コロンビアコーヒー生産者連合会 (fnc)、持続可能性と品質に対する重要な賞をコーヒー業界から受賞される

レインフォレスト・アライアンス、コーヒー・クオリティ・インスティテュート (CQI)、スペシャルティ・コーヒー・アソシエーション (SCA) が、コロンビアのコーヒー栽培者を表彰


ボゴタ (コロンビア) , May 17, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- コロンビアコーヒー生産者連合会 (Federación Nacional de Cafeteros de Colombia、FNC) は最近、レインフォレスト・アライアンス (Rainforest Alliance)、コーヒー・クオリティ・インスティテュート (Coffee Quality Institute、CQI)、スペシャルティ・コーヒー・アソシエーション (Specialty Coffee Association、SCA) などのグローバルなコーヒー業界における主要プレイヤーから、持続可能性と品質に対する重要な賞を受賞した。

FNCは、先週5月9日に持続可能性、コーヒー農家の生活向上、森林保全に関する優れたコミットメントに対して、レインフォレスト・アライアンスの「持続可能性の水準を打ち立てた組織に対する賞 (Sustainable Standard-Setters Award) 」を受賞した。

FNCは1927年の創設以来、現在54万家族を超えるコーヒー農家の生活の質の向上に取り組んできた。FNCのCEO、ロベルト・ベレス (Roberto Velez) は受賞にあたり、コロンビアのコーヒー農家を代表して次のように述べている。「コロンビアのコーヒー農家のうち23万6,000以上が何らかの持続可能性基準に適合していることからもお分かりいただけるように、コロンビアのコーヒー農家にとって、持続可能性は存在意義と密接に結びついています。FNCが創設100周年を迎える2027年までには、コロンビアのすべてのコーヒーをサステナブルにすることを切望しています。」

レインフォレスト・アライアンスのCEO、ハン・デ・グルート (Han de Groot) は次のように述べている。「私たちが表彰した個人、地域社会、事業は、気候変動、農村部の貧困、生物多様性の喪失といった重要かつ関連した課題に取り組んでいます。彼らの取り組みは現場において本当の変化をもたらし、農民や森林の地域社会の生活状況の改善に役立っています。」

CQI2018年度リーダーシップ・メダル・オブ・メリット (CQI 2018 Leadership Medal of Merit)

コーヒー・クオリティ・インスティテュート (CQI) は、4月21日にシアトルで開催された年次の昼食会で、FNCが農家の生活改善、持続可能性の促進、コーヒーの品質向上、およびコロンビアのコーヒーセクター全体を強化するために、90年以上にわたり尽くしてきたことに対し、FNCを2018年度「リーダーシップ・メダル・オブ・メリット」の企業カテゴリーで表彰した。

CQIのエグゼクティブディレクター、デイビッド・ロシュ (David Roche) は次のように述べている。「コロンビアのコーヒー栽培業者にとって、品質と持続可能性が単なる最近のトレンドではないことには、FNCの取り組みが大きく寄与しています。これらは、品質による差別化、付加価値、経済的、社会的、環境的な慣行を先導することと共に、90年以上にわたり最優先事項となってきました。」

FNCのベレスCEOは、コロンビアのコーヒー農家全員を代表して次のように述べている。「この賞は、2つの面で栄誉であると感じています。第一に、世界のコーヒー業界においてCQIに対する評価が高いことです。第二に、コロンビアだけでなく、世界各地のコーヒー農家の持続可能性を高める努力をさらに重視し、サプライチェーンにおけるすべての参加者が責任を共有するアプローチをとるようになった重要な時期に受賞したことです。」

CQIは、FNCが重要なイニシアチブを実施し、コロンビアのコーヒーセクターを強化するために先見的な措置をとったことを認めた。CQIはまた、FNCのプログラムは、気候変動への適応、持続可能なコーヒー栽培の促進、世代間の継続性の促進などの課題に農家が取り組むための準備を行うためにも役立っていると述べた。

マノス・アル・アグア (Manos al Agua) SCAサステナビリティ賞 (SCA Sustainability Award) を受賞

4月19日に同じくシアトルで、官民パートナーシップの一環としてFNCが発足させた「マノス・アル・アグア・プロジェクト」は、2018年にスペシャルティ・コーヒー・アソシエーション (Specialty Coffee Association、SCA) の最も重要性の高いサステナビリティについての賞である「2018年度サステナビリティ賞 (Sustainability Award 2018) 」を受賞した。これは、持続可能なプロジェクトのカテゴリーで達成した結果を評価されたものである。

コーヒー産地の河川の流域における統合型水資源管理のための革新的なプロジェクトで、コロンビアにおける反復可能で持続可能な農村開発のモデルであるマノス・アル・アグアの重要性と成果 (農場の節水・処理システムの導入を含む) に対して、この賞が授与された。

SCAのサステナビリティ賞は2004年以来、世界各地においてコーヒーの持続可能性を拡大・促進する革新的なプロジェクトやビジネスモデルを生み出し、他の地域でも類似したイニシアチブを開始するように奨励する企業や組織に授与される。

FNCのベレスCEOは次のように述べている。「マノス・アル・アグアは、コロンビアのコーヒー組織で最大の成績を上げている総合プロジェクトです。」

5年にわたる官民パートナーシップであるこのプロジェクトは、2013年に開始し、FNC、オランダ協力機構 (Dutch Cooperation Agency)、民間企業のネスレ (Nestlé) およびネスプレッソ (Nespresso)、コロンビアコーヒー研究所 (Colombian Coffee Research Center: Cenicafé)、ワーゲニンゲン大学 (Wageningen University)、コロンビア国際協力事業団 (Colombia’s Presidential Agency of International Cooperation、APC-コロンビア) で構成されている。

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