- 継続的ライセンス契約により、同社の特許技術であるアディオ (ADIO®) およびデータボルト (Data Vault®) が、WBCのスポーツとエンターテインメントのコンテンツでさらに収益化される
- 本コラボレーションにより、認証済みエンゲージメントを原動力とした、拡張可能なマルチイベント収益経路が創出される
- WBCイベントは170カ国以上で配信されている
フィラデルフィア発, Nov. 28, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- IBN提供 -- データ収益化、認証およびデジタルエンゲージメント技術のリーダーであるデータボルトAI (Datavault AI Inc.) (NASDAQ: DVLT) (以下「データボルト」または「同社」) は本日、世界ボクシング評議会 (World Boxing Council: WBC)¹ との契約を締結したことを発表した。 本ソフトウェアライセンス契約により、データボルトの特許取得済みアディオ (ADIO®) 超音波エンゲージメント技術、データボルト (DataVault®)、ヴェリファイU (VerifyU™)、およびインフォメーション・データ・エクスチェンジ (Information Data Exchange: IDE) プラットフォーム²が、2025年の残りの期間と2026年を通じてWBC選手権イベントに導入される。
WBCは、主要なボクシングイベントを認定しており、それらは報道機関およびストリーミングパートナーを通じて170カ国以上に配信されている。プロボクシング界で最も認知度が高く影響力のある認可機関の一つである。 1963年に設立されたWBCは、現代のスポーツの形成において中心的な役割を果たし、選手の安全、競技の公正性、審判、イベント規定に関する世界基準を確立してきた。 WBCの歴史に名を刻む偉大なチャンピオンには、モハメド・アリ (Muhammad Ali)、マイク・タイソン (Mike Tyson)、フリオ・セサール・チャベス (Julio Cesar Chavez)、オスカー・デ・ラ・ホーヤ (Oscar de La Hoya)、シュガー・レイ・レナード (Sugar Ray Leonard)、フロイド・メイウェザー (Floyd Mayweather)、マニー・パッキャオ (Manny Pacquiao) らが挙げられる。
データボルトとWBCは、アディオ (ADIO®) およびIDEのアクティベーションを通じて生み出されるイベント連動収益を等分 (50対50) で分かち合う。
WBCのグローバルな影響力
WBCの主要選手権試合は、テレビ放送、ストリーミングネットワーク、ソーシャルプラットフォーム、会場環境を網羅して運営される。そのため、データボルトはあらゆるチャネルでの認証済みインタラクションをリアルタイムで捕捉することができる。 これらのエンゲージメントはIDEプラットフォームに直接流入し、スポンサー報告、オーディエンスセグメンテーション、アトリビューション分析、イベント後の収益化に向けたコンプライアンス対応データセットを生成することができる。
最近のWBC加盟タイトルマッチは世界中で驚異的なリーチを実現しており、カネロ・アルバレス (Canelo Álvarez) 対テレンス・クロフォード (Terence Crawford) 戦では4100万人の視聴者数が報告されている2。 この大規模なリーチにより、データボルトは、世界最大級のライブイベントエコシステムにおいて、認証済み視聴者のエンゲージメントを捕捉する広範な運用環境を確立できる。
年間を通じてWBCイベントが蓄積されるにつれ、生成されるデータセットは拡張性と耐久性を備えた資産となり、継続的スポンサーシップサイクル全体で商業化が可能となる。 ブランドはより精密にパフォーマンスを評価する能力を獲得し、 権利保有者は検証済みのレポートを受け取る。 データボルトの技術は、データの創出、認証、価値評価、展開という全ライフサイクルを支援する。
データボルトAIのソリューションによるWBCコンテンツの収益化
データボルトのアディオ (ADIO®) およびIDEプラットフォームは、アディオ搭載のサイレントトリガー3、QRコード連動型アクティベーション、スポンサーインタラクション、コンテスト応募、デジタル確認といったファンの参加行動を、検証済みデータオブジェクトに変換する。これらの検証済みデータオブジェクトは、多くの場合リアルワールドアセット (RWA) として分類され、 過去、現在、未来のイベントから得たデータを含む。検証済みデータオブジェクトは、スポンサーや権利保有者に正確なアトリビューション、正確なレポート、透明性の高いエンゲージメント指標を提供するため、測定可能な商業的価値を持つ。
これがイベントレベルの収益化にどう結びつくかを示すため、4000万人の視聴者が集まるチャンピオンシップの試合を例に挙げたい。 この場合、アディオの非可聴トーンをQRベースのキャプチャで強化して得られた視聴者エンゲージメント率がわずか10%であったとしても、約400万件の認証済みインタラクションが生み出される。 業界ベンチマーク⁴によると、認証済みスポーツファンのエンゲージメント価値は、1トランザクションあたり通常1桁から2桁のドルで評価される。したがって、1回のプレミアムイベントは数百万ドル規模のデータセットを生成する可能性を秘めており、将来のキャンペーン全体で価値を提供し続ける。
データボルトAIは、以前の実世界運用²においても、認証済みエンゲージメントの威力を実証している。 過去の実装や成果が将来を保証するわけではないが、リアルタイムでエンゲージメントを把握することで、検証された意図的なインタラクションをいかに拡大できるかが明白になる。 WBCのグローバルな存在により、この効果は増幅され、控えめな参加率であっても、確実かつ持続可能な収益につながる環境が形成される。
経営陣のコメント
WBC会長のマウリシオ・スライマン (Mauricio Sulaimán) 氏は次のように述べている。「データボルトの先進的技術革新を、WBCチャンピオンシップイベントに組み込むことができることを嬉しく思ます。 このコラボレーションにより、世界中の観客にリーチし、理解を深め、エンゲージメントを達成する方法が強化されます。これにより、ファン、選手、そして商業パートナーの皆さまに新たな価値を提供できます。 当組織では常にこのスポーツを向上させる方法を模索しており、これらの新機能は、まったく新しいレベルのつながりと影響力への扉を開いてくれます。」
データボルトのCEOであるナサニエル・ブラッドリー (Nathaniel Bradley) は次のように述べている。「WBCのグローバルな存在は、当社のアディオおよびインフォメーション・データ・エクスチェンジ・プラットフォームにとって強力なパートナーとなります。 データ整合性を強化し、報告をリアルタイムで最適化し、認証済みファンのエンゲージメントから生まれる商業的価値を最大化する技術をご提供できることを嬉しく思います。」
ブラッドリーは次のように付け加えている。「この契約により、データボルトは、世界的に分散したスポーツ環境において、当社の特許技術を実演し、また、同じく重要なこととして、収益化することができます。 WBCとのコラボレーションは、データボルトの中心的使命、すなわち、観客の参加を、測定可能な商業的価値のある、高信頼性のデータ資産に変えるという使命と合致しています。 スポーツおよびエンターテイメント業界全体で、検証済みのエンゲージメントに対する需要が加速する中、このようなパートナーシップは、複合的に作用し、業界の模範となると確信しています。」
世界ボクシング評議会 (WBC) について
世界ボクシング評議会 (WBC) は、プロボクシング界で最も認知度が高く、影響力のある認可団体であり、170カ国以上で世界選手権・地域選手権の試合を統括および監督している。 1963年に設立されたWBCは、現代のスポーツの形成において中心的な役割を果たし、選手の安全、競技の公正性、審判、イベント規定に関する世界基準を確立してきた。
WBCは世界の一流選手権イベントを数多く認可し、主要プロモーター、ネットワーク、委員会、国際スポーツ組織と長年にわたる関係を築いてきた。 マウリシオ・スライマン会長の指揮のもと、WBCは革新を推進し、世界中のファンとの接点を広げるとともに、選手やコミュニティ、国際的なボクシングのエコシステムを支えるプログラムを育成し、このスポーツの発展に貢献し続ける。
詳しくは、www.wbcboxing.comを閲覧されたい。
データボルトAIについて
データボルトAI (Datavault AI™)(NASDAQ: DVLT) は、Web3.0環境において、AI駆動のデータ体験、資産の価値評価および収益化の分野を牽引している。 同社のクラウドベース・プラットフォームは、音響科学部門とデータサイエンス部門の協調を重視した包括的なソリューションを提供している。 データボルトAIの音響科学部門では、WiSA®、ADIO®、スメリアン (Sumerian®) の特許技術を備え、業界初の空間およびマルチチャネル無線HD音声伝送に関する基盤技術を提供しており、音声のタイミング、同期、マルチチャネル干渉除去に関する知的財産を有している。 データサイエンス部門は、Web 3.0とハイパフォーマンスコンピューティングの力を活用し、体験型データ知覚、価値評価、安全な収益化に対応するソリューションを提供している。 同社のクラウドベース・プラットフォームは、スポーツ&エンターテインメント、イベント&会場、バイオテクノロジー、教育、フィンテック、不動産、医療、エネルギーなどを含む複数産業に対応し、HPCソフトウェアライセンス供与を通じて包括的なソリューションを提供している。 インフォメーション・データ・エクスチェンジ (Information Data Exchange®) (IDE) は、現実世界の物理オブジェクトを不変のメタデータオブジェクトに安全に紐づけることで、デジタルツインの実現や名称・画像・相似 (Name, Image and Likeness) (NIL) のライセンス供与を可能にし、誠実性を備えた責任あるAIを促進する。 データボルトAIの技術スイートは完全にカスタマイズ可能であり、AIおよび機械学習 (ML) の自動化、サードパーティ統合、詳細な分析とデータ、マーケティングの自動化、広告モニタリングを提供している。 本社はペンシルベニア州フィラデルフィアに所在する。 データボルトAIに関する詳細は、www.dvlt.aiを参照されたい。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、データボルトAI (以下「データボルトAI」または「同社」) についての、(改訂版1995年米国証券民事訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) およびその他の証券法の意義の範囲内における)「将来の見通しに関する記述」が含まれている。 将来の見通しに関する記述は、現在の期待、見積もり、予測、見通し、ならびに経営陣の信念と仮定に基づくものである。 将来の見通しに関する記述は、「かもしれない」、「可能性がある」、「将来する」、「すべきである」、「期待する」、「計画する」、「予想する」、「できるかもしれない」、「意図する」、「信じる」、「推定する」、「予測する」、「潜在的な」、「継続する」やそれらに類似した用語によって識別されることが多いが、これらの用語が使われていない場合でも、その記述が将来の見通しに関するものではないとは限らない。
本プレスリリースにおける招待の見通しに関する記述には、以下が含まれるが、これらに限定されるものではない。世界ボクシング評議会 (「WBC」) とのSaaS契約で期待される利益に関する記述、今後のWBCイベントにおける同社のアディオ・サイレントトリガー技術およびインフォメーション・データ・エクスチェンジ (IDE) プラットフォームの導入予定、エンゲージメントレベル・コンバージョン率・データ収集量・収益化機会に関する見込み、認証済み視聴者とのインタラクションに伴う収益創出の可能性、データボルトAIプラットフォームのグローバルスポーツ資産・エンターテインメントイベント・放送環境における拡張性、イベント生成データセットがリアルワールドアセット (RWA) として分類される可能性、ならびにデータボルトAIが同社の技術提供を商業化・拡大・強化する広範な計画。
将来の見通しに関するこれらの記述は本質的に不確実なものであり、それらの記述で明示又は黙示されている結果とは実際の結果が大きく異なる原因となる可能性のあるリスク、仮定や不確実性が存在する。 実際の結果が大幅に異なる原因となる可能性のある重要な要因には、以下が含まれるがこれらに限定されるものではない。デジタルエンゲージメント技術に対する市場需要の変化、WBCイベントにおけるアディオおよびIDE導入のパフォーマンス・タイミング・成功、スポンサー・放送局・パートナーがデータボルトAIのソリューションを採用または統合する能力、視聴者参加レベル・コンバージョン率またはエンゲージメント行動の変動、データプライバシーとデジタル資産分類および国際事業に関連する規制上の考慮事項、技術開発・相互運用性・サイバーセキュリティおよびシステム性能に関連するリスク、広告とスポンサーシップおよびメディア主導の収益に影響を与える経済状況または市場状況の変化、随時米国証券取引委員会 (Securities and Exchange Commission: SEC) に提出され、すべてSECウェブサイトwww.sec.govで閲覧可能な、フォーム10-Kでの2024年12月31日終了年度の年次報告書およびその他の報告書に記載されているリスク。
読者は、本プレスリリースの日付当日の状況のみを述べているこれらの将来の見通しに関する記述に、過度に依存しないようご注意いただきたい。 データボルトAIは、適用法令で義務づけられている場合を除き、本リリースの日付以降の事象、状況、または新情報を反映するために、将来の見通しに関する記述を更新、修正、または明確化する義務を負わない。 データボルトAIは、同社の将来の見通しに関する記述において開示した計画、意図、または期待を達成できない可能性があり、将来の見通しに関するいかなる記述も、将来の業績を保証するものと解釈すべきではない。
関連資料
¹ 世界ボクシング評議会 (WBC): https://wbcboxing.com
2 アルバレス対クロフォード戦の視聴者数報告 (Reported viewership for Álvarez vs. Crawford): https://www.espn.com/boxing/story/_/id/46274888/terence-crawford-win-vs-canelo-alvarez-drew-41-million-viewers-netflix-says
3 データボルトAI – アディオ (ADIO®) & IDEプラットフォーム情報 (Datavault AI – ADIO® & IDE platform information): https://datavault.ai
⁴ 認証済みスポーツファンエンゲージメント価値に関する業界ベンチマーク (Industry benchmarks on authenticated sports-fan engagement value): https://www.sponsorunited.com / https://www.sportsbusinessjournal.com
報道関係者向け問い合わせ先
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