エタ・コンピュート、テッド・テュークスベリー博士を最高経営責任者に指名


カリフォルニア州ウエストレイクビレッジ発, Aug. 07, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- 革新的な新しいプラットフォームをベースに、モバイルデバイスやエッジデバイス向け機械学習の提供に特化するエタ・コンピュート (Eta Compute Inc.) は本日、テッド・テュークスベリー博士 (Dr. Ted Tewksbury ) を最高経営責任者 (CEO) に指名したことを発表した (即日就任)。

テュークスベリー博士は、30年以上にわたって半導体分野におけるテクノロジー事業の構築や発展に従事してきた。エタ・コンピュートに入社する前は、ケーブル、衛星、ブロードバンドインフラストラクチャを対象としたコネクティビティソリューション業界のトップ企業、エントロピック・コミュニケーションズ (Entropic Communications) で、マックスリニア (MaxLinear Corporation) に買収されるまで社長兼CEOを務めていた。それ以前は、インテグレーテッド・デバイス・テクノロジー (Integrated Device Technology) で社長兼CEOとして、ワイヤレス充電、電源管理、高性能な高周波 (RF) 製品などの新規成長事業の立ち上げによって、同社の業績回復に大きく貢献した。  また、同博士は自動車、産業、医療分野向けアプリケーションの半導体ソリューションの有数の開発企業であるAMIセミコンダクター (AMI Semiconductor) でも、ONセミコンダクター (ON Semiconductor) に買収されるまで社長兼最高執行責任者を務めていた。この業界でのキャリアを開始した当初は、マキシム・インテグレーテッド (Maxim Integrated)、IBM マイクロエレクトロニクス (IBM Microelectronics)、アナログ・デバイセズ (Analog Devices) の各社でエンジニアリングおよびマネージメント関連の幅広い職位を経験した。マサチューセッツ工科大学 (MIT) で、電気工学の理学士号、理学修士号、博士号も取得している。過去には世界半導体連盟 (Global Semiconductor Alliance) の役員であった。現在は、マックスリニアおよびジャリエット・テクノロジー (Jariet Technologies) の取締役を務めている。

テュークスベリー博士は次のように述べている。「エッジコンピューティング市場は、モノのインターネット (IoT) の拡大と、電力制約の厳しいローカル環境におけるリアルタイムの意思決定のニーズによって、急速に拡大しています。エタ・コンピュートのマイクロパワー・マシン・インテリジェンス・プラットフォームは、推論あたりの消費電力が最小であり、バッテリーの交換、充電、使用が不可能な場所でのアプリケーションには最適です。同プラットフォームは、さまざまな製品への機械学習の統合を目指しているお客様やパートナー様から熱い支持を得ています。」

ウォルデン・インターナショナル (Walden International) 会長であり、WRVIキャピタル (WRVI Capital) ゼネラルパートナーであり、かつエタ・コンピュート役員でもあるリップ・ブー・タン (Lip-Bu Tan) は次のように述べている。「博士の卓越したリーダーシップは、エッジコンピューティング分野で大きなチャンスをつかもうとする同社に、さらなる発展をもたらしてくれるものと期待しています。」

エタ・コンピュート取締役会会長のヘマント・カナキア (Hemant Kanakia) は次のように語る。「わずか3年で、弊社はインテリジェント・エッジ・コンピューティングの新たなスタンダードを打ち立てました。今後は、博士が加わることで、次なるレベルへのステップアップが楽しみです。半導体業界における博士の経験は、必ずや弊社の長期的な成長につながると信じています。」

詳しくは、EtaCompute.comを閲覧するか、info@etacompute.comまでメールで問い合わせされたい。

エタ・コンピュートについて

エタ・コンピュート (Eta Compute) は、ネットワークエッジにおけるインテリジェントデバイスの普及により、プライバシーやセキュリティを犠牲にせずに、日常生活の安全性、健康、快適さ、便利さを向上するというビジョンのもと、2015年に設立された。同社のDIAL™テクノロジーは、電力消費が世界最小の埋め込み型コンピューティングプラットフォームで、ポータブルデバイス向けのイベントドリブンの機械学習と機械インテリジェンスをサポートするには最適なアーキテクチャである。2018年には、ARM TechConにおいてデザイン・イノベーション・オブ・ザ・イヤー (Design Innovation of the Year) およびベスト・ユース・オブ・アドバンスト・テクノロジーズ (Best Use of Advanced Technologies) を受賞した。

問い合わせ先:
コリドー・コミュニケーションズ (Corridor Communications, Inc.)
フィリス・グラボット (Phyllis Grabot)、805.341.7269 / phyllis@corridorcomms.com