ビスタジェット、2019年の好業績を報告し、世界的な現状課題にもかかわらず、2020年の慎重かつ楽観的な見方を示す

同大手ビジネス航空会社は、実績のあるビジネスモデルにより、2019年の堅調な業績に続いて2020年にフライト数16%増加


  • 同社は、コロナウイルスがもたらす課題にもかかわらず、2020年最初の10週間で順調なスタートを記録
  • 米国でのプログラム会員数は増加の一途をたどり、24%増加
  • 特に中東では、会員数26%増、飛行時間24%増、乗客数35%増により好調
  • ビスタ・グローバル・ホールディング (Vista Global Holding) の傘下にある同社は、115の保有ビジネスジェット機と1,700人を超える航空専門家のグローバルネットワークにより、断片化されたビジネス航空セクターのビジネスチャンスをうまく活用

ロンドン発, March 14, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界初で唯一のグローバルビジネス航空会社であるビスタジェット (VistaJet) は、コロナウイルス (COVID-19) がもたらす様々な課題がある中、2019年の堅調な成長および2020年の好スタートについて、市場の最新情報を更新した。

利用客は不安定な時期において他の種類の輸送手段では保証されない、ビスタジェットのセキュリティ、旅行の柔軟性、プライバシーの取り組みを求めており、マルタに拠点を置く同社は、2020年好調なスタートを切っている。2020年1月から現在までの初期の数字は、フライト合計数が前年比で16%増加し、すべての地域において引き続き需要が高いことを示している。米国は今年の最初の2ヵ月間において、全世界でのフライト数の23%という順調な数字を記録している。アジア全体に広がるウイルスの深刻な影響にもかかわらず、アジア大陸からの需要は11%と安定している。

同社は乗客と乗務員を保護するため、パートナー会社とともに追加の措置を講じ、安全およびセキュリティ手順を連日さらに強化している。専任のフライト承認および調整チームは、技術、安全、セキュリティの観点から、すべての予約および変更リクエストを評価および承認するために、24時間年中無休で稼働している。同社は、ウイルスの蔓延を抑えるため、コントロール・リスクス (Control Risks) やオスプレイ (Osprey) などの大手専門企業と協力し、人間とAIの両方のインテリジェンスを使用してセキュリティと安全性のアドバイスを得ている。また、メドエア (MedAire) は地上および機内における主要な医療サポートを提供している。すべての乗務員は1日に2回ウイルス感染の兆候をチェックされ、すべての航空機は各フライト後に消毒される。予防措置として、当局がCOVID-19保菌者がビスタジェットの航空機に搭乗したと判断した場合は、当該の機体と乗務員は一時的にサービスの提供を中止することになる。今後の予約において、乗客は追加の旅行書類と健康証明書の記入を求められる場合があり、危険度の高い場所に最近旅行した乗客は搭乗前に体温検査を受ける場合がある。

ビスタジェットおよびビスタ・グローバルの創設者兼会長トマス・フロール (Thomas Flohr) は次のように述べている。「過去数ヵ月間の出来事が示すように、2020年は通常どおりのビジネス展開ではないでしょう。この10週間に記録された大幅な増加には、商業飛行により安全で清潔な代替手段を求めている乗客が含まれていることは間違いありません。当社の基盤には俊敏性と柔軟性があり、コロナウイルスの蔓延が世界に及ぼしている影響に対処する準備ができています。」

「何よりも、乗客と乗務員の最大限の安全とウェルビーイングが最優先事項です。コロナウイルスに関連して絶え間ない進歩を継続することにより、この挑戦に対処するためのインテリジェントかつ革新的な方法を見つけるに至りました。2019年の終わりに最初の症例が報告されて以来、当社はウイルスの流行を監視し、対応してきました。そして、状況の変化に応じて基準を更新するために専門家や当局と日々協力しています。」

同社の2020年のパイプラインは堅調であった2019年から続いており、その間、中核となる戦略的優先事項を大きく前進させ、プログラムメンバーシップを21%増加させ、グローバルにおいて市場シェアを拡大している。

企業の過去の傾向と一致して、ビスタジェットは2019年のフライト数と乗客数が2桁増加している。保有機最適化の新戦略により、上半期の閑散期にも成長を促進し、グローバルにおけるフライト数は前年同期比で12%増加した。2019年第3四半期は、フライト数の28%を占め、もっとも好調となった。

中東専用のオフィスを開設したことにより、同地域のフライト数、乗客数、ビスタジェットプログラムの新規登録数がそれぞれ24%、35%、26%増加し、同社最大の成長を記録した。アラブ首長国連邦は同地域の大半のフライトを占め、フライト数は21%増加した。地域便についてはサウジアラビアにのみリードされ、41%の成長を記録した。

ビスタジェットのプログラムモデルは、米国を拠点とする顧客にとって引き続き有利なソリューションであり、同市場の会員数は24%増加した。一方、アジアの会員数は6%増加し、中国、インド、シンガポールが牽引している。ヨーロッパでは、飛行時間が2018年比で11%増加し、同市場の会員数は23%増加した。同地域でのビスタジェットフライト数の24%を英国が占めており、政治的な不確実性にもかかわらず、英国は引き続きグローバルおよびヨーロッパにおけるビジネスの焦点であることが証明された。

ビスタジェットは継続的に業界の革新とサービスをリードし、あらゆる顧客のエクスペリエンスを向上させるために設計されたプログラムを多く導入している。今年初頭に開始された新しい安全飛行プログラムは、オスプレイ・フライト・ソリューションズ (Osprey Flight Solutions) によるデータ主導のリスク評価技術の採用により、フライト運航ソフトウェアを新たな高みに押し上げた。フォーミュラ1シーズンを通してプライベートジェット旅行の公式サプライヤーとしてスクーデリア・フェラーリ (Scuderia Ferrari) とパートナーシップを結んだことにより、ビスタジェットの最高のスピードと効率性の取り組みが強調されることとなった。航空業界で世界をリードするペット連れ旅行プログラムである「ビスタペット (VistaPet) 」の導入は、ペット連れ乗客向けに最高水準を設定した。同社はまた、「ビスタジェット・ワールド (VistaJet World) 」を発表した。これは、各会員の好みに合わせて調整され、複数都市に立ち寄る旅行アドベンチャー向けのユニークかつ包括的なポートフォリオである。

ビスタジェットの発表によると、2020年から開始されるグローバル7500 (Global 7500) 型機の機体に最初にアクセスできるということである。グローバルプライベート航空マーケットプレイスである、ビスタ・グローバルの「XO」の始動による相乗効果により、当社は、航空機所有による財産リスクを負わない代替手段として、引き続き業界をリードすることになる。

トマス・フロールは次のように続ける。「ビスタジェットのソリューションは、不確実な時期において特に魅力的です。過去12ヵ月間は、ビスタ・グローバルおよびXOにとって重要なマイルストーンでした。当社が成し遂げたこと、そして卓越したサービス、イノベーション、グローバルインフラストラクチャーにおいて業界をリードし続けていることを誇りに思います。当社は2020年の最初の10週間を好調にスタートしました。今後も引き続き、この業界で最高のビジネス航空ソリューションを提供することを楽しみにしています。」

編集者向けメモ
本リリースの内容は、本リリースの公開日時点で入手可能な情報のみに基づいており、2019年通年またはその時点における同社の包括的な財務結果または財政状態ではなく、独立した登録会計事務所が監査、レビュー、または編集したものではありません。したがって、本リリースの財務情報は暫定的かつ未監査であり、同社の決算および監査プロセスの完了時に修正される可能性があります。同社は、法律で開示する必要がある情報を除き、本内容に含まれる情報を更新する義務を負わないものとします。

連絡先
ジェニファー・ファークワー (Jennifer Farquhar) | ビスタジェット | 電話: +44 203 617 3077 | jennifer.farquhar@vistajet.com

ビスタジェットについて
ビスタジェット (VistaJet) は世界初かつ唯一のグローバル航空会社である。銀色の機体に赤線を配したビジネスジェット70機以上を保有している同社は、法人顧客、各国政府顧客、個人顧客を世界187か国間で輸送し、世界の96%の地域を網羅している。2004年に創業した同社は、顧客が航空機所有に伴う責任や資産リスクを負うことなく、保有する全機材にアクセス可能でありながら、利用時間に対してのみ料金を支払うという画期的なビジネスモデルを開拓した。ビスタジェットの代表的メンバーシップである「プログラム (Program) 」では、中距離および長距離ジェット機のフライト時間を購入すれば、いつでもどこでもフライトを利用することができる。

ビスタジェットは、ビスタ・グローバル・ホールディングの傘下にある。同ホールディングは、世界トップレベルのビジネス航空グループであり、最小限の資産でソリューションを提供する独自の企業ポートフォリオを取り入れ、ビジネス航空の主要な側面をすべて網羅している。

ビスタジェットの詳細とニュースについては、vistajet.comを閲覧されたい。

ビスタジェットおよびその子会社は米国管轄下の航空会社ではない。VistaJet US Inc.VistaJet OnlineおよびMobile Servicesは航空便チャーター仲介業者であり、航空機は運用していない。VistaJet Limitedはヨーロッパの航空会社であり、マルタ航空運送事業許可番号MT-17の下で機体記号「9Hの航空機を運用しており、法人番号C 55231にてマルタで法人化されている。ビスタジェット所有で、米国で登録されている航空機は、XOJET Aviation LLCを含む正式ライセンスを認可された米国の航空会社によって運用されている。

この発表に関する写真はこちらで入手可能である。https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/3adf10c9-f425-41db-ab8e-da5c7730987a