日機装クリーンエネルギー&産業ガスグループ(Nikkiso Clean Energy & Industrial Gases Group)、カリフォルニア州と韓国で水素ステーション受注


カルフォルニア州テメキュラ, Aug. 25, 2022 (GLOBE NEWSWIRE) -- 日機装株式会社(本社:日本)グループであるClean Energy & Industrial Gases Group(以下、「CE&IG」)は、カリフォルニア州および韓国で12か所を超える水素ステーション (「HFS」) を建設する。今回受注した水素ステーションは、350気圧および700気圧での充填を必要とする乗用車、大型車両、輸送用燃料電池車両向けに、2023年第4四半期から2024年第2四半期に稼働予定。

「カルフォルニア州燃料電池パートナーシップ(「CaFCP」)の特別法人会員で、極低温技術で世界的リーダーである日機装は、水素エコシステムの架け橋となりクリーンエネルギー問題に正面から取り組んでいきます。」こう語るのは、CE&IGのCEOであるピーター・ワグナー氏(Peter Wagner)。

また、日機装インテグレーテッド・クライオジェニック・ソリューションズ(Nikkiso Integrated Cryogenic Solutions)のCEOであるジョセフ・パック氏(Joseph Pak)は次のように語る。「各種関連器具の組立から、ターンキーEPCソリューション(設備一括請負)まで、当社はお客様が今求めているものを柔軟に提供します。」

受注金額は合計でほぼ6,000万米ドルとなる。日機装はカリフォルニア州マリエッタ、カリフォルニア州エスコンディド、韓国釜山、ドイツのノイエンビュルグで、15万平方フィート (14,000m2)以上を水素スペースの量産に充てる。同社の建設する水素ステーションのすべてが、米国水素ハブ市場でいうと、バイ・アメリカン法など、現地のニーズや法規制に合致する。

こうした水素ステーションプロジェクトのみならず、水素サプライチェーンへの参入を強化し、グローバル市場の展開も視野に入れ、さらなる水素関連ビジネスの拡大を目指す。

CE&IGグループについて

CE&IGは日機装(株)グループの一つ。日機装(株)は時価総額14億ドル規模の公開会社。CE&IGの主要五大事業:極低温ポンプ(ACD、Nikkiso Cryo)、加工システム(Cosmodyne)、熱交換システム(Cryoquip)、極低温サービス(世界にサービスステーション20か所)、統合極低温ソリューション・関連製品やプロジェクトの統合管理体制を提供。2020年には、GP- Strategiesの代替燃料部門を買収し、その能力をさらに拡大。この買収により南カルフォルニアにもう一つの主要製造施設が誕生した。なお、同施設では極低温インフラの設計、エンジニアリング、製造、建設、メンテナンスにおける市場リーダーとして知られており、エンジニアリングと許認可から製造、建設、メンテナンスに至るまで提供することが可能となった。

同社は50年以上もの間、クリーンエネルギー産業のリーダーとして市場をリード。「我々の吸う空気がもっとキレイな世界」を目指して、今後も変革を続けていく。水素燃料補給の分野で一流の技術を有する同社は、世界最初の燃料用液体水素貯蔵施設プロジェクトをはじめ、水素関連事業に革命を目指す。詳しくは、www.NikkisoCEIG.comを参照。

詳細については、www.nikkisoCEIG.comおよびwww.nikkiso.comを参照。

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