アンビック (Ambiq)、新しい超低消費電力プロセッサで遠隔医療モニタリング分野の成長を促進

アポロ4ライト (Apollo4 Lite) およびアポロ4ブルーライト (Apollo4 Blue Lite) システムオンチップ (SoC) は、機器の機能とバッテリ寿命を向上させ、遠隔モニタリングの普及を加速させる


ニュースハイライト:

  • 新しいアポロ4ライトおよびブルーライトSoCは、豊富な機能、最適化されたメモリ、パワフルなグラフィックス性能、および軽量ソリューションで強固なセキュリティを実現するsecureSPOT®を搭載
  • デジタル聴診器、患者モニタリング、持続的血糖・血圧モニタリングなどのデジタルヘルスアプリケーションに最適
  • アポロ4ブルーライトは、ハンドヘルド機器、ホスト機器、クラウドとの通信用にセキュアなBluetooth® Low Energy接続を提供する

テキサス州オースティン発, July 10, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 超低消費電力半導体製品とソリューションのテクノロジーリーダーであるアンビック (Ambiq®) は、IoTエンドポイントデバイス、特にヘルスケア分野の遠隔モニタリング製品向けに、拡大中の同社のSoCポートフォリオにアポロ4ライトとアポロ4ブルーライトSoCを発表した。この発表は、マルチヘッドニューラルネットワーク (MH-NN) を活用した最適化されたオープンソースAIモデルにより、さまざまなリアルタイム心臓モニタリングアプリケーションを実現する同社のHeart Kit™のリリースに続くものである。

アポロ4ライトおよびブルーライト製品ラインは、アンビック独自のSubthreshold Power-Optimized Technology (SPOT®) プラットフォームに基づいて構築された最新世代のシステムプロセッサソリューションであり、新機能を実現すると同時に、デバイス全体のシステム消費電力を削減し、バッテリ寿命を延長する。両SoCには、ターボスポット (turboSPOT) 搭載の最大192MHzで動作する超低消費電力のCortex-M4コア、オーディオサブシステム、GPU、十分なMRAMとSRAMが組み込まれている。また、アンビックのアポロ4プラスおよびブループラス¹とのピン互換性を持つため便利であり、デベロッパーに技術革新のための最適な柔軟性を提供する。

アンビックの技術ソリューション担当バイスプレジデントであるデイビッド・プリスカック (David Priscak) は次のように述べている。「現代の患者さんは、自分自身の健康を監視し、要求するようエンパワーメントがあり、医療従事者は、総合的な治療を処方するために、より多くのデータ分析を必要としています。鮮明なグラフィックスと長いバッテリ寿命により、アポロ4SoC製品ラインに新たに加わったこれらの製品では、最先端の健康追跡がより手頃な価格で利用できるようになりました。」

マーケッツアンドマーケッツ (MarketsandMarkets)リサーチPvt (Research Pvt. Ltd.) のリードヘルスケアアナリストであるアヌ・ディマン (Anu Dhiman)は次のように述べている。「世界の遠隔患者市場は、2022年に536億ドル (約7兆6,000億円)、2027年には1,752億ドル (約24兆9,000億円) に達すると推定され、2022年から2027年までの年平均成長率は26.7%になると推定されています。市場の成長に影響を与える主な要因としては、医療資源の負担を軽減する遠隔患者モニタリングの利点、遠隔医療と遠隔患者モニタリングサービスのモニタリング上の利点、テレコミュニケーションの進歩、老人人口の増加、医療アクセスの拡大ニーズの高まりなどが挙げられます。」

アポロ4ライトとアポロ4ブルーライトは、バッテリ寿命の延長、高度なセキュリティ、パワフルなグラフィックスを小型のフォルムファクタで実現するよう設計されており、これらのデバイスの継続的な採用には不可欠である。両製品は現在量産中で、デジタルヘルス製品、スマートウォッチ、フィットネスバンド、動物用トラッカー、音声起動リモコン、産業用メンテナンス、スマートホームIoTデバイスをターゲットとしている。製品情報の詳細については、www.ambiq.com/apollo4-liteおよび www.ambiq.com/apollo4-blue-liteを参照されたい。

¹ - アポロ4ライトは、アポロ4プラス (AMAP42KP-KBR) とピン互換性を持ち、アポロ4ブルーライトはアポロ4ブループラス (AMA4B2KP-KXR) とピン互換性を持つ。

アンビックについて

アンビックのミッションは、エネルギー効率が高く、持続可能で、データ駆動型の世界を推進する、電力消費量を最小限に抑えた半導体ソリューションを開発することにより、あらゆる場所でインテリジェントデバイスを実現することである。アンビックは、小型の産業用設計で最大限の機能を提供しながら、1回の充電で (数日ではなく) 数週間使用できる製品を開発する世界の大手メーカーを支援してきた。アンビックの目標は、同社の先進的な超低消費電力システムオンチップ (SoC) ソリューションを活用し、モバイル機器やポータブル機器において人工知能 (AI) をこれまでにない分野へと発展させることである。アンビックは2023年3月現在、2億ユニット以上を出荷している。詳しくは、www.ambiq.comを参照されたい。

問い合わせ先

シャーリーン・ワン (Charlene Wan)
ブランディング、マーケティング、投資家広報担当バイスプレジデント
cwan@ambiq.com
+1.512.879.2850

この発表に関する写真はこちらで入手可能:

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