Teledyneの新しい高解像度マルチスペクトルラインスキャンカメラの欠陥検出能力は、もはや表面だけにとどまりません。

Teledyne DALSAは、ワンスキャンの欠陥検出能力を高める、Linea ML 8k マルチスペクトルCLHSラインスキャンカメラを発表しました


カナダ、ウォータールー, April 05, 2022 (GLOBE NEWSWIRE) -- Teledyne Technologies [NYSE:TDY] の子会社である Teledyne DALSA は、受賞歴を誇る Linea シリーズの新モデルであるマルチスペクトルCamera Link HS(CLHS)ラインスキャンカメラをリリースしました。この最新の高解像度ラインスキャンカメラは、スペクトル的に独立したRGB(カラー)およびNIR(近赤外線)をそれぞれ出力し、あらゆる材料、部品、製品の表面および内部の欠陥を検出します。非常に検査要求の高いアプリケーションにも対応可能な、比類のない機能を備えています。

「Linea ML 8kマルチスペクトルカメラは、紙幣やパスポートといった高セキュリティ印刷物など、今日ますます高まっている困難な検査アプリケーションの要件を満たす、多くの機能を備えています」と、Teledyne DALSAのシニアプロダクトマネージャー、Xing-Fei Heは述べています。「さらに、RGBチャンネルとNIRチャンネルのスペクトル独立出力の実現によって、半導体ウェハーやプリント基板(PCB)などの製品の表面と内部の両方を1回のスキャンで正確に欠陥検出することが可能になり、ビジョンシステムの設計を大幅に簡素化できます。」

Linea ML 8kマルチスペクトルカメラは、Teledyne DALSAの最新CMOS 8k クアッドリニアセンサー(ピクセルサイズ5x5μm)を搭載し、CLHS光ファイバーインターフェースにより、最大ラインレート70kHz x 4を実現しました。また、電気信号を光信号に変換するSFP+トランシーバー内蔵で、LCコネクターの光ファイバーケーブルへの直接接続が可能です。Teledyne DALSA Xtium™2 CLHSシリーズの高性能フレームグラバーとの併用により、Linea ML 8kマルチスペクトルカメラは、他のLinea MLカメラと同様、業界における、データスループットのブレークスルー製品です。

主な機能:

  • Teledyne DALSAの最新CMOSクアッドリニアセンサー
  • スペクトル干渉を受けない正確な欠陥検出実現のための、スペクトル的に独立したRGBおよびNIR出力
  • 各チャンネルの独立した露光制御による、ホワイトバランスの向上
  • 最速から停止までのシームレスな動作
  • 現場実証済みのデータ信頼性を備えた、次世代Camera Link HSインターフェース
  • 最大300mまで延長可能な光ファイバーケーブルへの直接接続

詳細はLinea ML製品ページをご覧ください。販売についてのお問い合わせは、弊社のお問い合わせページへ、また、製品画像は、オンラインメディアキットへアクセスしてください。

Teledyne DALSAは、Teledyne Vision Solutionsグループに属し、マシンビジョン用デジタル画像コンポーネントの設計、製造、展開において主導的な立場にあります。Teledyne DALSAの画像センサ、カメラ、スマートカメラ、フレームグラバ、ソフトウェア、ビジョンソリューションは、世界中の様々な業界で使用されている数多くの検査システムの中核を担っています。詳細は、www.teledynedalsa.com/imagingからご覧ください。

すべての商標は、各社により登録されています。
Teledyne DALSAは、商標を予告なく変更する権利を有します。

報道関係者お問い合わせ先
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マーケティング部門長
613-736-4077 外線120
電子メール: brooks.riendeau@teledyne.com

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