カリフォルニア州サンタクララ発, Dec. 06, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 高性能で完全にプログラマブルなネットワーキングソリューションのプロバイダであるベアフット・ネットワークス (Barefoot Networks) は本日、P4プログラマブル・トフィーノ・イーサネット・スイッチ特定用途向け集積回路 (ASIC) ファミリーの第2世代であるトフィーノ2 (Tofino 2) を発表した。

6.5Tb/sのトフィーノASICは、P4プログラマブルスイッチチップが、従来の固定機能デバイスのパワー、性能、およびコストに匹敵することを実証し、同時にエンドカスタマーはネットワーク上で希望のネットワーク動作を初めて定義できるようになった。トフィーノはその可能性を打ち立てたが、トフィーノ2は、高性能とプログラマブル性をさらにその次の段階へと高めている。7nmのプロセス技術により12.8 Tb/sの速度でパケット処理を行うトフィーノ2は、完全なP4プログラマビリティを維持しながら2倍のパフォーマンスを実現し、超巨大データセンター、クラウド、エンタープライズ、サービスプロバイダネットワークのニーズに応えられる最適な選択肢となっている。トフィーノ2とトフィーノは、世界で唯一の完全にプログラマブルなスイッチングチップでもあり、ネットワークアーキテクトは従来の固定機能スイッチをP4プログラマブルスイッチに置き換えることができる。

プログラマブルスイッチが人気になっている理由は何か。クラウドプロバイダは、処理能力と信頼性と安全性を維持するという管理上の課題の両面において、かつてない規模のネットワークを構築している。したがって、ネットワークは以前よりもはるかに急速に進化する必要があり、新機能が次々と導入されている。ほぼすべての大規模なデータセンターが、ルーティング、トンネリング、テレメトリー、ロードバランシングなどのために、ネットワークで独自の新機能をテストしていることは驚くべきことではない。従来のスイッチの進化には何年もかかるが、P4プログラマブルスイッチは数時間で新機能を導入して強化できるため、新しいアプリケーションが急増している。これまでに、ベアフットでは信頼性、可視性、セキュリティ、人工知能と機械学習ワークロード、およびネットワークストレージの向上をサポートする、100件を超える新機能やアプリケーションの導入を可能にしてきた。

トフィーノ2は、インフラビルダーとソリューションプロバイダに大きなメリットをもたらす。

  • 世界初の7nmスイッチASICは、単一のチップで32x400GEを供給し、400Gイーサネット (400GE) を必要とする超巨大データセンターにP4プログラマブル機能の利点をもたらしている。
  • 単一のチップ上で256x10/25/50GEポートの業界最高の基数をサポートし、桁違いのパワーとレイテンシ削減を実現する。
  • トフィーノ2は完全にP4プログラマブルであるため、標準的なラック上部のスイッチからサービスプロバイダのルータに至るまで、または豊富な機能を備えたスイッチアプライアンスまで、さまざまな方法で導入できる。ルーティング、トンネル、およびアクセス制御リスト (ACL) 用などの極めて巨大な抜群の表サイズに対応している。
  • ベアフットの業界基準バンド内ネットワークテレメトリー (In-band Network Telemetry:INT) の強化バージョンであるベアフット・スプリント (Barefoot SPRINT™) のサポートは、ネットワークトラフィックの細かいパケットごとのインテリジェントなリアルタイム可視性を提供する。すべてのネットワーク活動の現状についての情報を提供し、ネットワーク故障の根本原因を突き止める所要時間を短縮する。
  • 複数のスイッチおよびネットワークインターフェイスコントローラ (NIC) チップでサポートされている、成長中の業界全体のP4エコシステムを活用している。
  • 112Gサーデス (SerDes) とシリコンフォトニクスの迅速な統合を可能にするモジュラーアーキテクチャ。

ベアフット・ネットワークスの共同創業者兼チーフ・サイエンティストであるニック・マキューワン (Nick McKeown) は次のように述べている。「トフィーノが2016年に到来するまで、ネットワーキングスイッチASIC20年来余りにわたり変わらず、すべて同じような旧式の機能を使用していました。この業界は旧式のやり方から脱しておらず、新機能を導入するには何年間もかかります。ありがたいことに、ネットワークは変化しつつあります。PISAアーキテクチャに基づく最初のチップであるトフィーノは、新旧のプロトコルをハードウェアからソフトウェアに移動し、ソフトウェアのペースで進化させています。トフィーノがその発端であり、トフィーノ22倍の容量と2倍のリソースで躍進を続けて、唯一の道は進化であることを実証しています。5年以内には、すべてのスイッチがプログラマブルになると予想されます。当社では、ネットワークのプログラミングは、コンピュータのプログラミングと同様に容易であるべきであると考えています。」

「ネットワーキングに対するベアフットのアプローチでパワフルなのは、トフィーノ・イーサーネットスイッチASICにはP4プログラマブルパイプラインが設けられていることです。つまり、アプリケーションのパフォーマンスと可視性を大幅に向上させる、正確な機能を実行できるネットワークノードを構築する自由をもたらしてくれます。ベアフット・トフィーノ2のスイッチシリコンは、その前身である実績豊かなトフィーノ・シリーズをベースにしています。400GEの導入から効率を引き出す能力は必要ですが、スイッチパイプラインを微調整してお客様のために役立つ機能を作成することは、一層重要です。」
ゴールドマン・サックス (Goldman Sachs) マネージングディレクター ジョッシュ・マシュース (Josh Matheus)

「シスコでは、お客様のニーズの高まりに対応し、それを上回る最善のソリューションを作成することで、革新の最前線に立っています。お客様は、引き続きネットワークにおいてより高いスピード、フィードやインテリジェンスを求めています。ベアフット・トフィーノは、現状で最高のソリューションを提供するだけでなく、お客様の直面している複雑な新しい問題も解決できます。当社では既にトフィーノとP4プログラミング言語を活用して、差別化された新製品を市場に投入しています。トフィーノ2が、2019年に登場する新しい400Gイーサネット市場にP4プログラミング機能をもたらしてくれるのを楽しみにしています。」
シスコシステムズ (Cisco Systems)  データ​​センターネットワーキンググループ担当シニアヴァイスプレジデント兼最高テクノロジー責任者、トム・エドサール (Tom Edsall)

「アリババではベアフットととても良い取引関係を持っています。ベアフットの第1世代のP4プログラマブルスイッチシリコンは、当社のネットワークインフラでユーザーのためにアプリケーションをより適切に提供できるようになるカスタマイズ機能を提供します。新世代のプログラマブルスイッチシリコンを活用して、効率と可視性の向上を続けていきます。」
アリババ・インフラストラクチャ・サービス (Alibaba Infrastructure Services) ネットワークインフラ・チーフアーキテクト、デニス・カイ (Dennis Cai)

「テンセントでは、ネットワークで多種多様なアプリケーションやサービスをサポートできることを極めて重視しています。ネットワークには拡張性と弾力性が必要なため、フォワーディングプレーンから定義できるスイッチが必要とされます。ベアフットのP4プログラマブルイーサネットスイッチASICは、これを実現しています。標準的機能や当社独自の機能を実行するスイッチングソリューションを作成できます。フォワーディングプレーンのプログラマビリティは、スケーリングや可視性の向上に役立ち、ネットワークから大きな価値を引き出すことができます。ベアフットのトフィーノ2シリーズスイッチは、現在利用中のP4プログラマビリティの利点を失うことなく、400GEの次のスピードステップに移行するのに役立ちます。
テンセント (Tencent)、ネットワークプラットフォーム部担当ディレクター、ウェイド・シャオ (Wade Shao)

「スイッチのフォワーディングプレーンが行えることを定義する機能は、当社のスーパークラウドインフラの将来を保証する基盤を築くことができるため、当社にとってとても魅力的です。ベアフットの技術は革新的で、ネットワークビルダーや当社のようなオーナーが、自社のニーズに合い、それを超えるネットワークを作り出すことができます。P4プログラマブルなベアフット・トフィーノ2チップセットは、ネットワークへの完全かつリアルタイムの可視性を含むプログラマビリティの利点を引き続き享受しながら、400GEまでの高いデータレートに対応するのに役立ちます。
JDクラウド (JD Cloud) インフラ研究開発担当グループヴァイスプレジデント、フー・キンミン (Fu Qingming)

「ユークラウドのインフラは、ネットワークプログラマビリティを利用できる独自の機能を備えています。P4とベアフット・トフィーノを使用することで、コンピューティングとストレージシステムのニーズに対応するために、ネットワークで画期的なパフォーマンス、規模、および可視性を実現することができました。当社では現在ネットワークで使用されている優れたソリューションをトフィーノで構築しており、まもなくトフィーノ2400GEを展開できるのを楽しみにしています。」
ユークラウド (UCloud) 運営管理プラットフォーム担当ジェネラルマネージャ、ワン・カイ (Wang Kai)

AIと機械学習の普及に伴い、ネットワークで根本的に異なったタイプのアプリケーショントラフィックが発生し、異なったネットワークアーキテクチャが必要とされます。さらに、AIからの新しいトラフィックは極めて予想が難しく、帯域幅要件が大幅に高くなります。100Gbit/sのサーバアクセスポートと400Gbit/sがアグリゲーション/コアで標準となり、12.8Tb/sのスイッチングチップがその次の標準になります。ベアフットのトフィーノはパフォーマンスとプログラマビリティを妥協なく提供できることを実証しました。トフィーノ2の発売は、数々の新しいネットワークアプリケーションの先駆けとなるP4プログラマビリティを維持しながら、画期的なスピードを実現します。」
650グループ (650 Group) の創業者兼テクノロジーアナリスト、アラン・ウェッケル (Alan Weckel)

「ドメイン固有のアーキテクチャと言語の台頭により、信号処理、グラフィックス、ストレージの分野における重要なスケーラビリティと効率の問題が解決されました。ベアフットのトフィーノ・ファミリのプログラマブルスイッチチップは、PISAおよびP4により、ドメイン特有のアーキテクチャおよび言語の利点をネットワーキング業界にもたらしました。トフィーノは、相対する固定機能シリコンよりも優れた性能と低消費電力を提供することを実証しており、性能を妥協せずにプログラマビリティを提供します。トフィーノ2は、モジュール式チップアーキテクチャを使用して400Gイーサネットにこれらの利点をもたらし、パワーと価格の効率を約束します。
ザ・リンリー・グループ (The Linley Group プリンシパルアナリスト、ボブ・ウィーラー Bob Wheeler

ベアフット・ネットワークスのCEO、クレイグ・バラット Craig Barratt は次のように述べている。「人工知能、機械学習、分散型フラッシュストレージ、サーバレスコンピューティングをサポートするために急激な帯域幅増加が必要とされることから、2022年までに400Gbpsイーサネットが超巨大なクラウドネットワークとデータセンターの標準になると予想されています。ベアフットでは、本日の発表により、ネットワークアーキテクトがクラウド、エンタープライズ、およびパブリックネットワークを変貌させるために必要としているテクノロジーとツールを提供することで、需要の一歩先を歩んでいることを実証しています。」

P4プログラマビリティ
P4データプレーンのプログラマブル機能により、ネットワークオーナーとインフラパートナーは、新しいクラスの高性能データプレーンアプリケーションを実装し、直ちにトフィーノで導入することができる。ベアフットの顧客は、P4で基礎からアプリケーションを作成し、トフィーノで実行するようにコンパイルすることで、独自の機能を作成することができる。あるいは、ベアフットが提供およびサポートしているswitch.p4のような、構築済みのプログラムを使用することも可能である。

ベアフットP4スタジオ (Barefoot P4 Studio™) は、顧客がトフィーノ用にP4で独自の機能を作成できるソフトウェア開発ツールである。企業、超巨大データセンター、通信会社、ワイヤレスプロバイダは、パフォーマンスを損なうことなく新機能や要素を導入することができる。このことにより、固定機能シリコンをベースとしたソリューションと比類のない競争優位性が生み出される。

P4とベアフットのP4プログラマブル・トフィーノ・スイッチシリコンファミリーは、斬新で革新的なネットワーク機能やアプリケーションで、カンブリア爆発のような劇的な展開をもたらした。ネットワークのプログラミングは、コンピュータのプログラミングと同じくらい簡単になりつつある。

発売状況
トフィーノ2スイッチシリーズをサポートするベアフットP4スタジオソフトウェア開発環境 (Barefoot P4 Studio Software Development Environment: SDE) は、現在世界中で入手可能であり、データプレーンとコントロールプレーンソフトウェアの設計と開発を開始できる。ベアフット・トフィーノ2スイッチASICは、2019年上半期に顧客向けにサンプルが出荷される。製品についての詳細は、以下で閲覧可能である。https://www.barefootnetworks.com/products/brief-tofino-2/.オープンソースのP4プログラミング言語は、 https://p4.org/から無償で入手可能である。

ベアフット・ネットワークスでは、顧客の1社であるシスコを迎えて対話をできたことを光栄に思っている。ビデオはこちらで閲覧可能である:https://vimeo.com/304243835.

ベアフット・ネットワークスは、12月4日から6日にONFコネクト (ONF Connect) に出席し、ベアフット・トフィーノとトフィーノ2を基盤とするプラットフォームを展示し、超巨大データセンターやサービスプロバイダのユースケースを含む様々なトピックを紹介する。イベントについて詳しくは、セッションスケジュールを閲覧されたい。ベアフット・ネットワークスとの面談を希望の報道陣およびアナリストは、barefoot@10fold.comまで連絡されるか、またはブース#12を来訪されたい。

Barefoot Networksthe Footロゴ、TofinoCapilanoDeep InsightSPRINTP4 StudioP4 Insightは、Barefoot Networksの商標である。

ベアフット・ネットワークスについて

ベアフット・ネットワークス (Barefoot Networks) は、ソフトウェアで定義されるフォワーディングプレーンを持ち、性能を妥協しないスイッチシリコンを構築したテクノロジーの2年間にわたる開発を経て、2016年に発足した。ベアフットは、ネットワークオーナーとそのインフラストラクチャパートナーが、特定の要件を満たす設計、最適化、革新を行い、競争上の優位性を得られるようにしている。P4プログラミング言語と高速プログラマブルスイッチを組み合わせることで、コンパイラ、ツール、およびP4プログラムのエコシステムを作成し、P4に誰もがアクセスできるようにした。同社はシリコンバレーに本社を構え、アリババ (Alibaba)、デル・テクノロジー・キャピタル (Dell Technology Capital)、グーグル (Google Inc.)、ゴールドマン・サックス・プリンシパル・ストラテジック・インベストメンツ (Goldman Sachs Principal Strategic Investments)、ヒューレット・パッカード・パスファインダー (Hewlett Packard Pathfinder)、テンセント (Tencent) などの戦略的投資家および、アンドリーセン・ホロビッツ (Andreessen Horowitz)、ライトスピード (Lightspeed)、セコイア・キャピタル (Sequoia Capital) などの一流ベンチャーキャピタル企業から後援を受けている。詳しくは、以下を閲覧されたい。 https://barefootnetworks.com/

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記事に関する問い合わせ先
アリソン・フラッド (Alison Flood)
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