シグナルFx、同社のクラウド監視プラットフォームに対する需要を高めるために7,500万ドルを調達


カリフォルニア州サンマテオ発 , June 13, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- インフラストラクチャー、マイクロサービス、およびアプリケーションのリアルタイムクラウドモニタリングと観察可能性のリーダー企業であるシグナルFx (SignalFx) は本日、タイガー・グローバル・マネジメント (Tiger Global Management) が主導するシリーズE資金調達で、既存の投資家による参加により7,500万ドル (約81億円) を調達したと発表した。同プライマリーエクイティファイナンスでは、調達総資金が1億7,900万ドル (約194億円) に達し、商品開発と同社の急速な世界的拡大を加速させる。

組織がイノベーションをスピードアップするためにマイクロサービス、コンテナ、Kubernetes、およびサーバーレス機能などのクラウドネイティブテクノロジーにますます注目するようになっている中で、シグナルFxが成長を遂げている。従来の監視ツールではスピード、規模、自動化の新しい要件に追いつくことができないため、シグナルFxの年間売上高は2015年の販売開始以来、170%の累計年平均成長率で増加している。ガートナー (Gartner) によると、2022年までに、世界の組織の75%以上 (現在は30%未満) がコンテナ化されたアプリケーションを現場環境で運用するようになるという。

シグナルFxの顧客リストが成長を遂げ、現在ではeコマース、小売、運輸、エンタープライズ、テクノロジーから金融、消費者製品、そしてヘルスケアまで、さまざまな業界分野および地域における数百社もの市場リーダーブランドが含まれている。顧客には、アクイア (Acquia)、カーボン・ブラック (Carbon Black)、クラウドリーチ (Cloudreach)、フリーチャージ (Freecharge)、ハブスポット (HubSpot)、カヤック (Kayak)、ネイムリー (Namely)、ラッピ (Rappi)、シャッターフライ (Shutterfly)、スクエア (Square)、イェルプ (Yelp) などのクラウドで生まれたハイテク組織と、アムトラック (Amtrak)、アシーナヘルス (athenahealth)、ルルレモン (Lululemon), NBCユニバーサル (NBCUniversal)、ウェアハウス・グループ (Warehouse Group) など、デジタル変革に投資している従来の企業の両方が含まれる。

シグナルFxのCEOであるカーシック・ラウ (Karthik Rau) は次のように述べている。「タイガー・グローバル・マネジメントが、シグナルFxにとって重要な時期に当社チームに加わってくれました。組織がクラウドやデジタル変革のイニシアチブに積極的に投資し、システム管理と監視戦略を再評価している中で、シグナルFxは成長の変曲点を迎えています。この資金調達による追加資本により、業界をリードする製品にさらに多くの投資をすることができるようになり、同時にゴーツーマーケットのリーチを世界中のより多くの組織に拡大することができるようになります。」

シグナルFxは、クラウドインフラストラクチャーおよびアプリケーションを監視するためのストリーミング分析の使用の先駆者であり、先進的なデータ科学を使用して大量のデータを処理し、数秒で正確に行動パターンを識別し異常を警告することができる。11月には、同社はマイクロサービスベースのアプリケーションのトラブルシューティングとトリアージをスピードアップさせるために設計された業界初のリアルタイムアプリケーションパフォーマンス監視ソリューションである「マイクロサービスAPM (Microservices APM™) 」を追加することで、プラットフォームの技術的リーダーシップをさらに高めた。マイクロサービスAPMは、少量のランダムサンプルではなく、すべてのトランザクションを監視し、それぞれの異常について正確にレポートする独自の「ノーサンプル (NoSample™) 」アーキテクチャーを採用している。

シグナルFxは、業界初のDevOps監視プラットフォームの1つであるFacebookのメトリクスベース監視ソリューション (ODS) の当初のデベロッパーらによって2013年に設立された。同社では、過去2年間に経営陣を次のように拡大した。最高執行責任者マーク・クラニー (Mark Cranney)、最高財務責任者マーク・レズニック (Mark Resnick)、エンジニアリング担当上級副社長レオニード・イゴルニック (Leonid Igolnik)、最高マーケティング責任者トム・ブッタ (Tom Butta)、最高人材責任者ローラ・マッキノン (Laura MacKinnon)。

2月に、シグナルFxはポーランドのクラクフに研究開発支援オフィスを開設することを発表し、EMEAとオーストラリアの各地で販売業務を拡大した。世界の従業員数は現在270人で増加中である。

シグナルFxについて

インフラストラクチャー、マイクロサービス、およびアプリケーション向けの唯一のリアルタイムクラウド監視プラットフォームであるシグナルFx (SignalFx) は、クラウド環境内のすべてのコンポーネントにわたるメトリックとトレースを収集および分析している。非常にスケーラブルなストリーミングアーキテクチャーに基づいて構築されたシグナルFxは、高度な分析とデータ科学主体のトラブルシューティングを適用して、オペレーターが問題の根本原因を数秒で発見できるように構成されている。シグナルFxは、ほとんどすべての業界における大手企業によって信頼されている。シグナルFxは、アンドリーセン・ホロウィッツ (Andreessen Horowitz)、チャールズ・リバー・ベンチャーズ (Charles River Ventures)、ジェネラル・カタリスト (General Catalyst)、タイガー・グローバル・マネジメント (Tiger Global Management) の後援を受けている。

詳細情報

問い合わせ先: マイク・モーラー (Mike Moeller)  (408) 439-4169

*ガートナー (Gartner, Inc.)、「Best Practices for Running Containers and Kubernetes in Production (実稼働中のコンテナおよびKubernetesの運用におけるベストプラクティス) 」、アルン・チャンドラセカラン (Arun Chandrasekaran)、2019年2月25日。