マクドナルド、2025年までに容器包装の100%を再生可能、リサイクル、または認証済み資源で作り、全レストランでリサイクルを可能にする目標


イリノイ州オークブルック発, Jan. 16, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- マクドナルド (McDonald's、NYSE: MCD) は本日、容器包装を改良して廃棄物を大幅に削減し、同社を利用している世界中の地域社会に良い影響を与える目標を発表した。

2025年までに、マクドナルドの顧客用容器包装の100%で再生可能、リサイクル、または認証済み資源を使用し、特に森林管理協議会 (Forest Stewardship Council) の認証を優先する方針である。また、マクドナルドでは全レストランで2025年までに顧客用容器包装をリサイクルするという目標を打ち立てた。同社は、リサイクルのインフラや規制、消費者の行動が世界の各都市や国によって異なることを理解した上で、ソリューションに貢献し、強力な変化を促進することを目指している。

このことは、2020年までに繊維ベースの容器包装の100%でリサイクルまたは森林破壊がないことが認証されている資源から取得されたものを使用するというマクドナルドの既存の目標を強化している。

マクドナルドのサプライチェーンとサステナビリティの最高責任者であるフランチェスカ・デビアーゼ (Francesca DeBiase) は次のように述べている。「世界最大のレストラン企業である当社は、その規模を活用して有意義な効果を発揮できる良い変化を全世界で促していくという責任を持っています。当社のお客様は、マクドナルドによる対応を希望している第一の環境問題として容器包装のゴミを挙げています。私たちの大目標は、容器包装を減らし、責任ある調達で入手した資源を使用し、使用後に対応可能な素材を使用することで、お客様が希望されている変化を実現し、当社のレストラン以外でもリサイクルの普及率向上に取り組み、よりクリーンなコミュニティの実現に貢献することです。」

これらの目標を実現するために、マクドナルドは業界の一流の専門家、地方政府、環境協会と協力して容器包装やリサイクルの改善に取り組み、また共同してよりスマートな容器包装のデザインを促進し、新しいリサイクルプログラムを導入し、新しい測定プログラムを確立し、レストランのスタッフや利用者を啓蒙している。

環境防衛基金 (Environmental Defense Fund) のEDF+ビジネス (EDF+Business) 担当バイスプレジデントのトム・マリー (Tom Murray) は次のように述べている。「30年近く前に、固体ゴミに取り組み、容器包装の革新をスピードアップするためにマクドナルドとEDFが協力体制を組みました。この取り組みでは、企業と非営利団体のパートナーシップを開拓してきました。現在、マクドナルドは大目標を掲げ、バリューチェーン全体でパートナーと協力して最大の効果を引き出す取り組みを続けています。」

森林管理協議会の理事長、キム・カーステンセン (Kim Carstensen) は次のように述べている。「マクドナルドが森林管理協議会 (FSC) 認証素材を世界規模で優先していることは、世界各地の人々や森林のために良い効果をもたらせる容器包装を利用するという広範囲なコミットメントを実証しています。マクドナルドと、森林や林産物について世界で最も信頼されている認証機関であるFSCとのパートナーシップは、マクドナルドが森林を守るための簡単な方法についてお客様を啓蒙するための独特な機会を生み出しています。」

世界自然保護基金のプライベートセクターエンゲージメント担当シニア・バイスプレジデント、シーラ・ボニーニ (Sheila Bonini) は次のように述べている。「スマートな廃棄物管理は、より良い素材の入手経路、バリューチェーンでの協力強化、お客様とのより良いコミュニケーションから始まります。今日の発表は、私たちの天然資源の寿命を延長できる規模で容器包装とリサイクルのソリューションを開発し、より持続可能な取り組みを促進するための、マクドナルドの強力なリーダーシップを実証しています。」

マクドナルドは、25年近く前にEDFとの画期的なパートナーシップを結み、サステナブルな容器包装に注目し始めた。このイニシアチブでは、パートナーシップを確立してから10年間で約13万6,000トン以上の容器包装を削減し、100万トンの段ボール箱をリサイクルし、廃棄物量を30%削減することができた。2014年に同社はWWFのグローバル森林・貿易ネットワークプログラムに参加し、木材繊維製容器包装を優先するFSCの取り組みを含めた繊維のソーシング目標を設定した。

現在、マクドナルドの顧客用容器包装の50%は再生可能、リサイクル、または認定済み資源で作られており、繊維ベースの容器包装の64%は認証済みまたはリサイクル資源で作られている。また、世界中のマクドナルド・レストランの推定10%は顧客用容器包装をリサイクルしている。

デビアーゼは次のように述べている。「取り組みをより強化し、人類と地球を大切にする責任感のある企業として、より頑張っていきます。」

マクドナルドについて
マクドナルドは、100カ国以上に37,000以上の店舗を構える世界有数のグローバルフードサービスリテール企業である。世界中のマクドナルドのレストランの90%以上は、地域の事業主によって独立所有・経営されている。

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