キーロンが新しい最高経営責任者を任命

カール・D・フランシスが糖尿病、NASH、肥満の回復に重点を置くメドテックグループの指揮を取る


ロンドン発, Feb. 08, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 革新的な医療機器プラットフォームによる2型糖尿病、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肥満の回復に重点を置く医療技術グループのキーロン(Keyron)は本日、カール・D・フランシス(Carl D Francis)を最高経営責任者に任命することを発表した。

フランシスは次のように述べている。「肥満、糖尿病、およびすべての種類の脂肪性肝疾患の継続的増加は、今日世界が直面している最大の健康上の課題の1つです。文字通り何10億人もの人々が発症しており、その数は急速に増え続けています。キーロンの技術は、非常に大きな変化をもたらしています。荒療治の肥満外科手術の代替手段としての内視鏡による、完全に可逆的で革新的な非外科的治療は、この上なく魅力的です。私はキーロンの一員になることを非常に誇りに、また光栄に思います。」

米国糖尿病学会(The American Diabetes Association)によると、現在、アメリカ人の3,700万人が糖尿病を、9,600万人が前糖尿病を患っているという。肥満と糖尿病との関連は十分に確立されており、世界肥満連合(The World Obesity Federation)が最近発表したアトラス2022年版によると、2030年までに南北アメリカの女性の67%、男性の51%が肥満(BMI≧30)を抱えて生活するようになると予測している。

キーロンの特許技術は、完全内視鏡下の外来処置で、2型糖尿病や肥満のほか、NASHや肝線維症の回復など、胃バイパス術と同等以上の代謝上の利点を提供するよう設計されている。

2019年のげっ歯類を用いた試験および2022年のブタを用いた試験での成功を受けて、キーロンのFirst-in-Human(FIH)試験が2024年初頭に開始する予定である。キーロンは、2028年までにFDAの認証を取得することを目標としており、最初のターゲット市場として米国を計画している。同社は現在、1,500万ドルのシリーズA資金調達ラウンドを提起する計画を作成している。

キーロンの会長であるジョルジョ・カスタニェート・ギセー博士(Dr Giorgio Castagneto Gissey)は、次のように述べた。「この開発の重要な段階に入るに当たり、カールがキーロンを率いることに胸を踊らせています。カールは、エネルギー、集中力、最高幹部としての体験により、私たちが可能性を最大限に発揮できるようにします。キーロンは、常に世界有数の著名な取締役や医療顧問を擁しており、今後も並外れた人材を迎え入れます。カールを招くことができて心から嬉しく思います。」

フランシスは以前、ナノテクノロジーグループのP2iのCEOを務めていた。彼の在任中、一握りの従業員のグループが、機能性ナノコーティングの分野の世界的なリーダーへと成長した。直近では、光学・眼科分野の先端技術に特化した、英国を拠点とするメドテックグループ、イヨト(Eyoto)のCEOを務めた。彼は、米国公認会計士としてキャリアをスタートし、メンサ(Mensa)のメンバーであり、シンシナティ大学で理学士号を取得している。

連絡先

詳細の問い合わせ先:

  • 米国 – カール・D・フランシス(Eメール:c.francis@keyron.comまたは電話:+1 (912) 429-3800)
  • 欧州 – ジョルジョ・カスタニェート・ギセー博士(Eメール:gcgissey@keyron.comまたは電話:+44 7975 911101)

キーロンについて

キーロンは、英国を拠点とする前臨床段階の医療機器・技術プラットフォーム企業で、代謝性疾患の非常に効果的な治療を目指している。キーロンの特許取得済みForePass™は、2型糖尿病のほか、 NASHや肥満を安全に治療することを目的としている。同社は、すでに動物実験でインスリン抵抗性の完全な回復を実証しており、最近その結果をランセット(The Lancet) が出版したEBioMedicineに発表した。キーロンは今後、南米で臨床試験を実施し、その後、米国でのさらなる臨床試験の実施を目指している。創業者、取締役、顧問、投資家には、代謝性疾患分野で世界的に最も有名で、引用されている教授やキーオピオニオンリーダー(KOL) が含まれている。同社は、米国およびヨーロッパ・中東・アフリカに拠点を置く複数の機関投資家により支えられている。