ゼナス・バイオファーマ (Zenas BioPharma)、最高事業責任者兼最高財務責任者にジェニファー・フォックス (Jennifer Fox)、研究開発責任者兼最高医学責任者にターニャ・フィッシャー医学博士 (Tanya Fischer, M.D., PhD) を任命し、経営陣のリーダーシップを強化

オベキセリマブが複数の潜在的なI&I適応症の後期臨床試験で前進する中、戦略的かつ経営的リーダーシップの拡大により、ゼナスは成長に向けたポジションを確立


マサチューセッツ州ウォルサム, Dec. 04, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 炎症および免疫領域 (I&I) 指向型治療薬の開発・商業化におけるリーダーとなることを目指すグローバルバイオ医薬品企業であるゼナス・バイオファーマ株式会社は本日、ジェニファー・フォックスを最高事業責任者兼最高財務責任者に、ターニャ・フィッシャー医学博士を研究開発責任者兼最高医学責任者に任命したと発表した。

「私たちは、ターニャとジェニファーを経営陣に迎えることができ、感激しています。」とゼナス・バイオファーマの創設者兼最高経営責任者であるロニー・モルダー (Lonnie Moulder) は語った。「ターニャは経験豊富な医師科学者のリーダーであり、ジェンは経験豊富なヘルスケアファイナンスと企業開発のリーダーです。差別化されたI&I指向性治療薬を世界中の必要としている患者に届けることを目標に、後期臨床開発段階にある複数のグローバルプログラムを進めながら、次の成長段階に向かう中、数十年にわたる業界リーダーとしての経験により、彼女たちはそれぞれ、ゼナスにとってかけがえのない存在となるでしょう。」

フォックス氏は、コーポレートファイナンスとヘルスケア投資銀行業務において豊富な実績を持ち、戦略、資金調達、M&Aに関して数多くの未公開および公開企業に助言を行った経験豊かな財務および企業開発担当のエグゼクティブである。ゼナス入社前、フォックス氏は上場バイオテクノロジー企業であるニューベーション・バイオ (Nuvation Bio) で最高財務責任者を務めていた。彼女は以前、シティグループ (CitiGroup) のマネージングディレクター兼北米ヘルスケアコーポレート&インベストメントバンキンググループの共同責任者を務めていた。シティグループ入社前、フォックス氏はドイツ銀行 (Deutsche Bank)、ベアスターンズ (Bear Stearns)、バンクオブメリカ (Bank of America)、プルデンシャル証券 (Prudential Securities) で投資銀行業務の上級職を歴任した。彼女はマンハッタンカレッジ (Manhattan College) で金融とマーケティングの学士号を取得した。

フィッシャー医学博士は学術界、製薬会社、バイオテクノロジー企業での深い経験を持つ医師科学者であり、神経学や希少疾患などの複数の治療領域において、初期および後期の研究開発プログラムを主導してきた。ゼナス入社前は上場バイオ医薬品会社であるバイオヘブン (Biohaven) で最高開発責任者兼トランスレーショナルメディスンの責任者を務めていた。フィッシャー医学博士はブリストル・マイヤーズスクイブ (Bristol Myers Squibb) で業界でのキャリアをスタートし、EMDセローノ (EMD-Serono)、サノフィ・ジェンザイム (Sanofi-Genzyme)、アルナイラム (Alnylam) の研究開発リーダーを担い、責任が増大した。彼女は神経科医であり、イェール・ニューヘブン病院 (Yale New Haven Hospital) での神経学研修終了後、イェール大学医学部 (Yale University School of Medicine) にて勤務した。ニュージャージー州立医科歯科大学—ロバート・ウッド・ジョンソン医科大学 (University of Medicine and Dentistry of New Jersey - Robert Wood Johnson Medical School) およびラトガース大学 (Rutgers University) でそれぞれ医学博士号と博士号を取得し、栄誉ある「科学者及びエンジニアのための大統領キャリア初期賞 (Presidential Early Career Award for Scientists and Engineers: PECASE)」を受賞した。

ゼナス・バイオファーマについて

ゼナス・バイオファーマはグローバルなバイオ医薬品企業で、世界中で必要としている患者に向けた炎症および免疫 (I&I) 指向型治療薬の開発・製品化分野におけるリーダーになることを目指している。臨床開発能力とグローバルな事業展開で、ゼナスは満たされていない医療ニーズの高い領域において、差別化が可能な自己免疫治療薬のポートフォリオを推進している。同社の経験豊かなリーダーシップチームとビジネスパートナーのネットワークは、自己免疫疾患や希少疾患に向き合う方々の生活を改善するために必要な変革をもたらす可能性がある治療法を提供するために、オペレーショナル・エクセレンスを推進している。ゼナス・バイオファーマについて詳しくは、www.zenasbio.comを参照するか、Twitterのアカウント@ZenasBioPharmaLinkedInをフォローされたい。

オベキセリマブについて

オベキセリマブは、CD19およびFcγRIIbと結合することにより抗原抗体複合体の作用を模倣し、B細胞系の活性を阻害する、第3相治験段階にある二機能性非細胞溶解性ヒト化モノクローナル抗体である。さまざまな自己免疫疾患における数件の初期治験においては、198例の被験者にオベキセリマブが投与された。これらの治験では、オベキセリマブは細胞を枯渇させることなく、B細胞機能の阻害を示し、様々な自己免疫疾患の患者において有望な治療効果をもたらした。ゼナスはゼンコア (Xencor, Inc.) からオベキセリマブの全世界における独占的権利を取得した。オベキセリマブは現在、IgG4関連疾患患者を対象とした国際第3相臨床試験および温熱性自己免疫性溶血性貧血 (wAIHA) 患者を対象とした国際第2/3相臨床試験で研究中である。オベキセリマブの多発性硬化症および全身性エリテマトーデスに対する臨床開発は現在評価中である。

IgG4関連疾患の治療に関する第3相 (INDIGO) 試験についての詳細は、clinicaltrials.gov:NCT05662241から入手可能である。wAIHAの治療に関する第3相 (SApHiAre) 試験についての詳細は、clinicaltrials.gov: NCT05786573から入手可能である。

 

 

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