三安光電のLED、「CES 2019」見本市で家電製品のディスプレイトレンドを実現

同社のミニLEDと先進マイクロLEDチップを使用した最新の製品をトップメーカーが発表


中国廈門市発, Jan. 10, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界有数の発光ダイオード (LED) エピタキシャルウェハーおよびチップのメーカーである三安光電 (SANAN OPTOELECTRONICS CO., LTD.) は、テレビやデジタルディスプレイ、スマートフォン、スマートウォッチ、拡張現実 / 仮想現実 (AR / VR)ゴーグル、ゲーム用ノートパソコンの数社のパネルメーカーが、同社の最新のミニLEDおよび先進マイクロLEDチップを搭載した新製品を2019年国際家電見本市 (2019 Consumer Electronics Show: CES) において今週披露したことを発表した。2017年にCESでRGBミニLEDの技術がデビューして以来、同社はその量産で業界をリードし、27の特許出願と主要なパートナーシップを含むマイクロLEDの研究開発の進歩と生産力投資により、そのポートフォリオを強化してきた。

ミニLED技術の成熟度は増していて、ディスプレイパネルのメーカーは、映画館用スクリーンや導入間近になっている自動車用など、幅広い消費者向け用途で実装している。100〜200マイクロメートルの小型ユニットサイズのミニLEDは、ローカル調光機能を備えた高密度バックライト設計を実現しており、ノッチや曲線型のフォルムなどのスタイリッシュな機能を備えた超薄型、超小型デザインの作成に役立つ。ディスプレイ技術としては、伝統的な液晶ディスプレイ (LCD) のアプローチと比較してより高い彩度、コントラストと解像度で超高輝度、高ダイナミックレンジ (HDR) を実現しながら、優れたエネルギー効率を提供している。マイクロLEDは革命的な次世代技術となると見込まれており、個々に駆動される自発光ピクセルと、さらに小型化されたフォルムを通じて画質を飛躍的に向上させる。

三安光電のCEOであるサイモン・リン (Simon Lin) は次のように述べている。「ミニLED市場では素晴らしい成長が期待されています。CESでの製品発表で採用度が高まっていることが確認できて大変嬉しく思っています。業界ではミニLEDがもたらす主な利点である省エネ性の向上と高性能を最大限に活用しています。当社のLEDチップの中核事業の成功と製造インフラおよびスケールメリットを通じたコスト競争力を組み合わせることで、ミニLED市場への参入障壁の高さを克服することができました。私たちはこの技術の革新をさらに推進することに注力し、市場からの大量の需要をサポートすることが可能な立場にありますので、革新的なLEDディスプレイの次世代の要求を満たすために、研究開発とマイクロLED生産の生産能力の拡大も行っています。」

同社はさまざまなエレメントサイズ、寸法、および光出力 (Light Output Power: LOP) 定格を備え、これらの新用途や市場の動向に最適なRGBディスプレイおよびバックライト用ミニLED製品ラインを提供しており、大量生産能力を備えている。カスタマイズされたフォルムとソリューションも利用可能である。同社はまた、マイクロLED生産のための製造能力と設備も拡大した。詳しくは、三安光電のLEDポートフォリオを参照されたい。www.sanan-e.com/en

三安光電について

三安光電 (Sanan Optoelectronics Co., Ltd.) は2000年11月に創設され、フルカラー、超高輝度発光ダイオード (LED) エピタキシャルウェハーおよびチップ、ならびに窒化ガリウム (GaN) およびガリウム砒素 (GaAs) 化合物半導体をベースとするセル化合物ソーラーセルの研究開発、大規模生産、および販売を行っている。中国福建省の厦門市に本社を構え、上海証券取引所 (SSE: 600703) に上場している。国際品質規格ISO9001および環境管理規格ISO14001の認証を取得した同社は、中国で最初に設立されたLEDメーカーであり、世界で1万人を超える技術担当の従業員を擁している。www.sanan-e.com/en

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リン・チャン (Lin Qiang)
lq@sanan-e.com
ジェローム・ウー (Jerome Wu)
jerome@sanan-e.com