Teledyne社は、超高速画像取得向け Xtium3 PCIe Gen4フレームグラバーシリーズを発表


カナダ・モントリオール, Dec. 02, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- Teledyne Technologies(NYSE: TDY)傘下のTeledyne DALSA 社は、次世代のフレームグラバー、Xtium™3 PCIe Gen4 ファミリーのリリースを発表しました。本製品は、高性能産業用アプリケーション向けに最大持続スループットで、すぐに使える画像データを提供するために設計されています。

実績のある Xtium2 プラットフォームを基盤とし、新モデルの Xtium3-CLHS PX8は、PCI Express™ Gen 4.0 インターフェースを介して Camera Link HS®(CLHS)規格をサポートしています。このシングルスロット、シングルケーブルソリューションは、それぞれ 10.3125 Gbps(合計 72.2 Gbps)で動作する最大 7 つの CLHS レーンに対応し、PCIe Gen4 x8 スロットを介して 8.6 GB/ 秒の取り込み帯域幅と最大 13.2 GB/秒のホスト転送速度を実現します。

主な特長とメリット:

  • 高速データ転送   ̶   パケット効率 97% 以上、64/66 ビットエンコーディングを備えたCLHS X プロトコルを採用。7レーンの AOC ケーブルを使用した 30 メートルを超える長距離ケーブルをサポート
  • リアルタイムデータ転送   ̶   受信データを標準の AOC ケーブルを介して最大 12 台のコンピューターに再分配し、分散画像処理を実現
  • 最適化されたパフォーマンス   ̶ PCIe Gen4 アーキテクチャにより、ホストメモリに直接13.2 GB/ 秒の持続スループットを実現し、CPU 負荷を軽減し、画像処理を高速化
  • 幅広い互換性   ̶   エリアスキャン/ラインスキャンカメラ、モノクロ/カラーカメラをサポート。Camera Link HS 向けに優れた性能を提供 (将来のモデルで CoaXPress® をサポート予定)。
  • 高度な画像処理   ̶ Teledyne社の Linea™ HS2 16K カメラのマルチプレーン HDR 処理を実現
  • ソフトウェアサポート   ̶ Teledyne 社の Sapera™ LT ソフトウェア SDK およびサードパーティ製ソフトウェアと完全に互換性があり、シームレスな統合を実現。

Xtium3 シリーズは、最新のマシンビジョンシステムの要求に対応するに設計されており、幅広い産業用途向けに、高い性能、拡張性、柔軟性を提供します。

Teledyne 社の Sapera LT Software SDK による完全なサポートにより、Xtium3 シリーズは、開発者やインテグレーターが最小限のオーバーヘッドと最大限の柔軟性で、堅牢で高速なイメージングシステムを構築することを可能にしてします。

詳細については、 製品ページ をご覧ください。販売に関するお問い合わせは、 お問い合わせページ までお願いします。

Teledyne Vision Solutions は、産業用および科学用イメージング技術の垂直統合型ポートフォリオを世界で最も包括的に提供しています。Teledyne DALSA、e2v CMOS image sensors、FLIR IIS、Lumenera、Photometrics、Princeton Instruments、Judson Technologies、Acton Optics、Adimec は、一つの傘下に結集し、数十年にわたる経験と業界トップクラスのソリューションを背景に、幅広い分野において比類のない専門知識の集積を形成しています。両社は協力して、互いの強みを組み合わせ、活用して、世界で最も深く、最も幅広いセンシングおよび関連技術のポートフォリオを提供しています。Teledyne は、世界規模の顧客サポートと、最も困難な課題にも対応する技術的専門知識を提供しています。当社のツール、テクノロジー、ビジョンソリューションは、お客様に独自の競争優位性を提供するために構築されています。

メディアお問い合わせ先:
ジェシカ・ブルーム
Jessica.broom@teledyne.com

この発表に関する写真はこちらで入手可能: https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/a834e18a-07c3-4500-a00e-14010390bd4f/ja


Teledyne DALSA's Xtium3