グローバルな顧客への機内医療サポート、安全サポートを強化するビスタジェット


すべての乗客の安全性を高めるため、世界的なパートナー、フィリップスおよびMedAireと連携

  • チャーター便航空会社としては初めて、所有する航空機すべてに最新のTempus IC2デバイスを搭載。
  • 乗務員はいつでもどこでもバイタル医療データを測定し、年中無休24時間体制で待機している地上の医療専門家に対してリアルタイムで送信可能。
  • MedAireの医療チームと連動した革新的な医療モニターは、常に医者が隣にいるような状況を再現。

ロンドン発, July 06, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界初にして唯一のグローバルなビジネス航空会社であるビスタジェット (VistaJet) は、お客様の安全、セキュリティ、そして健康の維持を最優先に考えている。同社の航空機を利用する人たちのより一層の安全を確保するため、ビスタジェットはフィリップス (Philips) 系列のRDTおよびMedAireと提携し、いつでもどこでも最新の医療サポートへのアクセスを可能にするTempus IC2モニターを全航空機に搭載する初めてのチャーター便航空会社となった。Tempus IC2は、遠隔医療 (telemedicine) 機能が統合されたバイタルサインモニターであり、非医療関係者がリモート緊急医療用に使用することを前提に設計されている。

今日では、安全要件の高まりに伴って、緊急医療の価値は、質の高い医療支援から一定時間隔離される旅行者の間ではとりわけその重要性を増している。ビスタジェットの国際便へのRDT製Tempus IC2モニターの搭載は、飛行機の乗客および乗務員に対して安心感と具体的な支援を提供する。このモニターによって、ビスタジェットの乗務員はバイタル医療データ・画像を測定し、リアルタイムの音声やビデオとともに、地上にいるMedAireの年中無休、24時間体制の医療チームに、安全に直接送信することが可能となる。世界中どこにいても、乗務員または乗客の飛行中の健康状態に関する指導や助言を受けることができる。

ビスタジェット創業者で会長のトーマス・フローア (Thomas Flohr) は次のように述べている。
「ビスタジェットの乗務員は、すべてのフライト中、自らの健康状態を確認すると同時に、乗客の皆さんに安心感を提供することが可能になりました。モニターからの情報は常時、機密性に配慮しながら、地上で待機する医療の専門家と共有されます。いつも隣に医者が待機しているようなものです。このようにビスタジェットでは、当社の航空機をお選びいただいたすべてのお客様を守るための安全およびセキュリティへの投資は惜しみません。グローバルに活動するすべての事業者は、自社の航空機にこうしたテクノロジーを搭載すべきだと考えます。」

ビスタジェットの航空機へTempus IC2を搭載し接続することにより、フライト中に健康上の問題が発生した乗客への迅速な対応が可能となる。乗務員は、重要な診断情報を簡単に取得して、それをMedAireの医療アドバイザリーサービスであるMedLinkへと転送し、専門的な助言や支援を仰ぐことができる。バイタルサインデータとともに、MedAireの医療専門家と直接連携できることは、診断ミスによって生じる個人的リスクの削減にも効果があり、さらには不要かつコストのかかる医療救助や患者搬送のための迂回飛行の回避にもつながる。

MedAireのグローバル医療責任者、パウロ・M・アルヴェス (Paulo M. Alves) 医師は次のように付け加えた。
Tempusコールを行う際に利用可能なパラメーターは、一般的な集中治療室で行われる検査と基本的には変わりません。MedAireMedLinkの医者がより的確な診断を下すために必要な臨床レベルのデータを提供できるTempus IC2は、医療状況をリモートに管理するうえで不可欠な存在です。」

MedAireでは、体調の悪くなった乗客が、その航空機の最終目的地において必要な治療を受けたり、処方薬を入手したりするための支援も行う。乗客に対して機内では受けられない処置が必要な場合、ビスタジェットのエンドツーエンドのオペレーションチームは、MedAireからの十分な施設が整った病院、またはその病院の最寄りの飛行場についての情報に基づき、飛行ルートや目的地を変更することも可能である。すべての航空会社には、乗客に対して総合的な医療バックアップを提供する義務があり、ビスタジェットによる今回の遠隔医療コンサルタントサービスの採用は、より便利でタイムリーな処置を可能にして、旅行に伴うリスクを最小限に抑えるものである。

ビスタジェットの安全基準およびCOVID-19感染拡大防止策についての詳細は、vistajet.com/safetyを閲覧されたい。

連絡先
ジェニファー・ファークワー (Jennifer Farquhar) | ビスタジェット | jennifer.farquhar@vistajet.com

ビスタジェットについて
ビスタジェット (VistaJet) は世界初かつ唯一のグローバルなビジネス航空会社である。銀色の機体に赤線を配したビジネスジェット70機以上を保有している同社は、法人顧客、各国政府顧客、個人顧客を世界187か国間で輸送し、世界の96%の地域を網羅している。2004年創業の同社は、保有する全機材にアクセス可能でありながら、顧客が航空機所有に伴う責任や資産リスクを負うことなく、利用時間に対してのみ料金を支払うという画期的なビジネスモデルを開拓した。ビスタジェットの代表的メンバーシップである「プログラム」 (Program) では、中距離および長距離ジェット機のフライト時間を購入すれば、いつでもどこでもフライトを利用することができる。

ビスタジェットは、ビスタ・グローバル・ホールディング (Vista Global Holding) の傘下にある。同ホールディングは、世界初のプライベート航空業界エコシステムであり、最小限の資産でソリューションを提供する独自の企業ポートフォリオを取り入れ、ビジネス航空のすべての主要な側面を網羅している。

ビスタジェットの詳細とニュースについては、vistajet.comを閲覧されたい。

VistaJet Limitedはヨーロッパの航空会社であり、マルタ航空運送事業許可番号MT-17の下で機体記号9Hの航空機を運用し、会社番号C 55231の下、マルタで法人化されている。ビスタジェットおよびその子会社は米国管轄下の航空会社ではない。ビスタジェット所有で、米国で登録されている航空機はすべて、正式ライセンスを認可された米国の航空会社 (XOJET Aviation LLCなど) によって運用されている。

この発表に関する写真はこちらで入手可能:

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