トマス・フロール  - -  さらに2億ドル (約220億円) の投資支援を受けてビスタ・グローバルを立ち上げ、断片化されたビジネス航空市場を統合


  • ビスタ・グローバル・ホールディングはビジネス航空業界統合の計画を立てる
  • グローバルプライベートエクイティ企業、ローヌ・グループがさらに2億ドルの投資を通じて支援
  • ドバイ国際金融センター (DIFC) に本社を構える
  • 完全に統合されたグループは、すべての顧客に必要最小限の資産保有で包括的・総合的なサービスを提供する。 
    • 航空機へのアクセスを確保: 世界中どこでも利用可能なビスタジェットのプログラムでは、必要なフライトを時間単位で購入できる。
    • 専用機: ビスタ・グローバルのビジネス航空向けリースおよび下取りソリューション
    • オンデマンド市場: オンラインで航空機に即時にアクセスできる、シンプルで効率的なテクノロジーベースのフリートソリューション。
    • マーケットプレイスと運航会社向け: エンドクライアントと運航会社の間でのコミュニケーションフロー全体を自動化およびアップグレードする独自の技術。

ドバイ, Sept. 12, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- トマス・フロール (Thomas Flohr) は本日、ビスタ・グローバル・ホールディング (Vista Global Holding、「ビスタ・グローバル」) の立ち上げを正式に発表した。同社はドバイ国際金融センター (Dubai International Financial Centre: DIFC) に本社を構える革新的なアビエーショングループであり、拡散中であるが断片化されたビジネス航空市場の統合を率いる。ビスタ・グローバルは世界で最も包括的なビジネス航空グループであり、消費者と事業のための補完的サービスを提供し、4つの柱に基づいて構築されている。顧客にプライベートフライトのソリューションを提供するための規模とノウハウを備えた最初のグループであり、業界の新しいグローバル・ベンチマークを打ち立てた。

ビスタ・グローバルのフリートは、航空機のアクセス保証付きやオンデマンドのいずれかで、いつでもどこでも2点間のフライトを即刻手配でき、しかも最小限の保有資産で利用可能なソリューションを提供する。さらに、ビスタ・グローバルでは、専用航空機の購入を検討中の顧客に、世界中随所に対応する初のリース・ファイナンスサービスを提供する。ビスタ・グローバルでは、消費者向けと事業向けの提案の他にも、極めて断片化されているグローバル運航会社市場でエンドツーエンドのプラットフォームを提供し、最先端のテクノロジーを通じて顧客へのサービスを向上させるよう運航会社をサポートする。

同グループは、世界中からのグローバルな顧客にサービスを提供している金融の主要中心地であり、ビジネス航空の利用者とも極めて強力な関係を持つDIFCに本社を構える。

トマス・フロールは次のように述べている。「ビスタ・グローバルは、2004年にビスタジェットを創設して以来、私のビジョンでありました。真に新しいもの、すなわち、断片化したビジネス航空業界を産業化し、各種フライトサービス市場を統合する企業を生み出したいと考えました。これは航空業界において歴史的な瞬間であり、斬新な試みです。ビスタ・グローバルは、飛行機、テクノロジー、金融といった全ての面でのビジネス航空サービスをグローバルな規模で全てのお客様に提供する、画期的なサービスです。」

顧客のさまざまなニーズに対応するために、本日3社がビスタ・グローバルの傘下となり、同社は今後更なる買収を行っていく絶好の位置付けにある。

  • ビスタジェット (VistaJet) は、いつでもどこでも世界中のどこからでもアクセスを保証するプレミアムフライヤー向けの専用フリートを備える、大手グローバルビジネス航空ソリューションである。
  • ビスタ・リース (Vista Lease) は、顧客専用機ソリューションのための、世界的な航空機リースおよびファイナンス企業である。
  • テックX (TechX) は、顧客と運航会社の両方にエンドツーエンドのソリューションを提供する最先端の航空テクノロジー企業である。

ビスタ・グローバルの立ち上げは、長期にわたりトマス・フロールの企業を支持してきたグローバル企業、ローヌ・グループ (Rhône Group) によって支えられている。将来の買収の機会活用を検討するにあたり、同金融グループがさらに2億ドル (約220億円) を投資し、ビスタ・グローバルのバランスシートを強化している。

ローヌ・グループの会長兼共同創業者、スティーブン・ラングマン (Steven Langman) は次のように述べている。「ビスタ・グローバルへの投資は、トマス・フロールとの関係と、昨年発表したビスタジェットのサポートをさらに強化しています。ビスタ・グローバルは、ビジネス航空業界を改革し、業界の変化を最大限に活用できる組織であると考えています。ビスタ・グローバルは、そのビジネスモデルと戦略により、市場で優れた地位を確立しています。ダイナミックな業種のパイオニア企業に投資できたことを嬉しく思っています。」

ビスタ・グローバルの最高級フライトサービスは、2004年に設立された業界をリードする航空運航業者のビスタジェットである。同社は、航空機所有に関連する責任やアセットリスクを伴わずに同社フリートの全機材にアクセス可能でありながら、利用時間のみに対して料金を支払うという画期的なビジネスモデルを開拓した。ビスタジェットは、銀色の機体に赤色のラインを施した70機以上の航空機で構成されるフリートを提供し、世界の96%以上の地域へのサービス提供を保証している。

ビスタ・リースは2019年に操業を開始する予定となっている。トマス・フロールおよび航空機リースおよび貿易事業に精通した同氏のチームは、この業界で豊かな経験と高い評判を築き上げ、以前の企業では2012年から2017年の間に15億ドル (約1,650億円) 以上の固定資産相当の航空機の注文、資金調達、デリバリーを行った。ビスタ・リースは、数機のグローバル7500 (Global 7500) 型機の購入オプションを有し、中古航空機セグメントにおけるプリンシパルバイヤーとなり、専用機ソリューションを求めている顧客に直接リース可能なインベントリーの確保で十分な資本力を持つ。同社は、顧客がブローカーからブローカーチェーンを通じて取引することが強いられるといった不必要で旧式のプロセスを一変させ、7,000機を超える超中型・超長距離ジェット機の対象市場を網羅することになる。

テックXは航空テクノロジーの柱であり、50人のテクノロジースペシャリストを有し、既存の独自の技術を基盤として、さらに強化していく。同社のミッションは、企業が顧客を見つけ、予約を管理し、フライトを追跡し、フライトを運航会社と直接予約したりできる一元型のプラットフォームを構築することである。さらに、テックXでは、顧客にパーソナライズされたサービスを簡単に提供できるようになるテクノロジーとデータサイエンスをパートナーに提供する。テックXの対象市場は、世界中でビジネス航空向きに使用されている、全40,000機の固定翼機及びヘリコプターである。

ビスタ・グローバルは、今後3年にフリートを拡大し、世界中の顧客のあらゆるニーズに対応するために、現在の世界的網羅とインフラをより強化していく予定である。

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ビスタ・グローバル・ホールディング
ビスタ・グローバル・ホールディング (Vista Global Holding) は、ビジネスフライトソリューションの世界的リーダーである。同社はドバイに本社を構え、ビジネス航空の主要なすべての機能 (グローバルフライトの提供、航空機リースおよびファイナンス、テクノロジーインフラの革新) を扱う革新的なソリューションを提供する独自の統合ポートフォリオを持つ。

トマス・フロール (Thomas Flohr) が設立した同グループのミッションは、断片化したビジネス航空業界を産業化・統合し、いつでも世界中の至る所で最先端のフライトソリューションと最高の価値を顧客に提供することである。同グループはビスタジェット (VistaJet)、ビスタ・リース (Vista Lease)、テックX (Tech X) を所有しており、3社間での同業界についてのあらゆる面の知識とノーハウを駆使して、ビジネス航空の顧客やプラットフォームに最高のエンドツーエンドソリューション、サービス、テクノロジーを提供する。

ローヌ・グループについて
20年以上にわたる投資経験を持つローヌ・グループ (Rhône Group) およびその系列会社は、55億ドル (約XXX円) の運用資産を有するグローバルオルタナティブ投資運用会社である。同社は欧州全土または米国・欧州の両方で運営している、世界的に成長する見込みのある市場のリーダー的企業を中心に、プライベートエクイティ投資を行っている。ローヌでは、化学薬品、消費者向け製品、食品、梱包、特殊素材、ビジネスサービス、運輸業界など、多様化された銘柄ポートフォリオに投資している。 

本発表に付随する写真は、以下から入手可能である。http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/e886b8da-01a4-4162-af4e-13afabfcc97b 


            

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