三菱重工、エメラルドの産業変革ファンドにリミテッドパートナーとして参加


スイス・チューリッヒ発, Aug. 22, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界有数の産業グループである三菱重工業株式会社 (Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.、MHI) が、エメラルド (Emerald) の産業変革ファンド (industrial transformation fund) にリミテッドパートナー (LP) として加わった。 この関与は、クリーンテクノロジー分野における最先端の新興企業との協力を通じて、三菱重工の気候変動と持続可能性に関する大望を前進させることを目的としている。

東京に本社を置く三菱重工は、エネルギー、スマートインフラ、産業機械、航空宇宙、防衛の分野で事業展開するグローバルリーダーである。 2021年10月、同社は「ミッションネットゼロ (MISSION NET ZERO)」を発表した。これは2040年までにその事業とサプライチェーン全体で温室効果ガス排出量ネットゼロ (スコープ1、2、3を含む) を達成するという目標であり、その達成には、さらなるイノベーションが必要となる。 三菱重工の具体的なロードマップには、燃料転換、省エネルギー、電化、CO2の回収・利用・貯留 (CCUS) が含まれている。

特に、欧州大陸の積極的な気候緩和政策によって促進され、急成長している欧州のグリーンテクノロジーのエコシステムとの関与を熱望している。 欧州のイノベーションと持続可能性の岐路における投資リーダーとしてのエメラルドの役割は、三菱重工が大望を遂げるのを支援する上で最適である。

エメラルドのLP企業 (LP roster) には、キャタピラー (Caterpillar)、リープヘル (Liebherr)、ABBなどの世界最大手の産業機器企業が含まれている。 特に日本では、ナブテスコ (Nabtesco) や三菱化学などの大手重工業複合企業と関係を築いている。 クリーンテクノロジーベンチャーキャピタルの先駆者としての長い歴史と厳格な科学的および技術的専門知識により、同社はデジタルと持続可能性の変革のサポートを求める産業企業にとって最適なパートナーとなっている。

三菱重工について

三菱重工グループは、エネルギー、スマートインフラストラクチャ、産業機械、航空宇宙、防衛に及ぶ世界有数の産業グループである。 三菱重工グループは、最先端の技術と豊富な経験を組み合わせて、カーボンニュートラル世界の実現、生活の質の向上、より安全な世界の確保に役立つ革新的な統合ソリューションを提供する。 詳細については、www.mhi.comにアクセスするか、spectra.mhi.comで当社の洞察やストーリーを参照されたい。

三菱重工問い合わせ先

コーポレートコミュニケーション部

mediacontact_global@mhi.com

エメラルド・テクノロジー・ベンチャーズ (Emerald Technology Ventures) について

エメラルドは、産業とテクノロジーの交差点で持続可能な未来を構築する、世界的に認められたベンチャーキャピタル企業である。 2000年に設立された同社は、オープンイノベーションの先駆者であり、多国籍企業に将来の分野や市場に関する豊富な取引フローと洞察を提供している。 エメラルドは、チューリッヒ、トロント、シンガポールのオフィスで10億ユーロを超える資産の管理とアドバイスを行っている。 詳細については、www.emerald.vcを参照されたい。    

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