初のaiWare4 NPU本番環境(プロダクション環境)RTLの出荷を開始

顧客をリードする最新の超高効率第4世代aiWare NPUの生産検証済みRTLの出荷を開始。スケーラビリティ、クロック速度機能の高さ、比類のないコンフィギュアビリティ(設定可能であること)を実証することで条件の厳しいPPA目標を達成可能


ハンガリー、ブダペスト, May 05, 2022 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界を代表するモジュラー自動運転技術サプライヤーの1社であるaiMotiveは本日、顧客をリードする最新世代の超高効率NPU aiWare4の最終生産検証済みRTLの出荷を開始したことを発表しました。出荷された最新のaiWare4 RTLは、旧世代のaiWare3 NPUに比べて最大5倍のパフォーマンスを実現しながらシリコン面積を2倍未満に抑えています。これは実に、aiWare4の1mmあたりの比類のないスケーラビリティ、PPA、パフォーマンスを実証すると同時に、効率性の高いCNN加速を実現する機能群および運用上の「スイートスポット」の拡張も意味します。

「当社のaiWareチームは、aiWare4での完全な自動車の品質の達成を念頭に、記録的な速さで顧客コンフィギュレーション(お客様の設定)を提供できるように当社の生産検証プロセスの改善を何度も重ねてきました。」 aiMotiveのSVPハードウェアエンジニアリングであるMárton Fehér氏は、このように述べました。「当社の最先端のウェーブフロント処理のおかげで、当社の新しいWFRAM技術を駆使できるだけでなくその他にも数多くのaiWare3からのアーキテクチャの進歩を実現しています。つまり、もっとも条件の厳しい自動車推論CNNワークロードで最大95%という高い実行効率を誇る当社のリーダーシップを犠牲にすることなく、当社の主要顧客に対して比類のないPPAを達成することが可能になりました。」

aiMotiveは、顧客からの極めて制約が厳しいPPAを満たすべくaiWare4本番環境(プロダクション環境)RTLの機能群そのものの微調整を可能にし、顧客要件にもっとも適うことを実現しました。aiWareチームは、物理的なタイルベースのレイアウトおよびデータフローの手法を駆使し、14nmプロセスにおける自動車のAEC-Q100 Grade 2温度範囲全域で最大1.3GHzの本番環境(プロダクション環境)RTLのクロック速度を実証しました。また、aiWare4ハードウェアIPは、外部機関の評価によりSEooCとしてASILーBあるいはそれ以上の適格認証を得ています。

aiWare4 NPUは1~256 TOPSにスケールでき、極めて正確なオフラインパフォーマンス推定を特徴とする非常に包括的なSDKのサポートがあります。つまり、お客様はCNNワークロードを正確に見積もり、第1シリコンに比べて最後の最終シリコン性能を5%以内(の精度)で微調整できるということです。

現在、aiWare4ハードウェアIPはライセンスの取得が可能です。詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください:www.aimotive.com/aiWare

aiMotiveについて
aiMotiveは、世界屈指の規模を誇る自動車技術の有力企業で、特定のレベルに限定しない自動運転ソリューションに取り組んでいます。当社は、ソフトウェア、ツール、ハードウェア製品の統合ポートフォリオを提供し、専用のデータ管理ツールでポートフォリオを補完することで、お客様が開発コストとタイムスケールを大幅に削減しながら、社内の専門知識とaiMotiveモジュラー機能を組み合わせて、迅速に生産自動運転機能を開発・展開できるようにしています。当社の製品ポートフォリオは、大量生産プログラムで検証されています。軽量の実行スタックとセンサにとらわれない再利用可能なデータパイプラインは、顧客の上市までの時間を促進します。

aiMotiveは本社をブダペストに置き、オフィスをドイツのミュンヘン、米国のマウンテンビューとデトロイト、日本の横浜に構える非上場企業です。aiMotiveをLinkedInまたは Twitterでぜひフォローしてください。また、Facebookで「いいね!」をお願いします。詳細についてはwww.aimotive.comをご覧ください。

aiMotiveの連絡先:
BenceB Boda
Marketing & Communications Manager
bence.boda@aimotive.com