経営学修士課程入学審査協議会、会員として新たにビジネススクール4校を選択

GMACの使命遂行を鑑みて、多様な地域より新たに加盟校を追加


バージニア州レストン発, Dec. 10, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- 主要なビジネススクールが加盟する国際的な協議会である経営学修士課程入学審査協議会 (Graduate Management Admission Council™: GMAC™) は本日、新たに会員となった4校を発表した。新たに加盟したのは、ハルト・インターナショナル・ビジネススクール (Hult International Business School)、マーストリヒト大学経営経済学部 (Maastricht University, School of Business and Economics)、サバンジュ大学サバンジュ・ビジネススクール (Sabanci University, Sabanci Business School)、トリニティ・カレッジ・ダブリンのトリニティ・ビジネススクール (Trinity College Dublin, Trinity Business School) で、これに伴い、GMACの総会員数は229となった。

GMAC会員は、同協議会理事会が管理する招待限定プロセスで審査される。指名を受けた候補校は包括的な申請プロセスに参加し、スクールに必要なツールと情報を提供し、人材を発掘し、相互に評価するというGMACの使命の遂行に継続的に取り組んでいく。

GMAC会長兼CEOのサンギート・チョウフラ (Sangeet Chowfla) は、次のように述べている。「世界各地に質の高いビジネススクールが数多くあれば、修士・博士号の獲得に国境はなくなります。  新たにGMAC会員を迎えることを大変うれしく思っており、この機会に当協議会はより国際化されることになります。  各校は、それぞれの経験を通じて独自の知見と専門知識を蓄積しており、私たちの使命に多大な貢献が期待されます。」 

同協議会の会員となるには、会員基準を満たすほか、GMACの使命遂行への貢献を誓約することが求められる。

ハルト・インターナショナル・ビジネススクール
ハルト・インターナショナル・ビジネススクールは、非営利教育機関の草分けであり、米国で初めてトリプルクラウンを獲得したビジネススクールである。フィナンシャル・タイムズ (Financial Times) 誌、ザ・エコノミスト (The Economist) 誌、フォーブス (Forbes) 誌、ブルームバーグ・ビジネスウィーク (Bloomberg Businessweek) 誌のランキングに入ったほか、学部、大学院、経営幹部の各レベルで教育プログラムを提供し、ボストン、サンフランシスコ、ロンドン、ドバイ、上海、ニューヨークなど、世界各地のキャンパスで米国および英国の学位を授与している。ヨーロッパで最も成功している起業家の1人、バーティル・ハルト (Bertil Hult) が設立、ビジネススキルは実践でしか学べないという信念が同校の基盤である。ハルトのプログラムは、世界各地から集まった学生に初日から実践的な体験を集中的に提供し、雇用者と起業家に最も求められるスキルを磨いていく。ハルトは、GMACとの連携を通じて、今後の課題に即対処できる自信に満ちた有能な卒業生を世界各地のコミュニティに継続的に輩出することを重点としている。 

マーストリヒト大学経営経済学部
マーストリヒト大学経営経済学部では、革新的な教育および研究アプローチを通じて、評価が年々高くなっているビジネススクールである。  オランダに拠点を置くマーストリヒト大学は、その経験を活かして、市場にイノベーションをもたらすというGMACの使命を遂行し、学校と志願者の相互のつながりを支援していく。同校は、サービスの改善と拡張、ならびにビジネススクールとしての多大な取り組みを通じて、毎年優れた多様な授業を提供するというGMACの取り組みを共有している。  さらに、業界の情報と専門知識を活用して、デジタル化、持続可能性、責任などの最新のトレンドを取り入れた経営学教材を作成している。

サバンジュ大学サバンジュ・ビジネススクール
トルコのイスタンブールにあるサバンジュ・ビジネススクール (サバンジュSBS) は、1999年に経営大学院として設立され、後に学部教育にも拡張した。同校は、この地域で短期間のうちに名門ビジネススクールに仲間入りし、ファイナンシャル・タイムズ誌で最高のビジネススクールにランクインした。サバンジュSBSは研究をメインとし、経営学を学ぶ学生と卒業後の職場で現在および今後求められることに対応できるよう、挑戦的かつ革新的なプログラムを幅広く提供している。サバンジュSOMでは、ビジネス界に即した革新的プログラムの開発を重視しており、経営の理論と実践を適切なバランスで組み込み、社会的に責任ある管理者を教育している。さらに、サバンジュSBSは、トルコのGMAC主要校ラウンドテーブル (Key School Roundtable) に参加し、地域全体の貴重な知見を提供している。 

トリニティ・カレッジ・ダブリンのトリニティ・ビジネススクール
トリニティ・ビジネススクールは、ヨーロッパ域内の首都で、グローバルビジネスの拠点であるダブリンの中心にあり、世界有数の研究主導型大学の中心的存在である。同スクールの教育アプローチはプロジェクトベースであり、ビジネスと社会の両方への影響に着目して、国際的な研究と業界の専門知識を取り入れている。また、学生が「道徳的なコンパス」や優れた「倫理的リーダーシップ」を身につけて卒業し、消費者と投資家に対して倫理的姿勢を促進するビジネス戦略を開発できるように支援している。  同スクールはグローバル社会への貢献の一環として、GMACがビジネス教育で卓越性を継続的に提供できるよう支援し、GMACが提供するサービスを拡大および強化できるよう、アイルランドとヨーロッパにおける貴重な知見を提供していく。

GMAC加盟を考慮する学校は、申請プロセスを完了し、入試選考プロセスを継続的に実施する必要がある。さらに、経営管理、経営科目、またはこれと同等の修士プログラムを提供し、GMACの使命を積極的に支援し、GMACの試験または他のGMAC評価を各校の入試または入学プロセスの一環として採用することが求められる。また、会員は理事会の選挙や理事会での審議事項への投票など、GMACの運営に参加する。

GMACについて
経営学修士課程入学審査協議会 (Graduate Management Admission Council: GMAC) は、世界各地の主要な経営大学院進学者が参加し、使命の遂行に取り組む協議会である。1953年に設立され、ビジネススクールと志願者が相互に認識・評価し、つながるためのソリューション創出に取り組んでいる。ビジネススクールと経営大学院コミュニティの代表として活動し、優秀な人材が埋もれることのないよう、高等教育を希望する志願者を導いている。

GMACは、入学志願者の教養を高めるための世界最高レベルの研究、能力開発機会、試験を経営大学院業界に提供している。GMACが主催、管理する大学院経営学修士進学適正試験 (Graduate Management Admission Test™: GMAT™) は、最も広く利用されている経営大学院試験であり、世界中の7,000以上のプログラムによって認められている。その他のGMAC評価には、インド、ナイジェリア、フィリピン、南アフリカの大学院経営プログラム入学に採用されるGMAC™ NMAT®試験、世界160以上のプログラムの入試ニーズに対応するエグゼクティブアセスメント (Executive Assessment: EA) などがある。

経営大学院教育に関するリソースと情報を提供するGMACの主要ポータルサイト (www.mba.com) は、年間600万件ものアクセス数があり、データ駆動型テクノロジーである学校検索 (School Search) マッチングツールとGMASS™検索サービスを通じて、志願者とビジネススクールをつないでいる。  以上のプラットフォームは、GMAC Connectの一部であり、GMACが保有する市場戦略情報、データ、リーチ、志願者のタッチポイントを組み合わせた募集ソリューションを通じて、学生の獲得に役立つサービスを提供している。

GMACの子会社には、英国を拠点とするオンライン出版会社であるBusinessBecauseとMBAツアー (The MBA Tour) がある。BusinessBecauseは、学生が検討および選択する段階で適切なビジネススクールを特定するのに役立つコンテンツを提供し、MBAツアーは世界各地で経営学教育を重点とするイベントを開催し、ビジネススクールがグローバルに募集活動ができるよう支援している。

GMACはグローバル組織で、中国、インド、シンガポール、英国、米国に事務所を置く。GMACの活動について詳しくは、www.gmac.comを閲覧されたい。

報道関係者向けの問い合わせ先:
GMACメディア広報ディレクター、ジェフリー・バサイ (Geoffrey Basye)
+1 (703) 668-9799またはgbasye@gmac.com