エンサージ (Ensurge)、米エネルギー省 (DOE) マイクロバッテリーデザインコンテストでフェーズ1を獲得

革新的な新しいマイクロバッテリーの設計推進と、その商業化および既存のクリーンエネルギー製造技術への統合を加速することを目的としたコンテスト


カリフォルニア州サンノゼ発, Nov. 21, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- エンサージ・マイクロパワー (Ensurge Micropower (OSE: ENSUおよびOTCQB: ENMPY) (「エンサージ」または「同社」)は本日、米DOEマイクロバッテリーデザイン賞コンテストでフェーズ1の受賞企業に選ばれたことを発表した。同社は現在DOEの2段階プログラムで2番目のフェーズに入っている。これは連邦政府からの助成金を含めて賞金総額が110万ドル(約1億6,313万円)になる。

「業界を牽引する設計アーキテクチャとして当社がエネルギー省から選ばれたことを非常に嬉しく思います」とエンサージのテクノロジー担当エグゼクティブバイスプレジデントであるアーヴィンド・カマス (Arvind Kamath)は語った。「この受賞は、技術革新とエンジニアリング・チームの努力の証です。技術性能試験と評価を段階的に継続し、主要な顧客との緊密に協力することによって成し遂げました。また、このクラスのマイクロバッテリーの強力な市場ニーズと戦略的ニーズも強化されます。」

このDOEのコンテストは、スマートホーム、工場、農場、都市で使用される新時代の小型ワイヤレス電子機器に対応するためのバッテリーの性能、安全性、リサイクル性の向上に重点を置いている。また、マイクロエレクトロニクスとエネルギー貯蔵のサプライチェーンにある既存のギャップを埋めることも目的としている。それにより、米国の海外での製造競争力と、これらの技術に関する国内のエンド・ツー・エンドのサプライチェーンの両方が強化される。

今回の受賞により、エンサージが開発から顧客への納品、生産規模の拡大へと移行する中で、バッテリー技術の認知度は、民間および公的な資金調達源の双方から大きく高まります」とエンサージの最高経営責任者 (CEO) であるラース・エイケランド (Lars Eikeland) は語った。「先月のアメリカ化学会による表彰に続いてDOEの受賞は当社の技術が重要視された証です。権威あるACS Energy Letters誌で固体リチウム薄膜電池に関する見解論文も発行されています。これらの独立した評価により、当社の技術の価値と、その利点が現在のバッテリー技術の限界を克服し、顧客が革新的な製品の新しい波を起こすためにいかに重要であるかがわかりました。」

DOEのコンテストの第1段階には8つのプロジェクトがあるが、これらは技術設計とマイクロバッテリーの回路図の審査に基づいて選ばれた。こうした設計や回路図は特定の用途に使用され、商業利用以外でのその性能を発揮するものである。各受賞企業には、賞金75,000ドル (約1,113万円) とDOE国立研究所による試験サービスが授与され、第2段階 (フェーズ2) に進むことができる。フェーズ2では試作品の性能と安全性、製造準備が評価される。選出プロジェクトについての詳細はこちら。1~3位までが選ばれる。

DOEのエネルギー効率・再生可能エネルギー担当主席副次官補ジェル・マルーシェン (Jeff Marootian)は、「マイクロバッテリーは、クリーンエネルギー製造の拡大とスマートテクノロジーの革新にとって重要度が増しています」と語った。「米国が急速にクリーンエネルギーの未来へと進む中、さまざまな種類のマイクロバッテリーを国産化する力は、2035年までに100%クリーンな電力を実現し、2050年までに炭素排出量をネットゼロにするというバイデン-ハリス政権のクリーンエネルギー目標を達成する上で、非常に重要になるでしょう。」

マイクロバッテリーデザイン賞は、DOEのエネルギー効率・再生可能エネルギー局の先進材料・製造技術室が主導し、 国立再生可能エネルギー研究所が管理している。詳細は マイクロバッテリーデザイン賞のページ ウェブサイトAmerican-Made Challengesにアクセスされたい。フェーズ2コンテストの結果は2025年7月に発表される。

エンサージ・マイクロパワーについて
エンサージは、超薄型で柔軟性、信頼性、根本的な安全性を備えた、ウェアラブル機器やコネクテッドセンサーなどの1~100ミリアンペア時 (mAh) クラスのための初の固体リチウムマイクロバッテリーで、イノベーションのパワーアップ (Energizing Innovation™) を実現している。同社の革新的なエンサージ・マクロバッテリー (Ensurge Microbattery) は、ヒアラブル (補聴器とワイヤレスヘッドフォン)、デジタルおよびヘルスウェアラブル、スポーツおよびフィットネスデバイス、エネルギーハーベスティングを使用して日常生活に電力を供給するIoTセンサーソリューションなど、フォームファクタに制約のあるアプリケーションに最適なエネルギー密度の高い充電式製品を実現する。シリコンバレーの中心部に位置する同社の最先端の製造施設は、特許取得済みのプロセス技術と材料革新をロールツーロール生産方法のスケールと組み合わせて、エンサージ技術の利点を確立された市場と拡大する市場にもたらす。

本情報は、ノルウェー証券取引法 (Norwegian Securities Trading Act) 第5条の12に基づく開示義務の対象である。

問い合わせ先
インベスター・リレーションズ
メールアドレス:IR@ensurge.com

ラース・エイケランド、エンサージ最高経営責任者 (CEO)
E-mail: lars.eikeland@ensurge.com