アレバ・メド、新しい鉛212生産施設を開設

プレイノ市長ハリー・ラロジリェール (Harry LaRosiliere)、アレバ・メドCEOパトリック・ボーデ (Patrick Bourdet) 写真撮影:ジム・ハーンドン (Jim Herndon)


テキサス州プレイノ発 , April 14, 2016 (GLOBE NEWSWIRE) -- アレバ・メド (AREVA Med) は、米国テキサス州プレイノにある第2の高精度鉛212 (212Pb) 生産施設の運営を開始した。この施設はDDPU (国内ディストリビューション・精製ユニット) と呼ばれており、本日の公式開設には、選挙で選ばれた地元の役職者、アレバ・メドの科学諮問委員会、米国及びフランスからのアレバ・グループ並びにアレバ・メドの経営陣が立ち会った。

この発表に付随する写真は、http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/bccb050d-dfc0-46c3-9964-a31bc2f553f4から入手可能である。

鉛212は特徴的な性質を持ち、がん細胞を標的にすると同時に周囲の健康な細胞へのインパクトを抑えることができる数々の画期的かつ有望な研究において、α線放出核種を利用した標的治療 (TAT) のために使用されている。

DDPUは、一元化されたモジュール式工場に、アレバ・メド及びその子会社であり核医学用キレート剤の設計・製造におけるグローバル・リーダー、マクロサイクリックス (Macrocyclics) の米国における活動をまとめることになる。この最先端技術を採用した新しい装置を備えた施設により、アレバ・メドがその製品ラインを拡張し、米国のパートナーや顧客向けの製品やサービスの品質をより高めることができる。生産能力も拡張するため、アレバ・メドでは鉛212を使用する画期的なTATのがん治療の開発をスピードアップする。

プレイノ市長ハリー・ラロジリェール氏は「プレイノ市に、がんの研究に極めて重要な貢献をしているアレバ・メドのような国際企業の米国本社を迎えることができ、とてもうれしく思っています。画期的ながん治療の開発を続けていく中、その成功と今後の拡張を楽しみにしています」と述べた。

アレバ・メドのCEOであるパトリック・ボーデ氏は「当社の独自のモジュール式の米国工場では、当社のがん治療パイプラインを急速に拡張し、アメリカ大陸全土におけるコラボレーションを増強することができます」と付け加えた。

詳細情報については、www.arevamed.com@AREVAmedを参照のこと。

アレバ・メドについて

アレバ・メド (AREVA Med) は、新しいがん治療を開発するために2009年に創立されたアレバ・グループの医療関係子会社である。アレバ・メドは、がん細胞を標的にすると同時に周囲の健康な細胞へのインパクトを抑えることができる画期的なアプローチである、α線放出核種を利用した標的治療 (TAT) で使用されるレアメタル鉛212 (212Pb) を抽出するために同社独自のプロセスを開発した。アレバ・メドは世界一流の科学パートナーと協力しているほか、2012年には新しいアルファ放射免疫療法プラットフォームを開発するためにロシュとのグローバル戦略的アライアンスを結んだ。

 


            

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