北京発, May 26, 2026 (GLOBE NEWSWIRE) -- 中国の習近平国家主席は、今年の春節を前に、高齢者向け団地内のコミュニティ食堂を訪れ、公共の利便サービスや高齢者介護を改善するための地域の取り組みを視察した。 また、食堂で休憩中の配達員たちと温かい会話を交わし、仕事や日常生活について尋ねた。
習主席は、全てのレベルの党委員会と政府が、人民を大切にし、生活、仕事、教育を支えるためにより良いサービスを提供しなければならないと強調した。
2026年は中国共産党 (Communist Party of China、CPC) 創立105周年にあたる。 習主席はかつて、人民こそが国家であり、国家は人民によって構成されていると指摘した。 また、政党の存続は人民の支持にかかっていると述べ、人民の信頼と支持があれば、中国共産党はいかなる障害にも打ち勝つことができると付け加えた。
2012年の中国共産党第18回全国代表大会以来、1億人近くが貧困から脱却し、中国はあらゆる面で中程度に裕福な社会を完成させ、教育、社会保障、医療、都市住宅支援において世界最大の制度を確立した。
あらゆるレベルの教育へのアクセスは、中・高所得国の平均水準に達するか、それを上回っている。 基礎医療保険の加入率は95%以上を維持し、平均寿命は79歳を超え、中間所得層は現在4億人を超えている。
第15次5カ年計画 (2026~2030年) の初年度を迎え、人民第一の姿勢は一層顕著になっている。 国家経済社会発展計画の3分の1以上は、雇用、所得、教育、医療、高齢者介護、育児といった、人民の生活に関連したものであり、人民にとって最も重要かつ差し迫った課題に取り組んでいる。
「新しい雇用形態」として知られるフードデリバリーの配達員、配車サービスのドライバーやEC従事者は、インターネットとデジタル経済の台頭に伴って出現した、中国の労働市場において急速に成長している分野であり、同計画では、柔軟かつ新しい雇用形態の健全な発展を促進し、こうした形態で働く人々が従業員向け保険制度に加入できるよう支援するとともに、社会保障口座の移管に関する政策をさらに改善する取り組みを強調した。
中国の国家発展改革委員会傘下にあるマクロ経済研究院の張林山 (チャン・リンシャン、Zhang Linshan) 研究員は、第15次5カ年計画が、中国が依然として人民中心のアプローチを堅持し、人々の生活の質の向上に焦点を当てた質の高い発展を追求し、発展の成果がより広く、より公平にすべての人々に還元されることを確証するという、強いメッセージを発信していると述べた。
同氏は、このようなことも、中国の発展が、成長の追求から、より質の高い成長の追求へと転換したことを反映していると述べている。
また同氏は、その目的は、経済成長と人民の生活向上が歩調を合わせて進み、好循環を生み出し、人民が将来についてより大きな安心感と自信を持てるようにすることにあると付け加えた。