおよびwww.nikkiso.comを参照。

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アンナ・キグリー (Anna Quigley)
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